GWどこ行く?2026年は伊勢日帰り旅!

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サンロッカーズ渋谷の選手たち-Journal-ONE撮影
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サンロッカーズ渋谷は、チャンピオンシップ(CS)進出の可能性が消えた。しかし、そうした状況でも、彼らの闘志は色あせることが無い。

一体、なぜ戦い続けるのか。その問いに対する答えは、この一戦に凝縮されていた。

東地区首位を走る宇都宮ブレックスを相手に、サンロッカーズ渋谷は最後までモチベーションの高い戦いを見せた。

繰り返しとなるが、今季のCS進出の可能性はすでに消滅。Bリーグ・B1のレギュラーシーズンも残り5試合という状況である。それでも、コートに立つ選手たちの姿勢に緩みはなかった。

68₋86。この結果だけを見れば、優勝候補の宇都宮が地力を示した試合と言える。しかし、この一戦が持つ意味は、スコアボードの数字だけでは測れない。

その答えは、試合内容と、試合後に語られたゾラン・マルティッチHC。そして、チームの主力である田中大貴の言葉の中にあった。

サンロッカーズ渋谷の選手たち-Journal-ONE撮影

サンロッカーズ渋谷の選手たち-Journal-ONE撮影

王者の洗礼から始まった第1クォーター|サンロッカーズ渋谷の試練

宇都宮ブレックスが示した王者の完成度

試合の立ち上がり、主導権を握ったのは宇都宮ブレックスだった。

第1クォーター、ギャビン・エドワーズ、そしてグラント・ジェレット。インサイドを主戦場とする2人が、いずれも3ポイントシュートを沈める。サンロッカーズ渋谷のディフェンスが想定していた守備網を、宇都宮はいとも簡単に外側から崩してみせた。

王者が王者たる所以を、開始早々に突きつけるような展開だった。

得点は13―23と広がり、代々木第二体育館に詰めかけたサンロッカーズ渋谷ブースターの声援にも、わずかな危機感が漂った。

宇都宮ブレックスのグランド・ジェレット-Journal-ONE撮影

3Pシュートを決めるグランド・ジェレット-Journal-ONE撮影

崩れなかったサンロッカーズ渋谷のベンチワーク

CS進出が懸かっていないチームであれば、ここで集中力を欠いても不思議ではない。しかし、サンロッカーズ渋谷は違った。

このクォーターだけで5本の3ポイントを決められた。それでも、ベンチは下を向かない。

次のディフェンス、次のポゼッションへと、切り替えは速かった。

第2クォーターの反撃と33―33|サンロッカーズ渋谷の現在地

田中大貴がもたらしたオフェンスの変化

王者の洗礼を受けた第1クォーター。しかし、第2クォーターに入るとサンロッカーズ渋谷は、試合の流れを少しずつ引き戻していく。

主導したのは、中盤からコートに入った田中大貴だった。

第1クォーター、宇都宮の堅いディフェンスは、サンロッカーズ渋谷を簡単にインサイドへ侵入させなかった。加えて、外角でもスペースを与えられない中、田中は3ポイントを狙い続けた。

ニュービルをマークするハーパージュニア-Journal-ONE撮影

ニュービルをマークするハーパージュニア-Journal-ONE撮影

田中大貴が上げた反撃の狼煙

しかし、このクォーターでは一転して、インサイドエリアを攻略した田中。さらにディフェンスでも、ゴール下で身体を張り、チームの得点機を何度も作りあげた。

さらに、自らのシュートでも加点し、サンロッカーズ渋谷の得点源として機能する田中。その結果、チームはモメンタムを取り戻し、ジャン・ローレンス・ハーパージュニアのシュートで一時は同点に追いついて見せた。

しかし、この試合で評価すべきは、得点以上にディフェンスでの貢献だった。宇都宮はこの試合、エドワーズ、ジェレットを起点に、外角からのシュートを効果的に織り交ぜていた。

サンロッカーズ渋谷が示した33-33の意味

サンロッカーズ渋谷にとっては、対応が後手に回れば一気に点差を広げられかねない状況。その中で田中は、宇都宮のエースである比江島慎へのマッチアップを通じて、明確な役割を果たした。

完全に封じ込めたわけではない。それでも、簡単にボールを持たせなかった。

ファーストオプションとしての動きを制限し、シュートやドライブに入るまでの判断を一瞬遅らせる。

その「一瞬」が、宇都宮のオフェンスにとって厄介だった。

比江島を起点とした攻撃のリズムが削がれ、宇都宮は他の選択肢を探らざるを得なくなる。とは言え、ビッグマンの外角で再び勢いを増した宇都宮に対し、サンロッカーズ渋谷は再び引き離されていった。

それでも、第2クォーター終盤での33―33には意味がある。CS進出の可能性を失ったチームが、東地区首位を走る王者を相手に、真正面から並び立った瞬間だった。

アクセス
代々木第二体育館
  • 東海道新幹線 品川駅 - JR山手線(11分)- 原宿駅 - 徒歩11分
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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
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