MUFGスタジアム(国立競技場)


MUFGスタジアム(国立競技場) 完全ガイド2026|隈研吾が紡ぐ杜のスタジアム
東京の中心、明治神宮外苑の緑に溶け込む巨大な木の器。2019年11月30日に竣工した新生・国立競技場は、隈研吾が手がけた「杜のスタジアム」として、世界中の視線を集め続けている。
とりわけ47都道府県の木材を纏い、法隆寺五重塔を思わせる三層の庇が柔らかな影を落とすのである。
その歴史は、東京2020オリンピック・パラリンピックの記憶を宿しながら、今もサッカー、ラグビー、ライブ、そして多様なイベントの舞台として息づくこの場所へ、ようこそ。ここにきて2026年1月より、新たな呼称「MUFGスタジアム」としてスタートを切った。
MUFGスタジアムの新たな魅力
MUFGとのパートナーシップにより、伝統を継承しつつ未来型スタジアムへの進化を目指す。スポーツや音楽イベントを超え、文化・地域とのつながりを深め、社会価値を創出する場としてさらに輝きを増していく。
2026年の主なイベント予定
2026年、MUFGスタジアムはスポーツと音楽の舞台としてさらに活躍中。
1月には皇后杯女子サッカー決勝や全国大学ラグビー選手権、全国高校サッカー選手権などの伝統イベントが開催。また、4月4日・5日にはdocomo presents THE MUSIC STADIUM 2026 organized by ONE OK ROCK(出演: ONE OK ROCK、UVERworld、YOASOBI)が予定されており、新たな音楽の歴史を刻む一大イベントとなる。
最新スケジュールは公式サイトで確認を。
MUFGとは
MUFGは、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(Mitsubishi UFJ Financial Group)の略称である。日本最大手の総合金融グループで、三菱UFJ銀行を中核に、信託銀行、証券、カードなど幅広い金融サービスを提供する。
2026年1月より、国立競技場のネーミングライツを取得し、新呼称「MUFGスタジアム」のパートナーとして、スタジアムの価値向上と社会貢献活動を推進している。
MUFGスタジアム(国立競技場)の特徴・魅力
MUFGスタジアム(国立競技場)の特徴
最大の特徴は「杜のスタジアム」というコンセプト。
まず、鉄骨を基幹としつつ、軒庇には47都道府県から集められた杉とカラマツ約2000立方メートルを使用。そして、塗装で白みがかった木材が水平ラインを強調し、高さを47.4mに抑えることで神宮の森と調和する。
また、屋根は鉄骨と木材のハイブリッド構造で片持ち梁 方式を採用し、観客席から柱が一切視界を遮らない。
さらに、気流創出ファン185台とミスト冷却装置8台が、夏の猛暑を和らげる工夫も見逃せない。
MUFGスタジアム(国立競技場)の魅力
木の温もりに包まれる瞬間が、最大の魅力といえる。
巨大建造物でありながら圧迫感がなく、木漏れ日のような光が天然芝を育てている。そして、硯鉢状の観客席は1層20度、2層29度、3層34度と急峻で、どこにいても選手の息遣いが届く距離感を生み出している。
この日本らしい「和」の美学が凝縮された空間は、スポーツ観戦を超えた体験を約束してくれるハズだ。
MUFGスタジアム(国立競技場)へのアクセス
競技場へは都心にありながら驚くほど軽快に辿り着ける。
国立競技場駅A2出口を出れば、わずか徒歩1分。あるいは、JR千駄ヶ谷駅・信濃町駅からは徒歩5分、東京メトロ銀座線外苑前駅3番出口からも徒歩9分である。
もちろん、イベント時は混雑必至だが、複数の路線が集中するため分散しやすい。ちなみに、専用駐車場はないため、公共交通機関が鉄則だ。
都営大江戸線 国立競技場駅 A2出口 → 徒歩1分
JR総武線 千駄ヶ谷駅/信濃町駅 → 徒歩5分
東京メトロ銀座線 外苑前駅 3番出口 → 徒歩9分
MUFGスタジアム(国立競技場)の施設概要
開場時間
イベントにより異なるが、スタジアムツアーは通常9時台から。夏季限定ナイトツアー(例年8月頃)は17時30分〜21時開催。空の杜(5階遊歩道)は日中開放される日が多い。
利用可能施設
売店は3階コンコースを中心に展開。もちろんスタジアムグルメ(スタグル)が充実し、試合日はキッチンカーも出店。トイレは各階に多数設置され、車いす対応も完備。喫煙所は施設内全面禁煙のため、場外に臨時設置される場合のみ。
収容人数
約68,000人(イベントにより変動)。車いす席は約500席を確保し、世界最高水準のユニバーサルデザインを実現。
フィールド仕様
天然芝ピッチに9レーンのトラック。サブトラックも完備し、多様な競技に対応。
設備
南北に9m×32mの大型映像装置、パナソニック製LED照明約1300台。気流創出ファンとミストで快適性を追求。屋根は片持ち60mのハイブリッド構造で柱ゼロ。
座席表
公式座席表は日本スポーツ振興センターサイトで公開。1層〜3層で視界が大きく変わるため、事前チェック必須だ。
利用案内
予約方法
イベントチケットは各主催者サイトで。スタジアムツアーは公式ツアーサイトでオンライン予約が基本。当日空きがあれば現地購入可。
MUFGスタジアムツアーの更新
2026年1月より、スタジアムツアーは「MUFGスタジアムツアー」に名称変更。料金・予約方法は従来通りで、公式サイトからオンライン予約が可能。新春企画として「聖地MUFG国立祈願ツアー」も開催中。
利用料金
スタジアムツアー:大人1,800円/高校生以下1,000円(未就学児2名まで無料)。イベントチケットは別途。
注意事項
敷地内全面禁煙(電子たばこ含む)。傘の使用は禁止(雨天時はポンチョ推奨)。また、アルコール類の持ち込みはイベントにより異なるが、基本制限あり。それから、危険物・プロ仕様カメラ・大型荷物は持ち込み不可。
また雨天時は屋根でほぼ全席カバーされるが、風向きにより前方席は濡れる可能性がある。
MUFGスタジアム(国立競技場)の近隣スポット情報
スタジアムを起点に神宮外苑を歩けば、東京の深緑が広がる。黄金色のイチョウ並木は秋の名所。しかも、聖徳記念絵画館、秩父宮ラグビー場、明治神宮野球場が徒歩圏内にある。
くわえて、新宿御苑や明治神宮へも軽く足を延ばせる。イベント前後に外苑の風を感じながら散策するのが、通の楽しみ方といえる。
こうしたロケーションに抱かれた、MUFGスタジアム(国立競技場)は単なる競技場ではない。日本が世界に誇る「杜の器」だ。それに、一度足を踏み入れれば、木の香りと観客の熱気が混じり合う独特の空気に、必ずや虜になるハズだ。
スポット情報
- 住所〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町10-1
- TEL03-5843-1300
- アクセスJR総武線各駅停車 千駄ケ谷駅/信濃町駅:徒歩5分
都営大江戸線 国立競技場(A2出口):徒歩1分
東京メトロ銀座線 外苑前駅(3番出口):徒歩9分 - その他一般のお客様は、公共交通機関や近隣駐車場等をご利用ください。

- 取材・文:
- Journal ONE( 編集部 )

















































