経験値の不足を補うためには実戦機会の確保が不可欠である。
若手の台頭が示す希望
この日、0₋11と大量得点を奪われた最終回のこと。代打に起用された新人の東香澄が、期待に応えて適時打を放ち、最後まで諦めない姿勢をファンに見せた。
スコアだけ見れば、大垣ミナモファンは落胆するかもしれない。しかし、こういった“成功体験”の積み上げこそが、新生・大垣ミナモに最も必要なことなのだ。敗戦の中にも光はあり、それが未来への布石となる。

ルーキー東が適時打を放ち反撃したミナモ-Journal-ONE撮影
大垣ミナモの成長とV字回復への鍵
理想のソフトボールは、「三塁に走者を置いて犠牲フライが打てるチーム。」と話す望月監督。
「相手が何を考えているのか。球場の空気がどのように動いているのか。こうして、試合の中にたくさんある成功のヒントを得ることが出来れば、もっと打って勝てるチームになるのです。」と、選手の成長に期待を寄せる。
ここには“勝つための再現性”を重視する哲学がある。
この日、チャンスメイクをした愛弟子の井上。試合後、「明るくエネルギッシュな望月監督に代わり、雰囲気はとても良いです。」とチームの今について答えてくれた。
しかし、試合出場の機会を得て、「まだまだ現実は厳しいと痛感している。スキルもメンタルも、一層成長していかなければ。」と決意を語りグランドを後にした。
選手自身が課題を自覚していることは、成長への第一歩だ。

中前安打を放つ井上-Journal-ONE撮影
今シーズン、「最低でも5~7勝は必要。」と語気を強める望月監督。その手腕にV字回復の重荷を託された新生・大垣ミナモ。これからの戦いぶりに注目だ。
再建は一朝一夕では成し得ない。しかし、そのプロセスこそがチームを強くする。






















