


味の素スタジアム (味スタ)
味の素スタジアム(味スタ)の特徴・魅力
味の素スタジアム(味スタ)の特徴
2001年3月、東京都調布市に開業した多目的スタジアム、味の素スタジアム。愛称は味スタ。
スポーツ観戦はもちろん、コンサートや展示会、地域交流イベントなど、幅広い用途に対応できる設計。たとえば、Jリーグの試合や国際大会、音楽ライブなど幅広いイベントに対応している。
そして、メインスタジアムのフィールドは、中心部に天然芝、外周に人工芝を配置した構成。これにより、サッカーやラグビー、コンサートなど多様な催しに対応可能だ。
さらに、スタジアムには高照度のLED照明を導入。夜間イベントでも視認性と演出性の両立が図られている。
味の素スタジアム(味スタ)へのアクセス
東京駅からはJR中央線で新宿駅まで約15分。そこから京王線に乗り換え、飛田給駅まで約25分。駅からスタジアムまでは徒歩約5分の距離。
大阪駅からは新大阪駅経由で東海道新幹線「のぞみ」を利用し、東京駅まで約150分。そこからJR中央線で新宿駅まで約15分、京王線に乗り換えて飛田給駅まで約25分。駅から徒歩約5分で味の素スタジアムに到着する。
名古屋駅からは東海道新幹線「のぞみ」で東京駅まで約100分。そこからJR中央線で新宿駅まで約15分、京王線に乗り換えて飛田給駅まで約25分。飛田給駅からは徒歩約5分で味スタにアクセスできる。
味の素スタジアム(味スタ)の施設概要
メインスタジアムのフィールドは、中心部の天然芝ピッチは107 × 71メートル。国際規格に準じたサイズでサッカーやラグビーの公式戦にも対応している。
また、外周には広大な人工芝エリアが整備されており、フットサルコート複数面分に相当する広さを誇る。競技やイベントの補助スペースとしても活用されている。
さらに、観客用トイレが各階に複数設置。そして、バリアフリー設備や授乳室、救護室など、誰もが安心して利用できる環境が整う。もちろん。ショップや売店、レストランなどの商業施設も充実。
また、報道関係者向けの放送室や記者控室、防災センター、管理事務所など、運営面でも高い機能性を備える。
その他に、スタジアム本体に加え、人工芝の「アミノバイタルフィールド」や天然芝の「AGFフィールド」など、競技やトレーニングに適したフィールドも整備されている。
そして、地域イベントやファン交流の場となっている「アジパンダ広場」や「あじペン広場」もある。そして、ビジネス用途には「会議室」「ホール」「レセプションルーム」「VIP室」なども完備する。
さらに、スポーツ関連では、「京王アリーナTOKYO」や「東京都パラスポーツトレーニングセンター」など、専門的なトレーニング施設も充実。フットサル施設やトレーニングルーム、ウォームアップ室、練習走路なども利用可能だ。
開場時間
まずは、スポーツイベントから。たとえば、JリーグのFC東京や東京ヴェルディのホームゲーム、そして代表戦や大学リーグなどでも、開場は試合開始の約90分前から2時間前が一般的となっている。
たとえば、14時キックオフの試合では、12時〜12時30分頃に開場されるケースが多い。観客が余裕を持って入場し、スタジアムグルメやグッズ購入を楽しめるよう配慮されている。
一方、コンサートや音楽フェスなどのライブイベントでは、開場時間はより早く設定される傾向がある。
たとえば、a-nationや乃木坂46、ONE OK ROCKなどの大規模ライブの場合。この場合、開演の数時間前に開場されるケースが多く、午前から午後にかけての開場時間が設定されることもある。これらは、物販やファンゾーンの混雑緩和、来場者の安全確保を目的とした運営である。
収容人数
スタンド席の収容人数は、約48,013席。スポーツイベント(サッカーやラグビーなど)では最大約50,000人。あるいは、ライブ・コンサート時では最大約70,000人がキャパ(収容可能人数)がある。これらは、ステージ構成などにより変動する。
座席表
座席はメインスタンド、バックスタンド、北サイドスタンド、南サイドスタンドの4方向に分かれ、段差を活かした配置で視界の確保に配慮。そして、イベントに応じアリーナ席やVIP席が設けられる。
またスタンドは上下2層構造で、下層(1階)に27,485席、上層(2階)に20,528席を備える。そして、車いす席は336席、同伴者席は328席が設けられており、バリアフリーにも対応している。
グルメ・ショップ
売店はメインコンコース周囲に8ヶ所設置されており、飲食物のほか、応援グッズや記念品などを購入することができる。
まず、スタジアムグルメ(スタグル)ついて。たとえば、東京X(幻の豚)を使った丼や、タコライス、ボロネーゼポテト、まぜそばなどの創作メニューが人気。
あるいは、イベントごとに限定メニューも楽しみのひとつ。たとえば、FC東京のホームゲーム時には「青赤パーク」や「FC TOKYO FOOD FACTORY」などでクラブオリジナルメニューや地域コラボメニューが登場したことも。
それから、ショップでは公式グッズや地域特産品も販売されている。たとえば、公式グッズとしては、FC東京や東京ヴェルディのタオルマフラー、Tシャツ、フラッグ、メガホンなどが人気。
また、スタジアム内の「ユーロスポーツ味の素スタジアム店」では、アーセナル公式ショップの商品も取り扱っており、ユニフォームや日本限定アパレルなども購入可能だ。
また、地域特産品についても充実している。たとえば、調布市のブランド豚「東京X」を使用した丼ぶりや、地元発のクラフトビール「FC TOKYO GOLDEN ALE」などが販売されている。これらは、スタジアムグルメとしてイベントごとに限定メニューが登場することもあり、来場者の楽しみのひとつとなっている。
利用案内
味の素スタジアムを訪れる際は、イベントごとに異なるルールが設けられているため、事前の情報確認が欠かせない。
チケット購入方法
チケットは事前にオンラインで購入するのが基本。たとえば、Jリーグ公式サイトやクラブ公式ページ。これらはプレイガイドを通じて申し込めるほか、コンビニでの発券にも対応している。
また、スタジアム特有のポイントとして、当日券の販売は原則なし。前売券が残っている場合のみ販売されることがあるため、早めの購入が安心だ。そして、スマートフォンでQRコードを表示すれば、紙チケットなしでスムーズに入場できる。
ちなみに、イベントによっては、再販サイトで購入したチケットをスタジアム内で受け取る方式が採用されることもある。事前に公式案内を確認しておくことで、スムーズな来場につながる。
注意事項
飲食物の持ち込みに関しては、ビン・缶類は禁止。この場合、入場時に紙コップへの移し替えが求められる。一方で、ペットボトルやお弁当などは持ち込み可能となっている。
再入場はイベントによって対応が異なる。たとえば、FC東京のホームゲームでは、専用ゲートで再入場カードを受け取ることで対応可能。
また、ベビーカーは入場時に預かり対応有り。スタジアム内での利用には制限があるものの、託児サービスの提供もある。よって、子連れでも安心して観戦できる。
味の素スタジアム(味スタ)の近隣スポット情報
味の素スタジアム周辺には多彩なスポットが点在。たとえば季節の花々や日本庭園を堪能するなら、「神代植物公園」(タクシー約10分)。
散策を楽しむなら、奈良時代創建の「深大寺」(タクシー約8分)。または四季折々の花とヨーロッパ風庭園、「京王フローラルガーデンANGE」(タクシー約7分)。
ショッピングやグルメを楽しみたいなら、「トリエ京王調布」(徒歩約15分)が便利。地元グルメなら、深大寺そばの名店「湧水」(車で約8分)がイチオシだ。
スポット基本情報
スポット情報
- 住所東京都調布市西町376-3
- TEL042-440-0813(東京スタジアム総務部事業課)
- アクセス
① 名古屋駅 - 新幹線 約2時間30分(東海道新幹線「のぞみ」)- 東京駅 - JR中央線 約20分(快速)- 新宿駅 - 京王線 約15分(準特急)- 飛田給駅 - 徒歩約5分
② 大阪駅 - 新幹線 約2時間30分(東海道・山陽新幹線「のぞみ」)- 東京駅 - JR中央線 約20分(快速)- 新宿駅 - 京王線 約15分(準特急)- 飛田給駅 - 徒歩約5分
③ 博多駅 - 新幹線 約5時間(山陽新幹線「のぞみ」)- 東京駅 - JR中央線 約20分(快速)- 新宿駅 - 京王線 約15分(準特急)- 飛田給駅 - 徒歩約5分
④ 札幌駅 - 飛行機 約1時間40分(新千歳空港から羽田空港)- 羽田空港 - 京急線 約30分 - 品川駅 - JR山手線 約15分 - 新宿駅 - 京王線 約15分(準特急)- 飛田給駅 - 徒歩約5分
⑤ 仙台駅 - 新幹線 約1時間30分(東北新幹線「はやぶさ」)- 東京駅 - JR中央線 約20分(快速)- 新宿駅 - 京王線 約15分(準特急)- 飛田給駅 - 徒歩約5分
- その他【営業時間】試合による 【定休日】水曜日、年末年始 【その他】有料駐車場あり(※利用不可日あり)

- 取材・文:
- Journal ONE( 編集部 )