「船が宙に浮いて見える」と言われるほど透明度の高い海で知られる柏島。高知県の西南端、大月町の先に浮かぶ周囲約4kmの小さな島です。
日本の海にいる魚の3分の1が集まるともいわれ、足の届く浅瀬でも色鮮やかな魚に出会えるため、シュノーケリング目的で訪れる方が年々増えています。
この記事では、泳げる場所の違いから予約が必要なツアーの内容、料金、アクセス、駐車場のルールまで、初めてでも迷わないようにまとめました。
柏島とは?シュノーケリングが人気を集める理由

柏島の海が特別といわれるのには、地理的な理由があります。泳げる場所も1か所ではなく、目的や同行者によって選び方が変わってきます。
まずは島の成り立ちと海の特徴、そして訪れる前に押さえておきたい基本情報から見ていきましょう。
| 名 称 | 柏島(かしわじま) |
|---|---|
| 所在地 | 高知県幡多郡大月町柏島 |
| 島の規模 | 周囲約4km/人口約400人 |
| 遊泳エリア | 竜ヶ浜(竜ヶ浜キャンプ場)/柏島ビーチ/柏島白浜 |
| 駐車場 | 柏島観光情報発信センター 約170台 7月1日~9月30日は1台500円(期間外は無料) 営業時間 9:00~16:00(天候により早く閉める場合あり) |
| トイレ | 柏島観光情報発信センター(男性用・女性用・身障者用) |
| 更衣室 | なし |
| 車でのアクセス | 高知自動車道・四万十町中央ICから約2時間 中村宿毛道路・宿毛和田ICから約40分 |
| 問い合わせ | 大月町観光協会 0880-62-8133 柏島観光情報発信センター 090-5711-0735 |
黒潮と豊後水道がぶつかるから、魚の種類が桁違い
柏島は、宿毛湾の南に突き出た大月半島の先端に位置し、半島と2本の橋でつながっています。この海域は黒潮の流れと豊後水道がぶつかる場所にあたり、温帯の魚と亜熱帯の魚が同居する特殊な環境が生まれました。
日本の海に生息する魚の3分の1にあたる種が集まるともいわれ、世界でも有数のダイビングスポットとして知られています。シュノーケリングでも、少し潜るだけでサンゴやトロピカルな魚を見られるのは、この環境があってこそです。
シュノーケリングを楽しめるのは島まわりの3エリア
柏島周辺で日帰りの海水浴やシュノーケリングができるのは、竜ヶ浜キャンプ場前の竜ヶ浜、柏島橋の下にある柏島ビーチ、そして遠浅の砂浜が続く柏島白浜の3か所です。
それぞれ入り方も設備も違い、竜ヶ浜は受付と利用料が必要な一方で、コインシャワーが使えます。柏島ビーチは船の航路になっているため、遊泳ブイの内側から出ないことが条件です。どこを選ぶかで当日の動き方が変わるので、次の章で詳しく整理します。
訪れる前に知っておきたい基本情報
柏島には約400人の島民が暮らしており、生活道路がそのまま観光ルートになっています。そのため駐車場所や遊泳エリアには町のルールが設けられていて、知らずに訪れると戸惑う場面もあります。
所在地や駐車場、シャワーの有無といった基本情報は下記の通りです。なお、営業時間や料金は変更される場合があるため、お出かけ前に公式サイトで最新をご確認ください。
柏島でシュノーケリングができる3つの場所

柏島まわりで日帰りのシュノーケリングを楽しめるのは、竜ヶ浜、柏島ビーチ、柏島白浜の3か所です。
どこも同じように見えて、入り方も設備も注意点も異なります。同行者や目的によって向き不向きがあるので、それぞれの特徴を順に見ていきましょう。
| 項 目 | 竜ヶ浜 | 柏島ビーチ | 柏島白浜 |
|---|---|---|---|
| 利用料金 | 日帰り 200円/人 | 無料 | 無料 |
| 利用期間 | 4月1日~10月31日 | 通年(遊泳は夏季が中心) | 通年(遊泳は夏季が中心) |
| 受付時間 | 9:30~16:00 | 受付なし | 受付なし |
| 海底の様子 | 砂浜ではない(マリンシューズ必須) | 橋の下の海岸 | 遠浅の白い砂浜 |
| 駐車場 | キャンプ場の駐車場 | 柏島観光情報発信センター(約200m) | 柏島観光情報発信センター(約500m) |
| シャワー | コインシャワー(5分300円)9:30~15:30 | 島内のシャワー施設を利用 | 島内のシャワー施設を利用 |
| トイレ | あり | 柏島観光情報発信センター | 橋のたもと |
| 器材レンタル | あり(事務所で申し込み) | なし | なし |
| 主な注意点 | 海岸への車の乗り入れ・BBQ・タープ・釣り・銛の持ち込みは禁止/キャンプ予約者が優先 | 船の航路のため遊泳ブイの内側で遊泳/橋からの飛び込みは禁止 | 浜でのキャンプ・BBQは不可/芝生エリアはパラソル等の設営不可 |
| 向いている人 | サンゴや魚をしっかり見たい人、手ぶらで訪れる人 | 駐車場から手軽に海へ入りたい人 | 子ども連れ、泳ぎに自信がない人 |












