5月16日の結果(NEC 5-3 太陽誘電)
女子ソフトボール・JDリーグ2026シーズン。全日程の1/3を終え第5節を迎えた今週、NECプラットフォームズレッドファルコンズは栃木県宇都宮市にやってきた。現在、4勝5敗としているNECプラットフォームズ。前節では日立サンディーバと大垣ミナモに対して見事勝利。5月に入ってからさらにチームの勢いを加速させた。
暑さが出てきた5月中旬。今日の相手は、前回勝利している太陽誘電ソルフィーユ。そんな一戦のマウンドを任されたのは、先週に続いて先発の大塲 亜莉菜。対する太陽誘電は辻奈奈がマウンドに立ち、試合を運んで行った。
原の先制弾でリードを奪う
序盤は両投手とも打たせて取るリズムの良い投球を展開。3回裏終了までを、わずか30分で終わらせるという速さだった。
そんな0-0のまま迎えた、4回裏。最初に得点を奪ったのはNECプラットフォームズだった。この回は先頭の竹内 みのりが四球を選んで出塁、さらに続く5番・塩田 優和が左前安打を放ってチャンスを広げた。
しかし、その後は送りバントが三塁手正面に転がってしまい、前の走者がアウトに。惜しくも進塁打とはならず走者が入れ替わった状況になったが、それでもチャンスはまだ続いていた。そして未だに本塁打が出ていない原 日菜海がここでみせた。1死二、三塁から低めの球をうまくすくい上げた原の打球は、中堅手の頭を越えてフェンスの奥に落下。待望の本塁打でついに3点本塁打でリードを奪い、試合を動かしたNECプラットフォームズ。連勝に向けて一歩リードした。
主将・橋本の適時打で反撃
すると試合の流れが変わり、太陽誘電もすぐさま反撃を始める。5回表、先頭の6番・田村 心が死球で出塁すると、代走に川村 茉子が送られた。すると直後に7番・小松 優月が左中間へ二塁打を放つと、無死二、三塁と得点のチャンスを迎えた。
続く小畑 兎羽の打席。打者は空振り三振に倒れるも三塁走者が大きく飛び出してしまう。三本間で挟まれた後、三塁走者は塁に戻ることができたが一緒に飛び出していた二塁走者がタッチアウト。得点のチャンスで走者一人を失ってしまうが、続く9番・橋本 芽衣が中前適時打を放ち1点を獲得した。直後の安打ということもあり、挟殺で走者を失ったのが悔やまれた。
投手が変わってもNECは攻める
5回裏から太陽誘電の投手が2番手・向山 琴葉に交代。これまでも継投策で戦ってきた太陽誘電だったが、NECプラットフォームズはその代わり際を攻め入る。先頭の木村 友奏が左前安打で出塁すると、ここで代走にチーム1俊足の別府 柚良が送られた。
無死一塁から2番・辻野 こころの打球は、二塁手・小松の失策によりセーフに。この回も得点のチャンスを作ったNECプラットフォームズは、無死二、三塁で打席に入った3番・長井 美侑が右前に運ぶと、この打球で二塁走者・別府が一気に返り4点目。
その後、内野ゴロで2死になると、6番・諏訪 いろはの遊ゴロが内野安打に。このプレーの間に走者がもう一人帰り5-0とリードを広げた。
最終回は波乱の展開
7回表、NECプラットフォームズは投手を髙𣘺 未来に交代。すると最終回にも太陽誘電の追い上げが続いた。この回先頭の5番・横山 木葉が投手強襲安打で出塁。続く6番・田村も四球を選び、得点圏に走者を進めた。
そして続く小松の右方向への犠牲飛球によりそれぞれ進塁。すると途中出場の田村 虹月が右越えの適時二塁打を放って得点。5-3と点差を2とした。ここでNECプラットフォームズは投手を山本 すみれに交代。
1死二塁というピンチでの登板となったが、いきなりイリーガルを取られしまい走者が三塁に進塁。さらに9番・橋本が四球、2番・髙橋舞里が死球で2死満塁となり、打席には3番・上林 藍子を迎えた。
一塁走者が帰れば逆転となるこの場面。緊迫した最終回の攻防だったが、最後は山本が内角の球を詰まらせて三ゴロに。捕球した三塁手・千葉 彩音がすぐ横のベースを踏んで3死となり、試合終了。
後半はヒヤヒヤする試合展開となったが、NECプラットフォームズが勝利を収めて今季5勝目。勝率を5割に戻し、原の今季1号目をチーム全員で祝福した。











