花を眺めるだけでは分からない、農産物としてのラベンダーの姿に触れられる場所です。お土産を選ぶ前に立ち寄っておくと、商品の見え方も変わってくるでしょう。
アクセス方法と最寄り駅

ファーム富田は、鉄道・車・バスのいずれでも行けますが、2026年は交通事情が大きく変わる年にあたります。
長年親しまれてきた列車が姿を消す一方、新しい空港直通バスも登場しました。どの手段を選ぶかで所要時間も当日の動き方も変わるため、順に見ていきます。
鉄道はラベンダー畑駅から徒歩7〜8分で着く
最も近い駅は、JR富良野線のラベンダー畑駅です。ファーム富田までは徒歩7〜8分ほどで、駅を降りると畑が見える距離にあります。ただしこの駅は通年営業ではなく、観光列車の運転期間に合わせて開設される臨時駅です。
停車する列車が限られるため、時刻表を先に確認してから旅程を組む必要があります。ファーム富田では列車の予約を受け付けておらず、指定席券はJRの窓口やえきねっとで手配する形になります。
降りる列車と帰りの列車の両方を押さえておかないと、駅で長く待つことになりかねません。運転日や停車列車の詳細は、JR北海道の公式サイトで最新の情報を確認してください。
ノロッコ号は2026年9月23日で運転を終える
そのラベンダー畑駅に停まってきたのが、観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」です。1998年の運転開始から28年にわたって富良野線を走ってきましたが、車両の老朽化により、2026年9月23日の運転をもって終了することが発表されています。
最終運転日は旭川と富良野のあいだを2往復する特別ダイヤが組まれ、停車駅ではセレモニーや記念イベントも予定されています。2026年は全車指定席での運転で、乗車券のほかに指定席料金が必要です。
後継となる観光列車は2027年度の運行開始に向けて準備が進められていますが、ラベンダー畑駅の扱いを含め、2027年以降の鉄道アクセスは前提が変わる見込みです。最新の情報はJR北海道の発表を確認しましょう。
中富良野駅から歩くと約25分かかる
臨時駅が開いていない時期に鉄道で向かう場合は、通年営業のJR中富良野駅が起点になります。公式の案内では、中富良野駅からファーム富田までは徒歩約25分です。距離にすると2km弱で、道は分かりやすいものの、夏の日差しのなかを歩くとそれなりに消耗します。
荷物が多いときや小さな子ども連れの場合は、タクシーを使うほうが現実的でしょう。中富良野ハイヤー(0167-44-2331)を利用すれば5分程度で到着します。台数が限られるため、繁忙期は待ち時間が出ることも想定しておいてください。
車では旭川空港から約45分で到着する
道内を周遊するなら、車が最も自由度の高い手段です。公式の案内によると、旭川空港からは国道237号経由で約45分、新千歳空港からは道東自動車道の占冠インターチェンジ経由で約2時間30分、札幌市内からは道央自動車道の三笠インターチェンジ経由で約2時間30分が目安になります。
旭川空港との近さは大きな利点で、午前中に到着する便であれば、その日のうちに十分な滞在時間を確保できます。なお、ラベンダーイーストへはファーム富田から車で7分ほどです。見頃の時期は周辺道路が混み合うため、時間には余裕を持たせておきましょう。
路線バスは中富良野停留所が最寄りになる
レンタカーを使わない場合は、ふらのバスの「快速ラベンダー号」が便利です。旭川駅前と新富良野プリンスホテルを結ぶ路線で、旭川空港や美瑛、上富良野を経由します。
最寄りは中富良野停留所で、旭川駅前からは約1時間25分、旭川空港からは約48分、富良野駅前からは約12分の所要時間です。予約は不要で、乗車時に整理券を取り降車時に支払う後払い方式になっています。
ただし、停留所からファーム富田までは徒歩約25分かかるため、中富良野駅から歩く場合と同じ心構えが必要です。時刻表は改正されることがあるので、ふらのバスの公式サイトで確認してから出発してください。
新千歳空港からの直通バスが2026年8月に加わった
これまで新千歳空港から富良野へは、札幌経由での乗り継ぎが前提でした。ところが2026年8月10日、北海道バスが新千歳空港と富良野を直接結ぶ高速バス「バスゴリライナーふらの」の運行を開始しています。
1日4往復が設定され、新千歳空港から富良野駅前までの所要時間はおよそ1時間53分です。富良野駅前のほか、基線(北の峰)と新富良野プリンスホテルにも発着します。乗り換えなしで2時間ほどという条件は、道外から向かう際の選択肢を確実に広げました。
富良野駅からファーム富田へは、JR富良野線やふらのバスに乗り継ぐ流れになります。運行状況や予約方法は運行会社の案内をご確認ください。
主な出発地からのアクセスは下記の通りです。












