いよいよ終盤戦へ突入するリーグワン
リーグワンは終盤戦に突入し、激しい順位争いが展開している。
昨年12月13日に始まった5シーズン目を迎える「NTTジャパンラグビー リーグワン」。ディビジョン1では。3月7日に雪で順延されていた一戦が行われた。その結果、相模原ダイナボアーズが東京サンゴリアスに35-14で勝利。これにより、全12チームがレギュラーシーズンの18試合中、10試合を終えた。
リーグワンのリーグ戦は各チーム残り8試合。『ByeWeek』(休みの週)を挟んで3月14日(土)から再開するが、今後終盤に入っていく中で、プレーオフ進出争いが熾烈を増していく。と同時にトライランキング、得点王争いなどの競争にも注目してほしい。

昨年の世界最優秀選手HOマルコム・マークス(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)-斉藤健仁撮影
リーグワン順位表 ※第10節終了時点
1位 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ:勝点44(9勝1敗)
2位 コベルコ神戸スティーラーズ:42(9勝1敗)
3位 埼玉パナソニックワイルドナイツ:41(9勝1敗)
4位 東京サントリーサンゴリアス:31(6勝4敗)
5位 リコーブラックラムズ東京:27(6勝4敗)
6位 東芝ブレイブルーパス東京:25(5勝5敗)
↑ プレーオフ出場圏内 ↑
7位 静岡ブルーレヴズ:16(3勝7敗)
8位 トヨタヴェルブリッツ:15(3勝7敗)
9位 三重ホンダヒート:15(3勝7敗)
10位 三菱重工相模原ダイナボアーズ:14(3勝7敗)
11位 浦安D-Rocks:12(3勝7敗)
12位 横浜キヤノンイーグルス:7(1勝9敗)
首位争いは9勝1敗の3チーム
三つ巴の首位戦線とプレーオフの展望
まず、6位以内が出場できるプレーオフ争いから見ていきたい。第10節終えて上位3チームが9勝1敗で並んでいる。その中で、ボーナスポイントの差で、昨季準優勝のクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(勝点44)が首位に立つ。さらに、2位にはコベルコ神戸スティーラーズが勝点42で追う。覇権奪回を狙う埼玉パナソニックワイルドナイツは、勝点41で3位と好順位だ。
昨季は6位の勝点が40で、16試合制だったそれ以前の3シーズンも6位は44~45点だった。今季も勝点50を積み上げればプレーオフ圏内の6位に入るのは確実だろう。1、2位に入れば、プレーオフで日程的にも試合数的にも有利となるため、優勝するために1つでも良い順位でリーグ戦を終えたい。
スピアーズの強さと充実戦力
王座奪還を狙うスピアーズは第6節に、2連覇中の王者・東芝ブレイブルーパス東京に敗れた。しかし、第2節には東京サントリーサンゴリアスに過去最多得点となる79-20と大勝。今シーズンここまで好調を維持している。得失点差もリーグトップの226点だ。
PR(プロップ)為房慶次朗、SH(スクラムハーフ)藤原忍ら、日本代表候補11人は最多。昨年の世界最優秀選手である南アフリカ代表のHO(フッカー)マルコム・マークスを筆頭とした強力FW(フォワード)も強力だ。そのうえ、元オールブラックスのFB(フルバック)ショーン・スティーブンソンも攻守で際立つ。したがって、見る限りスピアーズに大きな隙はない。

強力なFWで首位に立つクボタスピアーズ船橋・東京ベイ‐斉藤健仁撮影
スティーラーズの快進撃と若手の台頭
2位にはスティーラーズがつける。開幕戦ではスピアーズに僅差で敗れたが、第2節以降は9連勝を飾った。オールブラックスのNO8(ナンバーエイト)アーディー・サヴェア、CTB(センター)アントン・レイナートブラウンだけでなく、共同主将LO(ロック)ブロディ・レタリックが好調。
さらに新人のSH上村輝樹(帝京大学卒)、WTB(ウィング)植田和磨(近畿大学卒)、アーリーアントリーで出場しているFB上ノ坊駿介(天理大学4年)といった若手も躍動し、66トライはリーグトップ。今季終了後、オールブラックスの指揮官に就任するデイブ・レニーHC(ヘッドコーチ)の下、リーグワン初優勝をうかがう。

デイブ・レニーHC(左)とブロディ・レタリック主将-斉藤健仁撮影
ワイルドナイツの安定感
3位にいるのはワイルドナイツ。リーグワン開幕後、優勝、準優勝、準優勝、4位と最も成績が安定している。一方で、今季はロビー・ディーンズ監督が一歩引いてエグゼクティブアドバイザーに。BK(バックス)コーチだった金沢篤氏がHCに昇格した。

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