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リーグワン 決勝で対戦するのは神戸SとS東京ベイ‐斉藤健仁撮影
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リーグワンの準決勝2試合が行われた。いずれも、攻撃力とフィジカルが激突する白熱の戦いに。その結果、神戸スティーラーズとクボタスピアーズが決勝へ駒を進めた。

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リーグワン準決勝・第1試合の総括(神戸 vs 東京SG)

5月30日(土)と31日(日)、東京・秩父宮ラグビー場で『NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26 プレーオフトーナメント』の準決勝2試合が行われた。

結果は以下の通り。6月7日(日)の決勝には、リーグ戦1位のコベルコ神戸スティーラーズと、昨季準優勝のクボタスピアーズ船橋・東京ベイが進出した。

・コベルコ神戸スティーラーズ(1位) 69-23 東京サントリーサンゴリアス(4位)

・埼玉パナソニックワイルドナイツ(2位) 24-26 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(3位)

リーグワン 決勝で対戦するのは神戸SとS東京ベイ‐斉藤健仁撮影

リーグワン 決勝で対戦するのは神戸SとS東京ベイ‐斉藤健仁撮影

リーグワンで際立った神戸の攻撃力

まずは第1試合から振り返りたい。

リーグ戦1位で準決勝から登場したスティーラーズ。レギュラーシーズンで750得点、112トライと、いずれもリーグトップの数字を残した攻撃力が最大の武器。一方のサンゴリアスも、伝統的にアタッキングラグビーを信条とするチーム。まさに『矛対矛』の激突となった。

サンゴリアスの小野晃征HC(ヘッドコーチ)も、「取られたら取り返す」と意気込んで臨んだ。しかし、ふたを開けてみれば、試合の主導権を握ったのは「テンポとスピード」をテーマに掲げるスティーラーズだった。

スティーラーズは前半からアタックでサンゴリアスを圧倒。その結果、4トライを奪取した。FW(フォワード)が接点で前に出て勢いを生み、その流れの中でBK(バックス)陣が高いスキルを発揮してトライを取り切る。

1年間積み上げてきたラグビーを大舞台で披露したスティーラーズ。1年目のWTB(ウィング)植田和磨、アーリーエントリーから13試合連続出場中のFB(フルバック)上ノ坊駿介らの若手がインゴールを陥れた。

それでも前半は、サンゴリアスも粘り強く戦った。チャンスでトライとPG(ペナルティゴール)を重ね、スコアは24-16。8点差で折り返し、後半へ望みをつないだ。

ゴールを決めるスティーラーズの共同キャプテンSO李‐斉藤健仁撮影

ゴールを決めるスティーラーズの共同キャプテンSO李‐斉藤健仁撮影

神戸スティーラーズの後半爆発と決勝進出

神戸スティーラーズ、後半の猛攻で試合を支配

しかし、後半に入るとスティーラーズのアタックはさらに勢いを増した。サンゴリアスの選手が「タッチフットのようだった」と表現したほどだ。こうして、スティーラーズはテンポを上げ、スペースを突き続けた。

POM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)に選ばれたルーキーSH(スクラムハーフ)上村樹輝。上村が後半最初のトライを挙げると、その後も攻撃の手を緩めず、後半だけで7トライ。守備でもサンゴリアスを後半1トライに抑え、69-23で快勝した。69得点は、リーグワンのプレーオフトーナメントにおける最多得点となった。

サンゴリアスの小野HCは「後半、先に得点を取れれば、ゲームは変わると思っていた。後半の入り、スティーラーズさんがもう1つパワーアップしてきて、止められなかった。」と振り返った。

POMに輝いたスティーラーズの若きSH上村‐斉藤健仁撮影

POMに輝いたスティーラーズの若きSH上村‐斉藤健仁撮影

決勝へ向けた手応えと選手・指揮官のコメント

今シーズン限りで現役を引退するSH流大ゲームキャプテン。

「スティーラーズさんはフィジカルが強く、アタックに強みを持っている。裏表とオプションがあって、脅威になるアタックをしていた。止めるのが難しかった。すべての局面で相手に上回られた。」と悔しさをにじませた。

リーグワンで初の決勝進出を果たしたスティーラーズのデイブ・レニーHC。

「後半は本当に素晴らしいパフォーマンスができた。暑い中でもフィットネスレベルが下がらず、速いテンポでプレーすることができた。相手がついてくるのが難しい状況まで持っていくことができた。自分たちのパフォーマンスを出してくれたと思う。」と納得の表情を見せた。

キャプテンのLO(ロック)ブロディ・レタリックも胸を張った。

「自分たちの規律や、ボールを持った時にしっかりとコントロールできれば、相手にダメージを与えることができると話をした。それを後半、実行できた」。

スティーラーズを支える強力FW陣‐斉藤健仁撮影

スティーラーズを支える強力FW陣‐斉藤健仁撮影

■記者プロフィール
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。2012年から2015年までエディー・ジャパン全54試合を現地で取材。ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「ラグビー語辞典」(誠文堂新光社)、「今こそ行きたい 欧州サッカースタジアム巡礼」(エクスナレッジ)など著書多数。
≫「X」アカウント
https://twitter.com/saitoh_k
アクセス

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  • その他
    駐車場・駐輪場はございません。公共交通機関をご利用ください。
Journal-ONE投稿記者-斉藤 健仁
取材・文:
斉藤 健仁( 日本 )
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