GWどこ行く?2026年は伊勢日帰り旅!

GWどこ行く?2026年は伊勢日帰り旅!

東福岡が高校選抜ラグビー大会で優勝
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn

「久しぶりだから優勝はうれしい。アタックすると言っていたが、この風のコンディションの中で、よくディフェンスもした」。

「(勝利し優勝する)決勝の笛は格別なので、味わってほしかった。春の段階で彼らに取り戻してもらった。選手たちも自信になると思います。」と目を細めた。

東福岡の藤田監督

東福岡の藤田監督-斉藤健仁撮影

東福岡のFL吉川主将はトライも挙げて喜びを現わす。

「うれしい気持ちでいっぱい。自分たちの中でも、桐蔭学園を止められるのは東福岡しかないと思っていた。アップからいい雰囲気で、自分たちでアタックすればいける、と前向きに試合を行うことができた。」と喜んだ。

春に優勝して、久しぶりに追われる立場となる今シーズン。藤田監督は「(東海大大阪)仰星や大阪桐蔭など、全国の強豪との間にはそんなに力の差はない。ただ、ケガ人も何人か福岡に残っている。彼らが、どれだけ追いついてくるか。まだFWが強くなると思うので楽しみです。」と話した。

また、吉川主将は「アグレッシブにどんどんアタックし、東福岡とは試合したくないと思われるようなチームを作っていきたい。この結果に満足せず、しっかり1月7日の花園決勝で優勝できるように、日々練習して成長していきたい。」と先を見据えた。

トライを挙げる東福岡FL吉岡主将-斉藤健仁撮影

トライを挙げる東福岡FL吉川主将-斉藤健仁撮影

多くの課題が見つかった桐蔭学園

春の2連覇はならなかった桐蔭学園の藤原秀之監督は、「接点とセットプレーは完敗だった。うちの弱点というか、冬までの大きな課題なので、やり直さないといけない。事前の準備の深さが足りなかったし、色々と足りないところがあった。」と話した。

続けて、「(今の新3年生は15人制の全国大会で)負けたことがなく、自分たちの代で負けたから、立ち位置はよくわかったと思う。3年生、2年生はもうちょっと頑張らせないといけない。あとは1年生が入って来るので、どういう化学反応が起きるか、というところだと思う。」と淡々と話した。

キャプテンFL堺史道(3年)は「前半は2トライ差で我慢できたが、自分たちが弱かった。」と切り出した。

そして、「取り切れるところで取り切れない部分とか、ミーティングの質の悪さというのが出た。自分たちの弱いところが明確になったし、フィジカルでも前に出られなかったところもある。ウェイトトレーニングなど地道なところを大切にしていきたい。」と前を向いた。

東福岡を中心に展開される今季の高校ラグビー

東福岡の優勝で幕を閉じた今年の高校ラグビー選抜大会。ベスト8に残った東福岡、桐蔭学園、東海大大阪仰星、佐賀工業、國學院栃木、京都工学院、大分東明、大阪桐蔭の8校は、都府県予選で勝ち上がり、花園に出場すればシード校に選ばれるはずだ。

大会全体の印象として、フィジカルと展開力、モールを武器に1試合平均44得点の圧倒的な攻撃力で優勝した東福岡が、花園でも優勝候補筆頭になることは間違いない。

また、東福岡を含めて佐賀工業、大分東明の九州の3校に実力がある。加えて、準優勝の桐蔭学園、東海大大阪仰星と大阪桐蔭の大阪の2校。これらが今シーズンの高校ラグビーを引っ張っていくことになりそうだ。もちろん、京都工学院、國學院栃木、茗溪学園などにも力がある。

佐賀工業も力のあるところを見せた-斉藤健仁撮影

佐賀工業も力のあるところを見せた-斉藤健仁撮影

うれしい選抜大会初出場だった地元の熊谷(埼玉)、神戸(兵庫)、聖光学院(福島)の3校は1回戦、敗者戦ともに勝利することができなかった。ただ、聖光学院は全国の強豪と戦える姿を披露した。また、神戸は1回戦で、熊谷は敗者戦で1トライを挙げて意地を見せた。

地元・熊谷で、創部以来、初の全国大会出場を果たした熊谷-斉藤健仁撮影

地元・熊谷で、創部以来、初の全国大会出場を果たした熊谷-斉藤健仁撮影

各チームは地元に戻って、新1年生をチームに迎えて都道府県大会やブロック大会などを戦う。そして夏合宿を経て、秋の花園予選を戦うことになる。今から8ヶ月後、全国の強豪校が再び花園に集結する。その時、彼らの成長している姿を見ることを今から心待ちにしたい。

■記者プロフィール
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。2012年から2015年までエディー・ジャパン全54試合を現地で取材。ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「ラグビー語辞典」(誠文堂新光社)、「今こそ行きたい 欧州サッカースタジアム巡礼」(エクスナレッジ)など著書多数。
≫「X」アカウント
https://twitter.com/saitoh_k
アクセス

熊谷スポーツ文化公園ラグビー場

  • 住所
    埼玉県熊谷市上川上810
  • TEL
    048-526-2004(熊谷スポーツ文化公園管理事務所)
  • アクセス
    ① 東京駅 - JR高崎線 約60分 - 熊谷駅 - 国際十王交通バス「熊谷スポーツ文化公園行き」約15分 - 熊谷スポーツ文化公園ラグビー場
    ② 大宮駅 - JR高崎線 約30分 - 熊谷駅 - 国際十王交通バス「熊谷スポーツ文化公園行き」約15分 - 熊谷スポーツ文化公園ラグビー場
    ③ 高崎駅 - JR高崎線 約30分 - 熊谷駅 - 国際十王交通バス「熊谷スポーツ文化公園行き」約15分 - 熊谷スポーツ文化公園ラグビー場
    ④ 長野駅 - 北陸新幹線 約60分 - 大宮駅 - JR高崎線 約30分 - 熊谷駅 - 国際十王交通バス「熊谷スポーツ文化公園行き」約15分 - 熊谷スポーツ文化公園ラグビー場
    ⑤ 静岡駅 - 東海道新幹線 約90分 - 東京駅 - JR高崎線 約60分 - 熊谷駅 - 国際十王交通バス「熊谷スポーツ文化公園行き」約15分 - 熊谷スポーツ文化公園ラグビー場

    バスは通常「熊谷駅北口3番乗り場」から発車。試合開催時には「6番乗り場」からの増便も有り
  • その他
    【営業時間】08:30~17:00(※大会等をのぞく)
Journal-ONE投稿記者-斉藤 健仁
取材・文:
斉藤 健仁( 日本 )
この記事の関連記事
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn