GWどこ行く?2026年は伊勢日帰り旅!

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リコーブラックラムズ東京 ペレナラを先頭に練習から引き上げるブラックラムズ-斉藤健仁撮影
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リコーブラックラムズ東京の掲げるビジョン‐斉藤健仁撮影

ブラックラムズの掲げるビジョン‐斉藤健仁撮影

街がクラブを応援し、クラブが街に価値を返す仕組みを

リコーブラックラムズ東京が築く「関係性」の変化

現場でその変化を実際に見てきた広報担当の野田朝子さん。「回数が増えたというより、関わり方の質が変わった」という。

イベントに『参加してもらう』のではなく、クラブ自ら『場を作る』。『情報を届ける』のではなく、『関係性を築く』。『応援される存在』から、『ともに価値をつくる存在』へとクラブの立ち位置が変わりつつあるというわけだ。

選手たちも手応えを実感している。日本代表候補のWTB(ウィング)メイン平は「(地域密着活動を通して)観客数が増え、街中でも声をかけられることが増えた。小さな積み重ねが確実につながっている。」と話す。

加えて、FL松橋も「オフフィールドの活動がチームのビジョンと一致している。チーム愛が深まり、出場機会に関わらず選手に一体感が生まれている。」と話す。

チームフラッグが揺れるスタンド‐斉藤健仁撮影

チームフラッグが揺れるスタンド‐斉藤健仁撮影

競技力と街づくりを並行させるクラブの哲学

現在のチームの順位や地域との関係性の深化は、クラブにとって大きな前進だが、それはあくまで通過点だ。西辻GMは、「競技力の向上と、地域との関係構築が並行して進むことにこそ意味がある。」と強調する。

「ラグビーが強くなってきたことは、もちろん大きいが、結果が出ることで、地域との相乗効果も生まれている。ただし、今がピークではなく、ここからさらに伸ばしていきたい。今やっている取り組みを『種』とするなら、それをしっかり育てていきたい」。

そして、「クラブとしては、『人づくり』だけでなく『街づくり』を重視している。街の中で、街がクラブを応援し、クラブが街に価値を返す。その関係性を作ることが、結果として人の育成にもつながる。」と話す。

自身もOBで、スタッフで活躍した後、2020年からGMとなった西辻氏‐斉藤健仁撮影

自身もOBで、スタッフで活躍した後、2020年からGMとなった西辻氏‐斉藤健仁撮影

プレーオフ出場はその第一歩

さらに西辻GMは、「世田谷区には約100万人の人口がいる。しかし、その全員がスタジアムに足を運んでいるわけではない。地域との接続をどう強めていくか、まだまだやれることは多い。」と話す。

そして、「世田谷との関係をさらに深めて、ラグビー面でもさらに上位に食い込む。その両方を同時に進めていくことが、クラブの方向性。」とビジョンを示した。

チームとして結果を追うことはもちろんだ。加えて、世田谷に密着したクラブとしても価値を積み上げていく。そのプロセスこそが、持続的、継続的なブラックラムズの在り方だ。そして、それが強さにつながっていくという考えだ。

「毎年課題が見つかり、それを改善していくサイクルが続いています。」と西辻GMが話す。このように、「ラグビー×地域」の好循環がラグビー面の強化、そして地域との関係を深め、連帯を強めていくことは間違いない。

チーム初のプレーオフ進出が現実味を帯びてきた。その中で、リコーブラックラムズ東京は存在感、価値もさらに上げていきたい。地域やファンに恩返しするためにも、リコーブラックラムズ東京はプレーオフトーナメントに出場したい。そして上位に進出を果たしたい。

ファンやチアリーダーの花道の中、入場するSO中楠。マスコットの「ラムまる」くんも人気だ‐斉藤健仁撮影

ファンやチアリーダーの花道の中、入場するSO中楠。マスコットの「ラムまる」くんも人気だ‐斉藤健仁撮影

■記者プロフィール
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。2012年から2015年までエディー・ジャパン全54試合を現地で取材。ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「ラグビー語辞典」(誠文堂新光社)、「今こそ行きたい 欧州サッカースタジアム巡礼」(エクスナレッジ)など著書多数。
≫「X」アカウント
https://twitter.com/saitoh_k
アクセス
駒沢オリンピック公園総合運動場
  • 東海道新幹線 東京駅 - 東京メトロ丸ノ内線(1分)- 大手町駅 - 東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線(23分)- 駒沢大学駅 - 徒歩19分
Journal-ONE投稿記者-斉藤 健仁
取材・文:
斉藤 健仁( 日本 )
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