色とりどりの傘が輝く、アンブレラスカイ 2026。Journal-ONE取材版がお届けする、ムーミンバレー完全攻略レポート【第一弾、第二弾、先行公開中!】

色とりどりの傘が輝く、アンブレラスカイ 2026。Journal-ONE取材版がお届けする、ムーミンバレー完全攻略レポート【第一弾、第二弾、先行公開中!】

埼玉県飯能市のムーミンバレーパーク。青い壁のムーミン屋敷の前に、色とりどりのシャボン玉が舞っている。手前には小川が流れ、背景には初夏の豊かな新緑が広がっている。
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そうなのだ。

先に湖を歩いて、実際に体験したからこそ、この展示が「答え合わせ」になる。灯台の意味も、橋の意味も、すべてが腹に落ちる。

ムーミンバレーパーク内のコケムスに展示された巨大なムーミン谷のジオラマ

ムーミン谷のジオラマ② © Moomin Characters™

ムーミン谷の物語の核心に触れる。

あの灯台で、ママの孤独を感じた。あのテントで、スナフキンの哲学に触れた。あの屋敷で、寛容と自己保全のバランスを知った。

そして今、このジオラマを見ながら、それらがすべて、一つの物語の中で繋がっていることを、体で理解している。これが、羽毛田さんが言っていた「仕掛け」なのだ。

埼玉県飯能市のムーミンバレーパーク内、コケムスの巨大ジオラマ。回転するムーミン屋敷の断面から、1階で食卓を囲むムーミン一家や、各階で思い思いに過ごす仲間たちの緻密な生活風景が見える。

ジオラマでは、時間になると現れるムーミン一家の暮らしが現れる。—Journal-ONE撮影

パーク全体が、一つの大きな物語。その物語を、順を追って体験し、最後にこの場所で、全体像を見る。すると、自分が歩いてきた道のりが、物語の一部だったのだと気づく。自分が、物語の中にいたのだ。展示の最後には、ムーミンの物語を象徴するメッセージが掲げられていた。

「愛と寛容と家族と友情」

ムーミンの物語が、一貫して描いてきたテーマである。そして、それは、このパークそのものが体現しているテーマでもある。

コケムス2階の黄色い壁面が印象的なトーベ・ヤンソン展示エリア

展示コーナーの黄色い壁面には「愛と寛容と家族と友情」と記さてれいた。コケムス2F_展示エリア © Moomin Characters™

お約束の場所へ。世界最大級のグッズショップ「ムーミン谷の売店」

ここだけのオリジナルグッズも揃う「ムーミン谷の売店」© Moomin Characters™

展示を出ると1階に大きなショップがあった。「世界最大級のムーミングッズショップなんです」と羽毛田さんが笑った。

ああ、郵便局で言っていた場所だ。店内は、想像以上に広かった。マグカップ、ぬいぐるみ、文房具、アパレル、食器。ありとあらゆるムーミングッズが並んでいる。

ここでなら、時間がいくらあっても足りない。けれど、それでいいのだ。急ぐ必要はない。ゆっくりと、選べばいい。

飯能のムーミンバレーパークのムーミン谷の売店は、ムーミングッズが充実している

ムーミングッズが充実するムーミン谷の売店② © Moomin Characters™

「コケムス」を出て、再び湖畔に立つ。

宮沢湖が、静かに光を湛えている。朝、この湖を見たときには、ただ美しいと思っただけだった。けれど今、この湖を見ると、物語の舞台としての意味が見える。

ムーミン谷の、あの湖。ムーミンたちが暮らし、冒険し、愛し、悩み、笑った、あの湖。その湖が、ここにある。そして、私も、その物語の一部として、この場所に立っているのだと気づいていた。

「全部見てから、コケムスに入ると繋がる」

羽毛田さんの言葉の意味が、今、完全に理解できた。繋がったのだ。すべてが。物語と現実が、湖の水面のように、静かに、深く、溶け合っていた。

埼玉県飯能市の宮沢湖。対岸にはムーミンバレーパークの豊かな森が広がり、水辺に佇む白い灯台が水面に映り込む。初夏の柔らかな光に照らされた新緑と静かな湖面のパノラマ風景。

物語の余韻を湛えて、静かに光る宮沢湖。—Journal-ONE撮影

■記者プロフィール
編集部-小谷
ナイトランが好きなインドア派。旅と朝カフェ、鮮魚コーナーを愛するJournal-ONE編集部員。メーカーでのアートディレクター・商品企画を経て、気づけばメディア運用側へ。
アクセス

ムーミンバレーパーク

  • 住所
    〒357-0001 埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァ
  • TEL
    0570-03-1066(ナビダイヤル)
  • アクセス

    ① 東京駅 - 直行バス 約90分 - ムーミンバレーパーク

    ② 池袋駅 - 西武池袋線特急(Laview)約50分 - 飯能駅 - バス約13分

  • その他
    【営業時間】平日 10:00~17:00、土日祝 10:00~18:00 ※季節やイベントにより、変動あり  【休館日】不定休 【入園料金】1デーパス:大人 4,300円(前売 3,900円)、4歳~高校生 1,300円(前売 1,000円)  【その他】有料駐車場あり(約1,000台)平日 1,000円(2時間まで無料)、土日祝 1,500円
取材・文:
編集部- 小谷( 日本 )
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