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日本代表 男子バスケの53名の候補を発表
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日本代表は今夏に向けた男子53名の候補選手を発表。「12年構想」に基づく強化と育成の両立という新たなフェーズへと踏み出した。

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日本代表 53名発表と12年構想の狙い

日本バスケットボール協会(JBA)が5月1日、記者会見を開いた。今夏の男子日本代表チームの活動内容についての説明を行うと同時に、53名の代表候補選手を発表した。

JBAは2月にパリオリンピックから2036年オリンピックまでの期間で強化と育成の両輪を同時並行で行っていく「12年構想」を打ち出した。これにより、日本を永続的に強豪国となる意思を明確にした。

そのため53名の選手も「今」勝つためのベテラン勢から、「将来」を見据えた若手まで幅広い年令の選手が含まれている。この名簿の中にはNBAで活躍する八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)と河村勇輝(シカゴ・ブルズ)の名前も記されている。

代表候補名簿で最年長は35歳の比江島慎(宇都宮ブレックス)とルーク・エヴァンス(アルティーリ千葉)。一方、最年少は17歳の白谷 柱誠ジャック(福岡大学附属大濠高校)とベネディクト 研一郎(St. George’s School)となっている。

日本代表候補最年長となる比江島慎-永塚和志撮影

最年長となる比江島慎(写真はパリ五輪前の会見)-永塚和志撮影

日本代表 今夏の試合日程と過密スケジュール

今夏の男子日本代表は2つの主要な大会がある。一つはFIBAワールドカップアジア予選のウインドウ3と4。そして9月に名古屋で開幕するアジア競技大会(アジア大会)だ。

アジア大会自体の正式な大会開催期間は9月19日から10月4日となっている。その中で、IGアリーナで行われる男子のバスケットボールの開催期間は同10日から20日までとなっている。

国内のBリーグは2026-27シーズンよりトップカテゴリーを「Bプレミア」として新たな出発をする。しかし、Bプレミアの開幕が9月22日と、アジア大会からの期間が非常に短い。53名のうち35名がアジア大会の候補選手となっているが、富永啓生(レバンガ北海道)や金近廉、瀬川琉久(ともに千葉ジェッツ)といった若手が大半だ。

8月9-10日に佐賀県で、同15-16日には東京で強化試合が行われることも公表。夏はバスケットボールにおいてオフシーズンである。しかし、日本代表に関わる者にとってはまとまった休息を取ることのできる期間はさほどない。加えて、こうした大会の日程が詰まっているためJBAとしても差配が必要となってくる。

日本代表 アジア大会は若い35名が代表候補に-永塚和志撮影

アジア大会は若い35名が登録選手に-永塚和志撮影

日本代表編成と八村塁・河村勇輝の動向

会見にはJBA強化委員長の伊藤拓摩氏と、同男子日本代表強化部会部会長の安永淳一氏が登壇した。伊藤強化委員長は、どの選手がどの大会、試合に選抜されるかどうか現段階ではわからないと前置き。その上で都度、心身の状態を見ながらパズルを組み立てていくといった趣旨を述べた。

「大切なのは6月から選手が集まり、9月の20日まで(合宿や大会が)ある中で、選手のコンディショニング、これは体もそうですけども、Bリーグのスケジュールがタフになる中で夏もずっと活動をするというふうになると厳しくなる。それゆえ、心のコンディショニング、メンタル面のコンディショニング、体のコンディショニング、すべてを踏まえた上でウインドウ、アジア競技大会を戦わなければいけないというところです」。

ワールドカップ予選の重要性

ワールドカップ予選とアジア大会において、より重要かつ12年構想の中において短期の目標と言えるのが前者だ。

日本は2024年のパリオリンピックには前年のワールドカップでアジアでトップの成績を収めたことで出場を決めている。ロサンゼルスオリンピックへ向けての同様の道筋での出場を目指す。ワールドカップでの切符獲得がならずとも、オリンピック最終予選を経ての出場の可能性もあるが、可能性は前者でのほうが高いためだ。

そして、2027年のカタール開催のワールドカップへの出場自体を日本が確実にしているわけではないこと。加えて、ウインドウ3の中国と韓国との試合がいずれもアウェイで行われること。これらを鑑みれば、できるだけベストな布陣で同予選に臨みたいのである。

登壇したJBAの伊藤拓摩氏(左)と安永淳一氏(右)-永塚和志撮影

登壇したJBAの伊藤拓摩氏(左)と安永淳一氏(右)-永塚和志撮影

ワールドカップ予選の現状と課題

それだけに、八村や河村の参加の可否に周囲の関心が高まるのはごく自然なことだ。まして、八村に関しては前男子代表HCのトム・ホーバス氏との間であったとされる確執や彼によるJBA批判。これによりパリオリンピック以降、代表活動に参加する可能性が限りなく低くなってしまっていた事情もある。

■記者プロフィール
永塚 和志
フリーランススポーツライター。Bリーグ、男女日本代表を主にカバーし、FIBA W杯や米NCAAトーナメントを取材。他競技ではWBCやNFLスーパーボウル等の国際大会の取材経験もある。著書に「''近代フットボールの父'' チャック・ミルズが紡いだ糸」(ベースボール・マガジン社)があり、東京五輪で日本女子バスケ代表を銀メダルに導いたトム・ホーバスHC著「ウイニングメンタリティー コーチングとは信じること」、川崎ブレイブサンダース・篠山竜青選手 著「日々、努力。」(ともにベースボール・マガジン社)等の取材構成にも関わっている。

「X」アカウント https://x.com/kaznagatsuka
Journal-ONE記者の永塚和志氏
取材・文:
永塚 和志( 日本 )
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