無料になる年齢の条件や、チケットを買うタイミングとあわせて、料金まわりで迷いやすいポイントを整理しておきましょう。
運賃はシーズンとトップシーズンで切り替わる
旭岳ロープウェイの運賃は、6月1日から10月31日までの「トップシーズン」と、11月1日から5月31日までの「シーズン」の2区分に分かれています。高山植物や紅葉を目当てに人が集まる夏から秋にかけてが高く、冬から春にかけてが安くなる設定です。
大人料金は、トップシーズンが往復3,500円、シーズンが往復2,800円となっています。一方で小人料金は時期にかかわらず往復1,750円で据え置かれているため、子ども連れの場合はシーズンによる差が出ません。
ここは意外と見落とされやすく、家族での予算を立てるときに知っておくと役立つポイントです。
なお、20名以上でまとまって利用する場合は団体運賃が適用されます。金額の詳細は下記の通りです。
| 区 分 | トップシーズン (6月1日〜10月31日) |
シーズン (11月1日〜5月31日) |
|---|---|---|
| 大人 往復 | 3,500円 | 2,800円 |
| 大人 片道 | 2,200円 | 1,700円 |
| 小人 往復 | 1,750円 | 1,750円 |
| 小人 片道 | 1,100円 | 1,100円 |
| 団体 大人 往復 | 3,200円 | 2,500円 |
| 団体 大人 片道 | 2,000円 | 1,500円 |
| 団体 小人 往復 | 1,600円 | 1,600円 |
| 団体 小人 片道 | 1,000円 | 1,000円 |
※大人は中学生以上、団体運賃は20名以上が対象です。
※未就学児は大人1名につき1名無料となります。
※障がい者手帳またはミライロIDの提示で障がい者運賃が適用されます。
未就学児は大人1名につき1名無料になる
小さな子どもを連れて訪れる場合、未就学児は大人1名につき1名まで無料で乗車できます。大人2名で未就学児2名を連れていく場合は2名とも無料になる一方、大人1名で未就学児2名を連れていくときは1名分の小人運賃が必要になる、という考え方です。
そのほか、障がい者手帳またはミライロIDを提示すると障がい者運賃が適用されます。第1種の場合は本人と介護者1名が対象となり、券売窓口で手帳を確認したうえでの適用です。区分によって条件が細かく分かれているため、該当する方は窓口で相談してみてください。
反対に、ガイドや添乗員、通訳、タクシー運転手などが同行する場合は、その方の運賃もすべて有料になります。ツアーの手配時には人数の数え方に注意しておきたいところです。
チケットは当日窓口で購入できる
旭岳ロープウェイは個人・団体を問わず予約乗車制ではないため、事前の申し込みは必要ありません。当日、山麓駅の券売窓口でチケットを購入して乗り込む形になります。支払いは現金のほか、VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、DISCOVERといった主要なクレジットカードに対応しています。
ひとつ気をつけたいのが、上りの片道券です。山岳事故を防ぐため、日没時刻との兼ね合いで販売が早めに終了したり、購入を断られたりする場合があります。歩いて下山する予定の方は、余裕のある時間帯に到着しておくと確実でしょう。
また、大きな手回り品を持ち込む場合には別途料金がかかったり、持ち込み自体を断られたりすることもあります。荷物が多いときは、山麓駅のコインロッカーを利用するのが安心です。
旭岳ロープウェイの運行時間と運休期間

旭岳ロープウェイは通年で運行していますが、始発と最終の時刻、そしてゴンドラが出る間隔は時期によって細かく変わります。
さらに、年に一度まとまった運休期間が設けられている点も見落とせません。旅程を組む前に確認しておきたい運行まわりの基本を整理します。
片道約10分で標高1,600mの姿見駅に着く
山麓駅から姿見駅までの路線距離は2.36km、所要時間は片道およそ10分です。ゴンドラは一度に101人まで乗車でき、上昇するにつれて足元の樹林帯が遠ざかり、見渡せる範囲がぐんぐん広がっていきます。
振り返れば東川町から旭川方面へと続く平野を一望でき、わずか10分とは思えない眺めの変化を味わえるでしょう。姿見駅に着いた時点で標高は約1,600mです。山麓との気温差はおおむね3度前後、風がある日はそれ以上に体感温度が下がります。
真夏に薄着のまま上がってしまい、寒さで長く滞在できなかったという声も少なくありません。往復で1時間半から2時間ほど過ごすことを想定して、羽織るものを1枚用意しておくと快適に過ごせます。
運行間隔は時期によって15分と20分に分かれる
ゴンドラの運行間隔は、6月1日から10月20日までが15分間隔、10月21日から5月31日までが20分間隔というのが基本です。人が集中する夏から秋にかけて本数が多くなる設定で、待ち時間が読みやすくなっています。













