四国を元気に!高知編 物部川エリアに行こう!

四国を元気に!高知編 物部川エリアに行こう!

TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn

特に、ベテランエース・庄司奈々の安定感は素晴らしく、テンポの良い投球が守備のリズム作りにも一役買っている。上位の豊田織機戦での登板か?今シーズン2敗と相性の悪い日本精工戦での登板か?石村寛監督の選手起用にも注目したい。

伊予銀行はエース・庄司で必勝を期す-Journal-ONE撮影

望月朱里(SGホールディングス)

次に、4位のSGホールディングス。開幕から接戦を落として3連敗と出遅れたが、徐々にペースを上げていった。その後、エースのキャスリン・サンダーコックを中心に、成長した日本人打者たちの活躍で勝ち星を積み上げた。その結果、JDリーグ発足以降4年連続となるプレーオフ進出の射程圏内につけている。

そして、ここまでチームをけん引するのは、昨季にトラックドライバーからJDリーガーに復帰した望月朱里だ。これまで本塁打0ながらも、11打点と勝負強さを発揮し、若い選手たちに良い刺激を与えている。

SGHの精神的支柱・望月朱里の活躍に注目だ-Journal-ONE撮影

加藤愛監督が優勝の条件に掲げる「日本人選手の台頭」を、下支えしているベテラン・望月。精神的支柱として今まで通りの力を発揮すれば、間違いなくSGホールディングスの地元2連勝も見えてくる。

三輪さくら(SHIONOGI)

最後に、5位のSHIONOGI。昨季164 イニングスを投げて19勝、チームを初のプレーオフへと導いた絶対的エース・三輪さくら。実際に、今季も他チームのエースたちと互角の勝ち星「11勝」を挙げている。そのエースに、昨シーズンと同様の成績を求めるのは酷だろう。

しかし、それでも残すは2試合、松田光監督の投手起用に注目が集まるところだが、年々力を付けてきている打線の奮起にも期待したい。

二人三脚で歩んできた松田監督と三輪さくら‐Journal-ONE撮影


結びに:この週末、ソフトボールの熱狂を体感しよう!

繰り返すが、対象3チームのファンはもちろんJDリーグファンすべてにとっても、最終節の京都ラウンドは見逃せない展開となる。

西地区3位争いは、まさに「一球で運命が変わる」ドラマの連続。選手たちの真剣勝負、チームの意地、そしてファンの声援が交錯する京都ラウンドは、JDリーグ2025のハイライトとなること間違いなし。

左から加藤愛監督(SGH),石村寛監督(伊予銀行),松田光監督(SHIONOGI)-Journal-ONE撮影

京都ラウンドはわかさスタジアム京都で開催。1日3試合が行われ、チケット1枚でその日の全ての試合が観戦できる。また、JDリーグ公式サイトではライブ配信も実施される。

ぜひ、わかさスタジアム京都での観戦、またはライブ配信での視聴を通じて、JDリーグ、女子ソフトボールの魅力を存分に味わってほしい。

■記者プロフィール
編集部-矢澤
1995年早大卒、JR東海で国内外からの観光誘客に関する企画・宣伝を主に、百貨店、レンタカー、旅行代理店、広告代理店でも働く。趣味はスポーツ観戦と旅行。メジャーリーグ(MLB)は28球団のBall Parkで観戦済み(全30球団)。
アクセス
わかさスタジアム京都
  • 東海道新幹線 京都駅 - 京都地下鉄烏丸線(3分)- 四条烏丸駅 - 阪急京都線準急(5分)- 西京極駅 - 徒歩(6分)
取材・文:
編集部-矢澤( 日本 )
この記事の関連記事
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn