そして、最終運転日となる9月23日には、旭川と富良野のあいだを2往復する特別ダイヤが組まれ、停車駅でセレモニーや記念イベントが実施される予定です。指定席は惜別の乗客も加わって早い段階で埋まると見込まれるため、乗車を考えているなら発売日に押さえるつもりで動くのが確実といえます。
| イベント | 開催地 | 2026年の日程 | 内 容 |
|---|---|---|---|
| ラベンダーフェスタ かみふらの |
日の出公園ラベンダー園(上富良野町) | 7月4日〜12日 | 夜間ライトアップ、特産品販売、ステージ企画 |
| なかふらの ラベンダーまつり |
中富良野町 | 8月1日 | 花火大会、飲食ブース、ステージ企画 |
| 富良野・美瑛まんきつ ノロッコ号 |
JR富良野線(美瑛駅・上富良野駅・中富良野駅) | 8月29日・30日 | 各駅で20分停車し、地域による特別体験を実施 |
| 富良野・美瑛ノロッコ号 ラストラン |
JR富良野線(旭川駅〜富良野駅) | 9月23日 | 2往復の特別ダイヤ、停車駅でのセレモニー・記念イベント |
※日程・内容は年によって変わります。おでかけ前に各自治体・JR北海道の公式サイトで最新情報をご確認ください。
いずれも日程は年ごとに動くため、旅行の計画を立てる段階で各自治体の発表をご確認ください。
ラベンダー畑を快適に楽しむコツ
ラベンダー畑はどこも屋外の丘の上にあり、遮るものがほとんどありません。真夏の北海道は想像以上に日差しが強く、その一方で朝晩は冷え込みます。
現地で困らないための備えと、写真をきれいに残すためのちょっとした工夫をまとめました。
日陰が少ないため帽子と水分を用意する
花畑は見通しのよさが売りである以上、当然ながら木陰はほとんどありません。7月の日中は30度近くまで気温が上がる日もあり、遮るもののない斜面を歩き続けると体力を消耗します。つばの広い帽子、日焼け止め、飲み物は最低限の装備と考えてください。
園内に自動販売機がない畑もあるため、移動前に補給しておくと安心です。もうひとつ意外と役立つのが虫よけです。ラベンダーの香りに誘われてミツバチが多く集まり、花のすぐそばで撮影していると羽音に驚かされることがあります。
刺激しなければ危険は少ないものの、手で払うのは逆効果。落ち着いてその場を離れるのが正解です。素足にサンダルより、歩きやすい靴のほうが結果的に快適でしょう。
朝夕は気温が下がるため羽織るものが要る
日中の暑さとは対照的に、北海道の内陸部は朝晩に気温が大きく下がります。上川地方は寒暖差の大きい土地で、日中30度近くまで上がった日でも、早朝や日没後は15度前後まで落ち込むことも珍しくありません。半袖だけで夕方まで過ごすと、思いのほか冷えます。
混雑を避けて朝いちばんや夕方に訪れる場合は、薄手の上着を1枚持っておきましょう。北星山のリフトのように風を受ける場所ではなおさらです。ライトアップや花火を見るなら、夜間は上着が必須と考えて差し支えありません。荷物を増やしたくない気持ちは分かりますが、羽織るもの1枚の有無で滞在の快適さは大きく変わります。
畑には立ち入らず通路から撮影する
畝と畝のあいだが空いていると、そこに入って撮りたくなるかもしれません。ですが、ラベンダーの株は踏まれれば傷み、翌年の花付きに影響します。撮影は必ず遊歩道や通路から行ってください。柵のない畑ほど、訪れる人の判断が問われます。
混雑時は撮影スポットに人が滞留しがちです。三脚を長時間据えたままにしたり、通路をふさいだりすると、後ろの人が動けなくなります。数枚撮ったら場所を譲る、という意識があるだけで全体の流れは変わるものです。
ドローンでの空撮は施設ごとに扱いが異なり、原則禁止としている畑もあります。撮影機材を持ち込む場合は、事前に各施設へ確認しておきましょう。
白い服を着ると紫の花が引き立つ
写真を目的に訪れるなら、服の色は意外と大きな要素になります。ラベンダーの紫は彩度がそれほど高くないため、濃い色や柄物の服を着ると背景に負けてしまいがちです。白やベージュ、淡い水色といった明るい無彩色に近い色を選ぶと、被写体としての人物と紫の花が互いを引き立て合います。
同じ理由で、紫に近い色の服は花に埋もれてしまうので避けたほうが無難でしょう。ワンピースなど裾に動きの出る服装は、丘の上の風と相性がよく、写真に表情が生まれます。光の面では、日差しが真上から差す正午前後より、朝夕の斜めの光のほうが花の立体感が出ます。混雑を避ける時間帯と、きれいに撮れる時間帯が重なるのは、ちょうど都合のよいところです。
美瑛・富良野のラベンダー畑に関するよくある質問

計画を立てる段階でよく寄せられる疑問を、ここまでの内容とあわせて整理しました。出発前の最終確認としてお役立てください。
ラベンダーの見頃はいつですか?
もっとも確実なのは7月中旬です。富良野で作付面積の広いおかむらさきがこの時期に最盛期を迎えるため、どの畑に行っても紫の景色に出会えます。ただし来訪者も1年で最多となり、平日でも混み合います。












