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──勝つこと以上に大切なものは何ですか。

「人間性ですね。」

即答だった。

「どんな活動をしているか。どんな練習をしているか。どういう人間でいるか。そういう部分がすごく大事だと思っています。」

子どもたちに伝えたいこと

──明日、初めてパデルを見る子どもがいるとしたら。

「パデルじゃなくてもいいと思うんです。」そう前置きした佐藤千文選手。。

「何か一つ、自分が夢中になれるものを見つけてほしいです。」

その言葉には実感があった。

「好きなことを見つけると、人としても成長できると思うんです。」

トップアスリートになることが目標ではない。加えて、トップアスリートとして勝ち続けることも目的ではない。佐藤千文選手が子どもたちに伝えたいこと。それは、好きなものを見つけることが人としての成長に繋がるということだった。

10年後に語り継がれるアジア大会に

──10年後、このアジア大会をどんな大会だったと振り返りたいですか。

「歴史に残る大会だったと言いたいですね。」

そして最後にこう語った。

「日本でパデルがすごく盛り上がったね、と言えるような大会になったら嬉しいです。」

メダル獲得だけではない。

パデルという競技の未来を切り開くこと。そして、子どもたちの未来にパデルが少しでも助けになること。

それこそが、パデル日本代表・佐藤千文選手が本当に目指しているものなのかもしれない。愛知・名古屋で開催されるアジア競技大会。その歴史的な舞台へ向けて、佐藤千文選手の挑戦は続いていく。

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もしパデル選手でなかったら
アクセス
名古屋市東スポーツセンター
この記事に関連する人物
佐藤千文(さとう・ちふみ)

2000年10月7日生まれ、東京都北区出身。3歳からテニスを始め、高校卒業後に出会ったパデルに魅了され競技へ転向。看護師免許を取得し、大学卒業後は社会人を経て競技活動に専念。2024年から1年間、パデルの本場・スペインを拠点に。現在はインドネシアを拠点に世界を転戦している。日本パデル協会強化指定選手(2019~2024年)。全日本パデル選手権ベスト4、FIP PROMOTIONベスト16、アジアパデルツアー香港大会準優勝などの実績を持つ。2026年アジア競技大会パデル日本代表。

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