JAPANXVの新シーズンが始動。若手中心の33名が日本代表入りを目指す重要な合宿に臨む。
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JAPANXVのメンバー33名を発表
ラグビーワールドカップはいよいよ来年に迫ってきた。その中で2026年のラグビー日本代表活動が始まった。
そのため、5月16日、日本ラグビー協会は5月18~27日に行われるラグビー日本代表に準じる『JAPANXV』の大分合宿に参加するメンバー33名(FW:18人、BK:15人)を発表した。
合宿自体は『JAPANXV』として行われる。加えて、5月22・29日には、33名の選手がさらに選抜されて『日本選抜』となる。その後、2027年ワールドカップに初出場するホンコン・チャイナの選抜チームと強化試合を2試合行う日程だ。
なお、ラグビー日本代表を率いるエディー・ジョーンズ ヘッドコーチは4月のU23日本代表のオーストラリア遠征中の不適切発言で、6月5日まで謹慎中のため、今回の合宿には参加しない。強化試合のヘッドコーチ代理はニール・ハットリー氏(日本代表コーチングコーディネーター)が務めることも合わせて発表された。下記の2試合はファンに無料公開される。
【日本選抜vs.ホンコン・チャイナ選抜】
第1戦:5月22日(金)17:00キックオフ
会場:大分・大分スポーツ公園クラサスサッカー・ラグビー場
第2戦:5月29日(金)10:30キックオフ
会場:福岡・JAPAN BASE

ジョーンズHC(右)と代理HCを務めるハットリー氏‐斉藤健仁撮影
リーグワン7~10位のチームと大学生が参加
JAPANXV 若手中心の33名構成
今シーズン、ラグビー日本代表は、6月27日の『JAPANXV』vs.『マオリ・オールブラックス』の試合を皮切りに、15試合前後が開催される予定だ。来年、オーストラリアで開催されるワールドカップに向けて、日本代表の選手層を厚くするために、ディビジョン1のシーズンが終了したチームの選手23名、そして大学生3・4年生の10名、若手を中心に33名が招集された。
リーグワンの選手たちは、ディビジョン1でプレーオフにも届かず、入替戦にも参加しない7位~10位の4チームから選手が選ばれた(静岡ブルーレヴズ:8人、三重ホンダヒート:7人、トヨタヴェルブリッツ:5人、横浜キヤノンイーグルス:3人)。なお、ディビジョン2・3の選手たちは招集されなかった。

2024-25シーズン、リーグワン新人賞に輝いたSH北村(ブルーレヴズ)‐斉藤健仁撮影
代表経験者と注目選手
33名中、昨年も日本代表として活動したのは、SH(スクラムハーフ)北村瞬太郎(ブルーレヴズ)、SO(スタンドオフ)小村真也(ヴェルブリッツ)、FB(フルバック)サム・グリーン(ブルーレヴズ)の3人のみだった。
上記以外にも、LO(ロック)アイザイア・マプスア(ヴェルブリッツ)、FL(フランカー)古川聖人(イーグルス)、FLマルジーン・イラウア(ブルーレヴズ)の3人もキャップホルダーであり、チームの中軸としての活躍が期待されている。また、34歳と今回のメンバーで一番のベテランWTB(ウィング)山下楽平(ヒート)も過去、代表活動に参加したことのある選手だ。
他にもFW第1列はスクラムの強いブルーレヴズからPR(プロップ)山下憲太、稲場巧、HO(フッカー)作田駿介の3人が選ばれ、BKは、SOの小村、北原璃久のランニングスタンドオフが、WTBは関西学院大学を卒業したばかりの武藤航生(イーグルス)、山口楓斗(ブルーレヴズ)、山下とスピードが武器の選手が並んだ。

一昨年、日本代表活動に参加したFLマプスア(ヴェルブリッツ/右)‐斉藤健仁撮影
JAPANXV U23日本代表から大学生10名が昇格
大学3、4年生の選手たちも10人選ばれた。しかし、10人全員が4月にU23日本代表としてオーストラリア遠征に参加した選手たちとなった。
一方で、オーストラリア遠征後、ジョーンズHCはこう話していた。
「個人の成長を見れば、日本代表で戦える選手を2、3名求めていたところ。そうした選手を見つけられた。みんなにチャンスがある」。
その言葉通り、キャプテンを務めたNO8(ナンバーエイト)中谷陸人(同志社大学3年)、セットプレーでの強みを見せたHO荒川駿(同志社大学4年)。
加えて、テンポ良い球さばきが目立ったSH渡邊晴斗(近畿大学4年)、4試合で先発した攻撃的な司令塔SO伊藤龍之介(明治大学4年)など。

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