駐車場にはトイレが併設されており、2019年11月から24時間利用できるようになりました。より清潔なトイレを使いたい場合は、隣接する白金温泉観光組合の建物内にも設備があります。ただし数は多くないため、混雑時は待つこともあるでしょう。このほか、碧の美 ゆゆの目の前にも美瑛町の公共駐車場があり、こちらも無料で利用できます。冬季は除雪の状況によって停められないことがありますので、そのときは観光センター前を使ってください。
宿泊施設の駐車場も無料で開放されている
日帰り入浴で立ち寄る場合は、その施設の駐車場をそのまま使えます。ホテルパークヒルズは120台、森の雫 RINと碧の美 ゆゆはそれぞれ50台、湯処 杖忘れの湯は10台ほどを備えており、いずれも無料です。台数に余裕があるため、入浴目的なら駐車で困ることはまずありません。
パークヒルズには第1から第3までの駐車場があり、車いすを利用する方はホテル裏手の第2駐車場を使うと段差がない入口から入れます。正面入口には階段がありますので、事前に知っておくと動きやすいでしょう。なお、宿の駐車場に停めて白ひげの滝だけを見に行くのは本来の使い方ではありません。滝が目当てなら公共駐車場を選んでください。
昼前後は駐車場待ちが発生する
白金エリアが混み合うのは、青い池と白ひげの滝を組み合わせて回る観光客が集中する昼前後です。特に晴れた日の11時から15時にかけては、観光バスやレンタカーが次々と入ってくるため、公共駐車場が埋まることがあります。それほど広い駐車場ではないので、満車になれば入れ替わりを待つしかありません。
避けたいなら、朝の早い時間か夕方以降を狙うのが確実です。白ひげの滝は通年でライトアップされていますから、夕方に温泉へ入り、暗くなってから滝を見るという回り方なら混雑とほぼ無縁でしょう。ツアー客の滞在時間は20分から30分程度と短いため、少し待てば空くことも多いのですが、時間に余裕を持って動くに越したことはありません。
路上駐車は温泉街の通行を妨げる
駐車場が埋まっているとき、つい道路脇に停めたくなるかもしれません。しかし、白金温泉は道幅の限られた温泉街で、宿の送迎バスや路線バス、地元の生活車両が日常的に行き交っています。路上駐車は、それらの通行を直接妨げることになります。
冬は特に深刻です。除雪車が入る道でもあるため、車が停まっていると作業そのものが滞ります。積雪期は路肩がどこまでか分かりにくく、思わぬ場所に落ちてしまう危険もあるでしょう。公共駐車場が満車なら、少し待つか、道の駅びえい「白金ビルケ」まで下りて時間を調整するのが賢明です。白金ビルケから青い池までは約2キロメートルで、温泉街まで戻っても大した距離ではありません。地元の暮らしが続く場所であることを意識して停めたいところです。
十勝岳の火山活動と白金温泉への影響

白金温泉は噴火の歴史を繰り返してきた活火山、十勝岳の麓に位置しています。2026年に入って火山活動が活発化し、噴火も発生したため、旅行を予定している人からは「行っても大丈夫なのか」という声が上がっています。ここでは、公式に発表されている事実だけを整理します。
2026年6月に噴火警戒レベルが2へ引き上げられた
札幌管区気象台は2026年6月18日11時、十勝岳の噴火警戒レベルを1「活火山であることに留意」から2「火口周辺規制」へ引き上げました。62-2火口および振子沢噴気孔群付近で熱活動の高まりが認められたこと、3月以降に山体付近のやや深部の膨張を示す地殻変動が続いていること、4月以降に火山ガスの放出量増加と地震活動のやや活発化が見られたことが理由です。
噴火警戒レベルは1から5までの5段階で、数字が大きいほど警戒が必要な範囲が広がります。レベル2は、居住地域ではなく火口の周辺に危険が及ぶ段階を指すものです。十勝岳では2014年12月にもレベル2へ引き上げられた経緯があり、その際は2015年2月に活動が低下してレベル1へ戻されました。
7月と8月にごく小規模な噴火が起きた
レベル引き上げの約1か月後、2026年7月22日午前11時5分ごろ、十勝岳でごく小規模な噴火が発生しました。62-2火口から黒色の噴煙が上がり、高さは火口縁上およそ200メートルに達しています。十勝岳の噴火は2004年2月以来、22年ぶりのことでした。
さらに8月6日午後2時15分ごろにも同規模の噴火が起き、噴煙は火口縁上約300メートルまで上昇しています。いずれも大きな噴石の遠方への飛散は確認されず、想定される噴火の規模に収まっているとして、噴火警戒レベルは2のまま維持されました。気象台は8月14日の発表でも、火山活動の活発な状態が継続しているとして警戒を呼びかけています。
規制範囲は火口から約1.5キロにとどまっている
レベル2で立ち入りが規制されているのは、62-2火口からおおむね1.5キロメートルの範囲です。この範囲内では、噴火に伴って弾道を描いて飛散する大きな噴石への警戒が必要とされ、自治体の指示に従って立ち入らないよう求められています。噴火警報の対象市町村は、美瑛町、上富良野町、新得町の3町です。












