


高知城
江戸時代の面影を残す四国の名所、高知城の建築美
現存する天守と本丸御殿が語る城の価値
全国でも数少ない「現存12天守」のひとつであり、天守・本丸御殿・追手門がすべて残る唯一の城、高知城。
特に本丸御殿は、川越城と並ぶ希少な建築物として知られ、歴史的価値が高い。
加えて、15棟の重要文化財が城内に点在しており、土佐藩の政治や文化を今に伝えている。
さらに、防御の工夫として「忍び返し」や石落としなどが施されており、戦国時代の知恵を感じることができる。
季節ごとに変化する高知城の風景
春の桜と夜の灯りが織りなす幻想的な空間
春になると、高知城は約220本の桜に彩られ、城郭と花の美しさが見事に調和する。
中でも「高知城花回廊」では、ぼんぼりの灯りとライトアップが幻想的な雰囲気を演出し、昼間とは異なる魅力を放つ。
夜桜を楽しむなら、追手門越しに見える天守が絶好の撮影スポットである。
さらに、秋の紅葉や冬の静寂も見逃せず、四季折々の風景が訪問者を飽きさせない。
主要都市からの快適なアクセス
飛行機を活用したスムーズな移動
高知城へのアクセスは、東京(羽田空港)からは約1時間20分のフライトとバス移動を含めて約2時間30分(徒歩約15分)。
大阪(伊丹空港)からは約45分のフライトとバスで約1時間30分(徒歩約15分)である。
また、名古屋(小牧空港)からは約1時間のフライトとバスで約2時間(徒歩約15分)。
高知龍馬空港からは空港連絡バスで高知駅まで約40分、そこから路面電車で「高知城前」まで約10分と、公共交通機関も整っている。
周辺施設で広がる観光の楽しみ
歴史と食文化を同時に味わえるスポット
高知城の周辺には、高知城歴史博物館(徒歩約2分)やひろめ市場(徒歩約5分)など、観光客に人気の施設が集まっている。
歴史博物館では、土佐藩の資料や展示が充実しており、城の理解を深めることができる。
一方、ひろめ市場では地元の食文化に触れることができ、観光の合間に立ち寄るには最適な場所だ。
城を中心に高知市内を巡ることで、歴史と現代が融合した魅力的な旅が実現するはずだ。
スポット基本情報
スポット情報
- 住所高知県高知市丸ノ内1-2-1
- TEL088-824-5701
- アクセス
① 東京駅 - 羽田空港 - ANA/JAL 約90分 - 高知龍馬空港 - 空港連絡バス 約40分 - 高知駅 - タクシー約10分
② 大阪駅 - 新大阪駅 - 新幹線 約50分 - 岡山駅 - JR特急南風 約120分 - 高知駅 - タクシー約10分
③ 名古屋駅 - 新幹線 約50分 - 岡山駅 - JR特急南風 約120分 - 高知駅 - タクシー約10
分
④ 静岡駅 - 新幹線 約90分 - 岡山駅 - JR特急南風 約120分 - 高知駅 - タクシー約10分 - その他【営業時間】9:00 ~ 17:00(最終入館:16:30) 【休館日】年末年始 【その他】駐車場有り(高知公園駐車場)

- 取材・文:
- Journal ONE( 編集部 )