最後に『府中』で優勝パレードをしたい
ファンに向けて中村にメッセージをお願いした。
すると、「昔から応援してくださって、本当にありがとうございます。府中で酔っ払った姿を見せたかもしれないですけど(苦笑)。気を遣って声をかけなかったり、違うころで気を遣ってくださったりしてくれて感謝したい。」と話す。
流も前を向いてこう話した。
「若い時からずっと応援していただいています。府中というのはブレイブルーパスとサンゴリアスの2チームがある『ラグビーの街』。街中でラグビーを盛り上げてくれる空気感があり、本当に感謝しています。サンゴリアスが少し優勝から遠ざかっています。一昨シーズン、昨シーズンと東芝さんが優勝して、パレードをやられました。けれども、最後にサンゴリアスでやりたいと思っていて、そのためにがんばりたい」。

次のステージに進むと語る中村‐斉藤健仁撮影
最後のシーズンへ懸ける覚悟とファンへの思い
2人のプレーが見られるのは、10試合ほどとなった。中村は「後輩が『2人が引退するので、最後に勝って終わりましょう。』と言ってくれるのは、非常にありがたい。良い後輩を持ったと思います。今まで通り、できることをやってチームに貢献する。一緒にやっている仲間と楽しい時間にしていきたい」。
流は「移籍したり、海外でプレーしたりオプションもあった。しかし、初めて親に買ってもらったのがサンゴリアスのジャージーだった。昔からの憧れのチームで、もう1回優勝したい、あの喜びを味わいたい。今まで通り、やることは変わらない。毎試合、チームのために全力でやり切って、自分のパフォーマンスでチームを勝たせる。それをグラウンドに見に来てほしい」と意気込んだ。
サンゴリアスは2人の有終の美を飾りたい。そのためには、今シーズンこそプレーオフ決勝に駒を進めることだ。そして、リーグワン初優勝まで駆け上りたい。引退を決めた中村、流は最後までファンのため、サンゴリアスのために身体を張り、走り続ける。

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