ファーム富田は乗用車約500台分を無料で開放している
もっとも来園者が多いファーム富田ですが、駐車場は乗用車約500台分、バス約30台分が確保されており、料金はかかりません。入園料も駐車料金も無料でこの規模を維持しているのは、観光地としてはかなり珍しい部類に入ります。
とはいえ、収容台数が多いことと停めやすいことは別の話です。ピーク時には駐車場に入る車の列が道路まで伸び、敷地に入ってから停めるまでに時間を要することもあります。第1から第3まで複数の駐車場があるので、手前が満車でも係員の誘導に従って奥へ進むとスムーズです。園内は広く、入口の位置によって歩く距離が変わるため、目当ての花畑に近い駐車場を選べると効率よく回れます。
四季彩の丘は6月から9月まで駐車が有料になる
このエリアで駐車料金がかかる代表格が、美瑛の四季彩の丘です。6月から9月までの期間、一般車は500円が必要になります。入園料の有料期間が7月から9月であるのに対し、駐車料金は6月から始まるため、6月に訪れると入園は無料でも駐車料金だけは発生する点にご注意ください。
利用できるのは第1・第2駐車場で、第3駐車場は身体障がい者用と営業車・タクシー専用に区分されています。
かつては園内の「うどん処 麦彩の丘」を利用すると駐車料金が無料になりましたが、このサービスは廃止されました。食事をとっても駐車料金は別途必要になるので、旧情報を見て計画している場合は予算を修正しておきましょう。
北星山ラベンダー園には町営駐車場が併設されている
中富良野町が運営する北星山ラベンダー園には、約100台分の町営駐車場が用意されています。こちらも無料で利用でき、リフト乗り場のすぐ近くに停められるのが利点です。ファーム富田ほど混み合わないため、中富良野に着いてまず北星山へ向かい、車を停めてから歩いてファーム富田を目指すという回り方も選択肢になります。
そのほかの畑も駐車場は基本的に無料です。ラベンダーイーストは普通車73台と大型7台、ぜるぶの丘は約120台分が確保されています。
日の出公園ラベンダー園は併設のオートキャンプ場と共用になっており、繁忙期は利用者が重なるため、時間帯によっては空きを探す必要があるかもしれません。
| スポット | 収容台数 | 料 金 | 備 考 |
|---|---|---|---|
| ファーム富田 | 乗用車 約500台/バス 約30台 | 無料 | 第1〜第3駐車場あり。ピーク時は係員が誘導 |
| 北星山 ラベンダー園 |
約100台 | 無料 | 町営。リフト乗り場に隣接 |
| 日の出公園 ラベンダー園 |
公式データ未公開 | 無料 | 併設のオートキャンプ場利用者と共用 |
| 四季彩の丘 | 第1・第2駐車場 | 6〜9月は一般車500円 | 第3駐車場は身体障がい者用・営業車・タクシー専用。飲食店利用による無料サービスは廃止 |
| ラベンダーイースト | 普通車 73台/大型 7台 | 無料 | 開園期間中のみ利用可 |
| ぜるぶの丘 | 約120台 | 無料 | 国道237号沿いで出入りしやすい |
※料金・利用条件は変更される場合があります。おでかけ前に各施設の公式サイトで最新情報をご確認ください。
台数に余裕があるスポットでも、見頃のピークには回転が追いつかない時間帯が生じます。
路上駐車は農作業の妨げになる
駐車場が満車のとき、畑沿いの道に路上駐車をしたくなるかもしれませんが、これは避けなければなりません。周辺の道路は観光道路ではなく、農家の方がトラクターや作業車で日常的に使う生活道路です。
道幅の狭い農道に車が並ぶと大型の農機具が通れなくなり、収穫や防除の作業が止まってしまいます。美瑛では、私有地である畑に無断で立ち入る観光客が相次いだ結果、名木として親しまれてきた木が伐採された例もあります。
訪れる人のふるまいが、次に来る人の見られる景色を減らしてしまうということです。停められないときは無理に近づかず、別のスポットへ回るか、時間をずらして戻る判断が求められます。この土地の風景は農業が営まれているからこそ保たれている、という前提を忘れずにいたいものです。
混雑を避けるまわり方
ラベンダーの見頃はわずか2〜3週間に集中するため、その期間の主要スポットはどうしても混み合います。
ただ、混雑には時間帯と曜日のはっきりした波があり、動き方を少し工夫するだけで体感はかなり変わります。ピークを外すための考え方を押さえておきましょう。
駐車場が埋まりはじめるのは午前10時前後になる
混雑の目安になるのが、観光バスと団体客が動き出す時間です。ツアーの多くは午前10時前後に主要スポットへ到着するよう組まれており、この時間帯からファーム富田や四季彩の丘の駐車場は一気に埋まっていきます。個人客の車もこの頃から増えるため、10時から14時までがもっとも身動きの取りにくい時間帯といえます。












