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アスリートが地元掛川を紹介!

三重県

廣澤徳三郎工房(元祖伊賀くみひも廣澤徳三郎の店)
廣澤徳三郎工房(元祖伊賀くみひも廣澤徳三郎の店) 廣澤徳三郎工房(元祖伊賀くみひも廣澤徳三郎の店)
観光スポット

廣澤徳三郎工房(元祖伊賀くみひも廣澤徳三郎の店)

伊賀の地に息づく伝統工芸「伊賀くみひも」

忍者の里として知られる三重県伊賀市のもう一つの誇るべき文化、「伊賀くみひも」。絹糸の美を極めた工芸品である。色とりどりの糸を複雑に組み上げるこの紐は、古代には仏具や武具、現代では帯締めやアクセサリーに用いられる。奈良時代に大陸から伝わった技法が、日本の美意識と融合し独自に進化した工芸品となった。

伊賀市は、伊賀くみひもの一大産地として知られ、なかでもJR伊賀上野駅から車で約10分、静かな住宅街に佇むこ工房「廣澤徳三郎工房ひろさわ とくさぶろう こうぼう」は、「元祖伊賀くみひも」の文字を看板に掲げ、明治35年創業の老舗として三重県や伊賀市における地域の伝統工芸品としてPRされその名を轟かせてとどろかせている 。

廣澤徳三郎工房の歴史と技術

廣澤徳三郎工房の創業者・初代廣澤徳三郎ひろさわ とくさぶろうは、江戸に残されていた組紐の技術を習得し、明治時代に伊賀へ持ち帰ったとされる。以来、代々受け継がれてきた技術と伝統は、今もなお長年の修練を積み重ねた職人の手によって守られている。糸の選定から染色、組み上げまで、すべてが手作業。絹糸一本一本に魂を込め、文様を織りなす姿は、まさに 静謐せいひつまい のようである。

工房では、伝統的な 帯締めおびじめ装飾紐そうしょくひもに加え、現代のライフスタイルに合わせたストラップやブレスレットなども製作。天然染料を用いた深みのある色合いと、現代的な配色が融合し、伊賀くみひもの可能性を広げている。観光客向けのキーホルダーやブレスレットを作成する様な体験教室も人気であるのでチェックしておきたい。

スポット基本情報

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スポット情報

  • 住所
    三重県伊賀市上野西大手町3635-1
  • TEL
    0595-21-1127
  • アクセス
    ① 名古屋駅 - 関西本線 快速 約63分 - 亀山駅 - 徒歩約2分 - 亀山駅 - 関西本線 各停 約44分 - 伊賀上野駅 - 徒歩約2分 - 伊賀上野駅 - 伊賀鉄道約5分 - 西大手駅 - 徒歩約1分 
    ② 大阪駅 - 大阪環状線 約15分(直通)大和路線 約49分 - 加茂駅 - 徒歩約2分 - 加茂駅 - 関西本線 約36分 - 伊賀上野駅 - 徒歩約2分 - 伊賀上野駅 - 伊賀鉄道約5分 - 西大手駅 - 徒歩約1分 ※事前に時刻表をご確認ください
  • その他
    【営業時間】10:00~17:00 【定休日】不定休
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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
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