GWどこ行く?2026年は伊勢日帰り旅!

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母校・京都工学院で第2のラグビー人生を歩む内田コーチ
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京都工学院ラグビー部を指導する内田啓介の日常

そんな内田先生が昨年4月、母校に赴任したとき、まず大変だったのは「生活に慣れること」だった。

1年目は担任のクラスを持つことはなかったが、保健や体育などの授業を週17コマ担当。もちろんユニット練習している朝と放課後は、ラグビーのコーチもしている。そのため、朝6時に起きて、家に戻るのは21時くらいになるという。

ただ、それでも念願の先生、そして高校生のコーチとして指導する時間は有意義なものだった。「ラグビーから入っていく教育と、教育から入っていくラグビーがあります。どっちにしても結局、入りは(取り組む)姿勢(が大事)だと思います。そういう意味での教育は楽しい」と内田先生。

FL田中琉翔主将

FL田中琉翔主将-斉藤健仁撮影

選手に寄り添う指導と厚い信頼

現役時代からOBとして指導していた内田先生。今でも大島監督や他のコーチと一緒になってアタック、ディフェンスといった戦術面、スキルなどを指導している。現役を引退して2年あまりしか経っていない。そのため、自らプレーして模範を示すときもあるという。

キャプテンのタックラーFL(フランカー)田中琉翔(3年)は、内田先生についてこう話す。

「内田先生はBK(バックス)コーチですが、全体も見ていただいています。やっぱり、誰よりもラグビーのことをわかっている。そして、みんなのことを理解してくれ、一番身近なラグビーの存在」。

また、内田先生と同じ大型SHの副キャプテンの市田愛知(3年)も語気を強めてこう話す。

「自分の経験とかを全部話してくれます。SHのスキルだけでなく、チーム全体をまとめてくれる先生です。来てくださって感謝しています。この1年でSHとして成長できた。内田先生のパスは僕より上手い。レベルが違う」。

内田コーチと同じSHの市田愛知 副将

内田啓介先生と同じSHの市田愛知 副将-斉藤健仁撮影

教員・指導者として成長する内田啓介の現在地

コーチになって1年あまり。内田先生が最近、大変だと感じていることを聞いた。

すると、内田先生は「こちらが意図を持って、しっかり目的を明確にして教える。また、やり続けたりしていくと選手が伸びていく姿が見て取れます。」と前置きした。

続けて、「説明の仕方、落とし込みの仕方1つでいろいろ変わると思います。加えて、言葉の伝え方や、どこまで答えを言うのか、言わないのか。こういったことが高校生にとっては結構大事です。あまり言い過ぎてしまうと、自分で考えることをやめてしまう子もいます。しかし、はっきり伝えないとわからない子もいるので……。そこのバランスが難しいですね。」と率直に話した。

「ラグビー部の指導だけでなく、一般の生徒と授業することで先生に戻ります。また、それが癒やしになったりします。内田先生はこの1年、いろんな研修を受けています。こうした、学校の教員としての成長がラグビーの指導者としての成長につながっていくと思う」。

教員、ラグビーの指導者の先輩でもある大島監督。こう話して、今後の後輩の成長に期待を寄せた。

大島監督(右)と内田コーチ

大島監督(右)と内田コーチ-斉藤健仁撮影

京都工学院ラグビー部の今季目標 「信は力なり」で花園へ

山口総監督が直接指導する時代から、「信は力なり」をスローガンに掲げる京都工学院。今シーズンの目標は、昨年度の予選決勝で敗れた京都成章を下す。その結果、花園出場を果たし、5度目の日本一となることだ。

京都工学院のスローガン「信は力なり」の前で戦況を見つめる内田啓介コーチ

京都工学院のスローガン「信は力なり」の前で戦況を見つめる内田啓介コーチ-斉藤健仁撮影

この4月には内田先生と高校の同期で、元横浜キヤノンイーグルスのFLだった嶋田直人先生も教員として赴任。これにより、コーチ陣の層も増した。大島監督は「そういう意味では、京都市のバックアップもいただきながら、公立高校の代表として日本一を目指してやっています。」と言う。

加えて、内田先生も「今年のチームはエネルギー、情熱がある。それを使いながら伸びていけば、楽しいチームになると思います。」と先を見据えた。

「我ら紅(あか)を纏いて 信は力なり いざゆこう たくましく 滾る勇気と 共に」

『ゆず』の岩沢厚治さんから提供された部歌「紅歌」の歌詞にこの一節がある。この歌詞のように、今シーズンの花園では、伝統の紅のジャージーで旋風を巻き起こしたい。

■記者プロフィール
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。2012年から2015年までエディー・ジャパン全54試合を現地で取材。ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「ラグビー語辞典」(誠文堂新光社)、「今こそ行きたい 欧州サッカースタジアム巡礼」(エクスナレッジ)など著書多数。
≫「X」アカウント
https://twitter.com/saitoh_k
アクセス

熊谷スポーツ文化公園ラグビー場

  • 住所
    埼玉県熊谷市上川上810
  • TEL
    048-526-2004(熊谷スポーツ文化公園管理事務所)
  • アクセス
    ① 東京駅 - JR高崎線 約60分 - 熊谷駅 - 国際十王交通バス「熊谷スポーツ文化公園行き」約15分 - 熊谷スポーツ文化公園ラグビー場
    ② 大宮駅 - JR高崎線 約30分 - 熊谷駅 - 国際十王交通バス「熊谷スポーツ文化公園行き」約15分 - 熊谷スポーツ文化公園ラグビー場
    ③ 高崎駅 - JR高崎線 約30分 - 熊谷駅 - 国際十王交通バス「熊谷スポーツ文化公園行き」約15分 - 熊谷スポーツ文化公園ラグビー場
    ④ 長野駅 - 北陸新幹線 約60分 - 大宮駅 - JR高崎線 約30分 - 熊谷駅 - 国際十王交通バス「熊谷スポーツ文化公園行き」約15分 - 熊谷スポーツ文化公園ラグビー場
    ⑤ 静岡駅 - 東海道新幹線 約90分 - 東京駅 - JR高崎線 約60分 - 熊谷駅 - 国際十王交通バス「熊谷スポーツ文化公園行き」約15分 - 熊谷スポーツ文化公園ラグビー場

    バスは通常「熊谷駅北口3番乗り場」から発車。試合開催時には「6番乗り場」からの増便も有り
  • その他
    【営業時間】08:30~17:00(※大会等をのぞく)
Journal-ONE投稿記者-斉藤 健仁
取材・文:
斉藤 健仁( 日本 )
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