色とりどりの傘が輝く、アンブレラスカイ 2026。Journal-ONE取材版がお届けする、ムーミンバレー完全攻略レポート【第一弾、第二弾、先行公開中!】

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U23日本代表から、6試合連続の先発となったSO伊藤(明治大4年)‐斉藤健仁撮影
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ラグビー日本代表の新たな挑戦が始まった。本記事では、若手主体のJAPAN XVが臨んだ強化試合を紹介。その結果、浮き彫りになった可能性と課題を詳しく追う。

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ラグビー日本代表 若手主体で始動したJAPAN XV

若手編成の全体像

ラグビーワールドカップオーストラリア大会(2027年10月1日~11月13日)の開幕まであと1年半ほど。

そんな中、2026年のラグビー日本代表活動が始まった。5月18~27日には、ラグビー日本代表に準じる『JAPAN XV』の33名(FW:18人、BK:15人)が、大分で合宿を敢行した。

選手の内訳を見ると、リーグワン ディビジョン1のシーズンが終了した、7位から10位の4チーム(静岡ブルーレヴズ、三重ホンダヒート、トヨタヴェルブリッツ、横浜キヤノンイーグルス)から23名。

そして、4月に『U23日本代表』に選出されていた大学生3・4年生の10名が招集された。今年はU20日本代表が世界大会に参加するために、大学1・2年は参加していない。

なお、33名のうち、昨年も日本代表として活動に参加していたのは、4人のみだ。SH(スクラムハーフ)北村瞬太郎(ブルーレヴズ)、SO(スタンドオフ)小村真也(ヴェルブリッツ)、FB(フルバック)サム・グリーン(ブルーレヴズ)。そして、ノンキャップのFB竹之下仁吾(明治大学4年)だ。

また、この他のキャップホルダーは3人だけ。LO(ロック)アイザイア・マプスア(ヴェルブリッツ)、FL(フランカー)古川聖人(イーグルス)、FLマルジーン・イラウア(ブルーレヴズ)となる。これらのことから、若い選手構成であることがわかる。

ラグビー日本代表 昨年も代表に参加したSH北村(ブルーレヴズ)‐斉藤健仁撮影

昨年も代表に参加したSH北村(ブルーレヴズ)‐斉藤健仁撮影

ワールドカップへ向けた強化計画

今シーズン、ラグビー日本代表は、6月27日の『JAPAN XV』vs.『マオリ・オールブラックス』の試合を皮切りとなる。

つづいて、7月には新設された国際大会『ネーションズチャンピオンシップ』。さらに、8月にはオーストラリア代表戦がある。結果として15試合前後を戦う予定だ。

来年のワールドカップに向けて、日本代表の選手層を厚くする。そのために今回の合宿と、強化試合が組まれたというわけだ。ちなみに昨年も同時期に合宿と試合が行われ、5名が日本代表に昇格している。

ただ、ラグビー日本代表を率いるエディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)が不在。これは、4月のU23日本代表のオーストラリア遠征中の不適切発言を受けてのことだ。

6月5日まで謹慎中であるため、今回の合宿には参加できない。しかし、日本代表のコーチ陣の多くが参加した。強化試合のヘッドコーチ代理はニール・ハットリー日本代表コーチングコーディネーターが務めた。

ジョーンズHC(右)と代理HCを務めるハットリー氏‐斉藤健仁撮影

ジョーンズHC(右)と代理HCを務めるハットリー氏‐斉藤健仁撮影

ラグビー日本代表 大学生主体で挑んだ香港戦

若手が体現した超速ラグビー

合宿自体は『JAPANXV』として行われた。そして、5月22・29日には、33名の選手からさらに23名が『日本選抜』に選ばれた。

そして、2027年ワールドカップに初出場するホンコン・チャイナ選抜チームと強化試合を2試合行った。

5月22日、『大分スポーツ公園クラサスサッカー・ラグビー場』の第1試合を実施。リーグワンの選手が軸になると予想されたが、ゲームキャプテンNO8(ナンバーエイト)中谷陸人(同志社大学3年)を筆頭に、ハーフ団にはSH渡邊晴斗(近畿大学4年)、SO伊藤龍之介(明治大学4年)が先発した。

さらにFW第1列にもPR(プロップ)大塚壮二郎(関西学院大学4年)、HO(フッカー)荒川駿(同志社大学4年)、CTB(センター)李智寿(朝鮮大学校4年)、WTB(ウィング)海老澤琥珀(明治大学4年)と大学生7人が先発と驚きのメンバーとなった。

キャップホルダーはLOマプスア、FL古川、FBグリーンの3人のみ。大学生が多くメンバー入りしたのは、2月から『JAPAN TALENT SQUADプログラム』の合宿、U23日本代表活動を通して、ジョーンズHCの目指すラグビーを経験しているからこそだったのだろう。

U23日本代表から、6試合連続の先発となったSO伊藤(明治大4年)‐斉藤健仁撮影

U23日本代表から、6試合連続の先発となったSO伊藤(明治大4年)‐斉藤健仁撮影

攻撃力で圧倒した第1戦

1試合目、若き日本選抜の選手たちは、真っ赤なジャージーを身にまとった。そして、見事に『超速ラグビー』を体現した。

■記者プロフィール
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。2012年から2015年までエディー・ジャパン全54試合を現地で取材。ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「ラグビー語辞典」(誠文堂新光社)、「今こそ行きたい 欧州サッカースタジアム巡礼」(エクスナレッジ)など著書多数。
≫「X」アカウント
https://twitter.com/saitoh_k
アクセス
大分スポーツ公園クラサスサッカー・ラグビー場
  • 山陽新幹線 小倉駅 - 特急ソニック(27分)- 大分駅 - 大分バス(36分)- 大分スポーツ公園東停留所 - 徒歩10分
Journal-ONE投稿記者-斉藤 健仁
取材・文:
斉藤 健仁( 日本 )
この記事に関連する人物
中山 亮平

1988年生まれ、大阪府出身。日本ラグビー界屈指のBKとして浦安D-Rocksで活躍中。日本代表通算30キャップを誇り、ラグビーワールドカップでは、2019年日本大会と2023年フランス大会に出場。2019年日本大会では、日本代表初のベスト8入りに貢献した。東海大仰星高校3年時には花園で全国制覇を果たし、早稲田大学でも1年時から大学選手権優勝を経験。コベルコ神戸スティーラーズでは12シーズン活躍し、2025-26シーズンからは浦安D-Rocksへ移籍した。

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