東京が大盛り上がりを見せるWBC

日に日に来場者が増す東京ドーム-Journal-ONE撮影
各チームの出場条件を整理
オーストラリア
まず、2勝1敗のオーストラリア。9日の韓国戦に勝利をすれば、無条件で1次ラウンド突破が確定する。負けても失点を4点以内に抑えられれば、進出の可能性が高いという状況だった。8日の日本戦では60年ぶりの天覧試合の中、終盤まで侍ジャパンを追い詰めていたオーストラリア代表。一発での得点力の高さがPOOL Cを混戦に巻き込んだ。

オーストラリアは1次ラウンド突破に王手-Journal-ONE撮影
台湾
続いて、2勝2敗の台湾。8日を終了した時点で1次ラウンドの全日程が一足早く終了していた台湾。突破には韓国とオーストラリアの試合結果次第という他力本願の立場となっていた。しかし4試合で19得点を挙げる攻撃力を見せる一方で、失点が20と多く、得失点差ではオーストラリアの方が有利となっていた。
韓国
最後に、1勝2敗と勝ち星が一つ少ない韓国。まず進出必須条件としてはオーストラリア戦に勝利、さらに点差を5点以上つけなければならないというものだった。負けた時点で敗退が決定となるため、崖っぷちの状況。4大会ぶりとなる悲願の1次ラウンド突破へ、韓国代表が最後の戦いに挑んだ。

強みの打線がここで爆発なるか-Journal-ONE撮影
命運がかかった一戦
韓国vsオーストラリア
ついに迎えた運命の戦い。その雄姿を見届けようと、両チームのスタンドは満員いう東京とは思えない雰囲気に包まれた。勝利をしてオーストラリアが突破を決めるか。韓国代表の打線が爆発して4大会ぶりの突破を決めるか。注目の戦いがついに始まった。
試合が動いたのは2回表の韓国代表の攻撃。この回先頭の4番アン・ヒョンミン(#23)がレフトフェンス直撃の安打でいきなり出塁する。続く指名打者の5番ムン・ボギョン(#2)も勢いに乗るように、右中間へ大きな打球を打ち返した。伸びた打球はそのままスタンドに吸い込まれていき、韓国代表が2点を先制。超満員のスタンドが大きく沸き、東京ドームの熱が増した。

主砲の活躍により序盤にリードを奪った-Journal-ONE撮影
さらに韓国代表は3回表にも先頭の2番ジャマイ・ジョーンズ(#15)が左中間へ二塁打を放って出塁。すると3番イ・ジョンフ(#22)、続くムン・ボギョンが連続で右中間を破る二塁打を放って連続追加点。序盤に4点を入れた韓国代表が、難しいと思われた5点差以上という必須条件まで、あと一歩というところまで手繰り寄せた。
投手をつぎ込むオーストラリア
負けられないオーストラリア代表は、序盤からの韓国打線に苦戦を強いられる展開に。3回までに投手4人を送り込み対抗するが、勢いづいた韓国チームはさらに攻め入った。
5回裏、2死から4番アン・ヒョンミンが四球を選んで出塁。すかさず盗塁を仕掛けて二塁に進むと、続く5番ムン・ボギョンがレフトフェンスに直撃する適時打を放って得点。2回表と同じようにクリーンナップ2人の活躍が光るこの試合。これで5点目となり、1次ラウンド突破を射程圏内に入れた。

打って返すという攻撃が韓国代表に勢いをつける-Journal-ONE撮影




















