高松駅の特徴・魅力

四国の旅は、ここ高松駅から始まる。香川県高松市の中心にあるこの駅は、JR四国の予讃線・高徳線・土讃線の主要駅。そして、特急「うずしお」「しおかぜ」などが発着している。また、「ことでん（高松琴平電気鉄道）」との接続も良好で、まさに交通のハブとして機能している。

駅舎は、瀬戸内海の玄関口としての風格を備えた、ガラス張りの近代的なデザイン。

駅舎内には、観光案内所やカフェのほか、展望フロアに上がれば瀬戸内海や高松市街を一望できる。夜景も美しく、フォトスポットとしても人気だ。

そして、駅前には広々としたペデストリアンデッキがあり、前方には「高松シンボルタワー」がそびえ立つ。こうした景観もまた、旅の出発点としての想いでの一場面となるはずだ。

高松駅の構造と設備

高松駅は、JR四国が管轄する地上駅。そして2面4線の島式ホームを持っている。駅番号は、Y00（予讃線）、T28（高徳線）。それから、D00（土讃線）。

また、隣接する「高松築港駅」からは、「ことでん」の路面電車が市内を縦横に走り、栗林公園や琴電琴平方面へのアクセスもスムーズだ。

駅構内には、土産物店や飲食店もあり、讃岐うどんをはじめとする地元グルメが楽しめる。また、「みどりの窓口」があり、きっぷの購入や観光案内にも対応している。

また、多目的トイレは車いす・オストメイト・ベビーシート、それから、点字ブロックや筆談にも対応する。

加えて、補助犬の同伴も可能で、エレベーター・エスカレーターも完備している。つまり、バリアフリー対応で、誰もが安心して利用できる駅なのだ。

駅前には観光案内所「高松観光インフォメーションセンター」が設けられており、英語対応スタッフが常駐し、パンフレットの提供やレンタサイクルの貸出など、観光客に向けたサービスが充実する。

また、駅前にはバスターミナル、タクシー乗り場、レンタカー店も並び、県内外への移動にも対応する。そして、高松空港へのリムジンバスも発着しており、空港とのアクセスもスムーズだ。さらに、駅近くには「高松港」があり、フェリーで小豆島や直島などへのアクセスも可能となっている。

高松駅へのアクセス

東京方面からは羽田空港より高松空港へ約90分。空港から高松駅まではリムジンバスで約40〜50分。バスは高松駅前から発着し、ICカードやQRコード決済にも対応している。

そして、大阪方面からは新大阪駅より岡山駅まで新幹線で約45分、そこから快速「マリンライナー」で高松駅まで約60分。

また、名古屋方面からは新幹線で岡山駅まで約100分、そこから快速「マリンライナー」で高松駅まで約60分。

札幌方面からは新千歳空港から高松空港までなら約2時間。空港から高松駅まではリムジンバスで約50分である。

利用案内

注意事項

観光シーズンや通勤時間帯は混雑が予想されるため、時間に余裕を持った行動が望ましい。駅構内にはコインロッカーが設置されているが、数に限りがあるため、大きな荷物は事前に預けるのが安心だ。忘れ物は駅窓口またはJR四国電話案内センター（0570-004-592）へ連絡されたい。

高松駅の近隣スポット情報

高松駅周辺には、「高松シンボルタワー」（徒歩約3分）、「玉藻公園」（徒歩約5分）。そして、「高松港」（徒歩約5分）など、瀬戸内海の風景と歴史を感じるスポットが多数。フェリー乗り場も近く、島旅の拠点としても便利だ。

また、「栗林公園」（徒歩約25分）では日本庭園の美しさに触れられる。また、「高松市美術館」（徒歩約15分）では現代アートの展示が楽しめる。駅周辺にはホテルやレンタカー店も充実しており、観光の拠点として最適なロケーションだ。

さらに、駅から徒歩約1分の場所には「讃岐うどん めりけんや 高松駅前店」があり、香川名物の本格的な讃岐うどんをリーズナブルな価格で味わえる。朝7時から営業しており、旅の始まりにぴったりのグルメスポットとして人気を集めている。