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大阪・天保山 なにわ食いしんぼ横丁

大阪・天保山 なにわ食いしんぼ横丁
大阪・天保山 なにわ食いしんぼ横丁 大阪・天保山 なにわ食いしんぼ横丁

なにわ食いしんぼ横丁の概要

まず、なにわ食いしんぼ横丁は、大阪市港区の天保山マーケットプレース内に整備されたフードテーマパークである。大阪万博開催を目前に控えた昭和40年前後の下町をテーマに、当時の街並みや生活風景を屋内空間で再現している。さらに、飲食施設としての機能にとどまらず、街を歩く感覚そのものを体験できる空間として設計されている点が特徴だ。

大阪市港区の天保山マーケットプレース内にあるフードテーマパーク「なにわ食いしんぼ横丁」のレトロな街並み。右手前には「国鉄 なにわ駅」の看板や出札口の意匠と共に、制服と制帽を着用した駅員の等身大人形が佇み、左側には当時の乗り物を模した造作物のステップが見える状態。奥へと続く通路には、レトロな電球照明や「注意 桁下2.3米」の標識が施された高架下の梁、赤い丸ポストなどが精緻に再現されている。

横丁に入ると「国鉄 なにわ駅」の前で等身大人形の駅員が出迎えてくれる。—Journal-ONE撮影

大阪を代表する食文化が集結

老舗・名物店を中心とした店舗構成

施設内には約15〜20店舗前後の飲食店が並び、お好み焼き、たこ焼き、串かつ、いか焼き、洋食など、大阪の食文化を象徴するジャンルが揃う。特に、老舗や発祥店とされる店舗が集まり、短時間でも大阪グルメを広く体験できる構成となっている。

天保山マーケットプレイス内の「なにわ食いしんぼ横丁」に出店している、オムライス発祥の老舗洋食店「北極星 天保山店」の店舗前。昭和30年代の街並みを再現した薄暗い通路沿いに、様々な種類のオムライスの食品サンプルが明るくライトアップされた4段のショーケースが設置され、その右上には「オムライスの店 北極星」と染め抜かれた緑色の暖簾が掛けられている。

大正11年(1922年)創業のオムライス発祥の店として名高い
老舗洋食店「北極星 天保山店」—Journal-ONE撮影

食べ歩きに適した利用スタイル

また、多くの店舗がテイクアウトに対応しており、少量ずつ複数の料理を味わう食べ歩きスタイルが定着している。さらに、各店舗で購入した料理を共用スペースで楽しむ利用方法も一般的であり、グループでの利用にも適している。一方で、混雑時には席の確保が難しい場合もあるため、回遊しながらの利用が現実的となる。

昭和40年前後の下町風景を再現した空間演出

一方で、再現されている街並みは単なる装飾ではなく、一つの街として構築されている。通路は直線ではなく緩やかに曲がり、視線の先に店が現れる設計となっている。そのため、歩くごとに異なる景色が展開し、探索する楽しさを感じられる。また、天井は低めに抑えられ、裸電球風の照明が薄暗い空間を演出する。

昭和30年代の大阪の下町を再現したフードテーマパーク「なにわ食いしんぼ横丁」のレトロな路地景観。手前左側にはたこ焼きやお好み焼きの食品サンプルが並ぶショーケース、右側には「りんごおもい」の看板や「みるくのおもい」のメニューボードを掲げたモダンな和菓子店が配され、奥へと続く通路には「なにわ食いしんぼ横丁」のアーチ看板や赤白の提灯、暖簾を掲げた飲食店が連なっている。

老舗や名物グルメの発祥店とされる店舗が軒を連ねている。—Journal-ONE撮影

空間のつくりと細部の描写

視覚的に再現された生活の気配

壁面にはホーロー看板や掲示板が配置され、町内会の告知や注意書きが再現されている。また、暖簾や引き戸、トタン壁を模した外観が連続し、屋内でありながら実際の下町のような雰囲気を感じさせる。さらに、洗濯物や鉢植えの装飾が加わることで、生活の気配が強調されている。

席数・設備とロッカー利用の注意点

座席数と混雑時の利用感

座席は店舗内のイートイン席のほか、共用スペースが用意されている。ただし、全体で約100席前後とされ、十分とは言い切れない。そのため、混雑時は相席や立ち利用となることが多い。結果として、長時間滞在よりも回遊型の利用が基本となる。

コインロッカー利用時の実情

一方で、横丁内部に専用ロッカーは設置されていない。その代わり、天保山マーケットプレース館内に複数のコインロッカーがある。しかし、空きが保証されているわけではない。特に週末や昼前後には満室となる場合もあり、大型サイズは先に埋まりやすい。そのため、荷物が多い場合は早めの利用が現実的な選択となる。

近隣のスポット情報

海遊館(徒歩約2分)

まず、横丁から徒歩約2分の位置にあるのが海遊館である。世界最大級の水族館として知られ、見学には約2時間程度を要する。そのため、午前中に訪れ、その後に横丁で食事を取る流れが効率的となる。

天保山大観覧車(徒歩約3分)

また、海遊館の近くには天保山大観覧車がある。直径約100メートルの大型観覧車で、大阪湾を一望できる。さらに、1周約15分と短時間で利用できるため、観光の合間にも組み込みやすい。

天保山マーケットプレース

さらに、同一施設内にはショッピングエリアも広がっている。土産物店や飲食店が揃い、食後の立ち寄りに適している。加えて、屋内型施設であるため、天候に左右されにくい点も利点だ。

効率的な巡回順

総合的には、海遊館見学後に横丁で食事を取り、その後に観覧車やショッピングを楽しむ流れが効率的である。このように、すべて徒歩圏内で完結するため、全体で半日程度の観光が成立する。

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スポット情報

  • 住所
    大阪府大阪市港区海岸通1-1-10 天保山マーケットプレース内
  • TEL
    06-6576-5501
  • アクセス

    ① 東京駅 - 東海道新幹線 約2時間30分(のぞみ)- 新大阪駅 - 大阪メトロ御堂筋線 約15分(本町駅乗換)- 大阪メトロ中央線 約20分(大阪港駅下車)- 徒歩約5分

    ② 大阪駅 - 大阪メトロ御堂筋線 約10分(本町駅乗換)- 大阪メトロ中央線 約20分(大阪港駅下車)- 徒歩約5分

    ③ 名古屋駅 - 東海道新幹線 約1時間(のぞみ)- 新大阪駅 - 大阪メトロ御堂筋線 約15分(本町駅乗換)- 大阪メトロ中央線 約20分(大阪港駅下車)- 徒歩約5分

    ④ 博多駅 - 山陽新幹線 約2時間30分(みずほ)- 新大阪駅 - 大阪メトロ御堂筋線 約15分(本町駅乗換)- 大阪メトロ中央線 約20分(大阪港駅下車)- 徒歩約5分

    ⑤ 札幌駅 - 飛行機 約2時間(新千歳空港 - 伊丹空港)- 大阪メトロ 約50分(大阪港駅下車)- 徒歩約5分

    なにわ食いしんぼ横丁 大阪府大阪市港区海岸通1-1-10
  • その他
    【営業時間】11:00〜20:00(変動あり)  【休館日】不定休(天保山マーケットプレースに準ずる)  【その他】あり(天保山駐車場利用)
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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )

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