その秩父宮ラグビー場という名称が、新しいラグビー場でも変わらず使用される。この結論に至ったのは、SMBCグループがトップパートナーになった影響も大きいだろう。男女の日本代表のスポンサードなど、ラグビーに理解の深い企業だ。こういった事情も踏まえての命名されたに違いない。
SMBC中島社長のコメント
三井住友フィナンシャルグループの中島達社長は、大学時代、実際に秩父宮ラグビー場でプレーした経験を持つ。
「ラグビーの聖地である秩父宮ラグビー場が、新たな一歩を踏み出すこの大きな節目。そこに、トップパートナーとして伴走できることを光栄に存じます。」と挨拶を始める。
「ラグビーの聖地としての伝統と格式を受け継ぐ。その上で、ラグビーをはじめとするスポーツ観戦、あるいは音楽のライブ鑑賞を体験できる新しい場所と生まれ変わり、ご来場するみなさまが心から楽しむことができ、様々な挑戦を体感できるように支援していきたい。」と話した。
副名称「SMBC Olive SQUARE」に込めた意味
なお、同社は2023年からデジタル上で、個人向け総合金融サービス「Olive」の提供を開始。そのため、副名称は『SMBC Olive SQUARE』に決定した。
SMBCグループの挑戦の精神を象徴する「Olive」。その『広場』(SQUARE)に多くの人々が集う。スポーツ・エンターテインメントを通じて次世代に向けた新しい体験に出会える場にしたい。そういう 思いが込められた。
この副名称の使用は、2030年の施設運営開始日からとなる。

左から三井住友不動産 植田俊社長、鹿島建設 押味至一会長兼社長、三井住友FG 中島達社長、東京建物 小澤克人社長-斉藤健仁撮影
新秩父宮ラグビー場に期待する選手たち
会見の後、トークショーも行われた。ビデオで出演した日本代表でキャプテンを務めた経験のあるFL(フランカー)リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)は「(東海大学時代から)秩父宮ラグビー場は数えられないほど多くの試合をやってきた思い出深い、大好きな場所です」。
「その秩父宮が新しく生まれ変わるということで、とても楽しみにしています。新しい秩父宮ラグビー場は、屋根付きの全天候型でバーがあったり、ラウンジがあったり、いろいろなファンが楽しんでもらえるスタジアムになると聞いています。ラグビーの魅力を多くの人に広げて、子どもから大人まで世代を超えて、愛されるラグビー場になってほしいし、ぜひ私もプレーしてみたい。神宮外苑がたくさんの人に愛される街になることを願っています」とコメントした。
室内競技場と言う特性を活かして
同じくブレイブルーパスの元日本代表PR(プロップ)三上正貴は「(人工芝で)滑らないということで、すごく良いスクラムが組め、スクラムの反則も減ると思うので、良いラグビーができる」と言えば、日本代表WTB(ウィング)ジョネ・ナイカブラは「新しい秩父宮ラグビー場ができるのが楽しみ。スピードを活かしてトライをいっぱい取れると思います」と声を弾ませた。
また、元日本代表のSH(スクラムハーフ)だった田中史朗さんは、「僕も現役時代に、こういったラグビー場でプレーしたかった。ニュージーランドのハイランダーズでプレーしていたとき、ホームスタジアムが屋根付きでしたが、ファンの方が天候に影響されず、すごく楽しく試合が見られますね」と話した。
すでに、新秩父宮ラグビー場の建設は始まっている。2030年から「東のラグビー聖地」として、今後長年に渡り、新たなラグビーの歴史を刻んでいくことになろう。

ラグビー利用時 提供:秩父宮ラグビー場株式会社
※写真提供:秩父宮ラグビー場株式会社(計画段階のため変更の可能性があります)

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