ことでんの特徴・魅力

「ことでん」から始まる、香川の旅。高松琴平電気鉄道、通称「ことでん」は、四国の風を感じる交通の要。

いざ、琴平線で金刀比羅宮へ、志度線で志度寺へ、瀬戸内海の風景とともに旅が楽しもう。

今日、「ことでん」はレトロな車両と最新の冷房車が共存する。ことさら、ことでん新車は鉄道ファンや若年層に注目されている。

ちなみに「ことでんバス」はレインボー循環バスや空港リムジンバスで観光地を結び、香川の魅力を存分に味わえる。こちらの、2023年12月16日改正の時刻表は、公式サイトで確認でき観光客にも地元民にも欠かせない存在だ。

ことでん瓦町駅と高松築港駅

「ことでん」は、琴平線（高松築港-琴電琴平）、長尾線（瓦町-長尾）、志度線（瓦町-琴電志度）の3路線で構成される。

まず、「瓦町駅」は全路線が接続する乗換の要だ。次に、「高松築港駅」は、ことでん琴平線の起点であり、香川観光の玄関口として最適だ。こちらは、JR高松駅や高松港にも近接する交通のハブである。よって、観光やビジネスで高松を訪れる人々にとって、JRから「ことでん」へのスムーズな乗り換えが可能。特に、高松城跡（玉藻公園）やサンポート高松などの観光地へのアクセスにも便利な駅である。

「高松築港駅」の駅舎はレトロな雰囲気で、「ことでん新車」の出発点としても注目されている。この駅構内はコンパクトながら案内表示が分かりやすく、初めての利用者にも親切な設計となっている。

ちなみに、公式サイトでは、ことでん時刻表、路線図、運賃情報をリアルタイムで確認でき、スマホ版時刻表は使いやすい。

ところで、2005年に導入されたICカード「IruCa（イルカ）」についてふれておきたい。こちらは、SUICAなど全国相互利用に対応し、「ことでん高田駅」などでチャージ可能。バリアフリー対応のエレベーターや多目的トイレも整備され、遅延証明書も発行されるスグレモノ。

ことでん高松築港駅へのアクセス

東京からのアクセスするなら、羽田空港経由で高松空港まで約90分、空港からリムジンバス（ことでんバス運行、IruCa/SUICA対応）で高松駅まで約40分。また、大阪からは、新幹線で岡山駅まで約45分、快速「マリンライナー」で高松駅まで約60分である。この「ことでん高松築港駅」の時刻表や運賃は公式サイトで確認でき、スマホ対応も充実している。

また「ことでん路線図」を活用すれば、琴平線で金刀比羅宮へ、志度線で志度寺へ快適に移動できる。観光客は高松築港駅から高松港経由で小豆島や直島へのフェリーも利用可能だ。

利用案内

注意事項

夏や年末の観光シーズンは、「ことでん」が混雑する。「ことでん運行状況」を公式サイトやスマホ版時刻表で確認し、余裕を持った計画が望ましい。

また、主要駅のコインロッカーは数に限りがあるため、大きな荷物は事前に預けるのが安心だ。忘れ物は、ことでん窓口（087-851-1112）へ連絡されたい。

ちなみに、IruCa（イルカ）でスムーズな乗車が可能だが、残高不足時は現金が必要だ。企画きっぷや定期券も観光客や地元民に人気である。ことでんの近隣スポット情報

金刀比羅宮は、琴平線（琴電琴平駅、約50分）でアクセスでき、参拝客に人気だ。また、志度寺は、志度線（琴電志度駅、約25分、徒歩15分）で訪れられる四国霊場である。栗林公園は、瓦町駅から約10分で、日本庭園の美しさが楽しめる。長尾寺は長尾線（長尾駅、約30分）の名所だ。高松市美術館へは、ことでんバス（レインボー循環バス）で約5分。夏や年末には観光きっぷが便利である。

ことでん高松築港駅の近隣スポット情報

高松築港駅周辺には「玉藻公園」（徒歩約5分）、 「高松港」（徒歩約5分）、「高松シンボルタワー」（徒歩約3分）、「北浜alley」（徒歩約10分）があり、 観光客に人気だ。また、「栗林公園」（ことでんバスで約10分）では日本庭園の美しさが楽しめる。

地元グルメでは讃岐うどんの名店「めりけんや 高松駅前店」（徒歩約2分）の讃岐うどんをオススメしたい。