文化を継ぐ者たちと次なるステージへ
一方で、大野HC体制の開始となった2022-23。そこから三遠ネオフェニックスに在籍するのは、佐々木とメイテンしかいない。
佐々木は主将も担う。それだけに25日の三河への大敗について、勝ち負けというよりもそういった中身となってしまったこと。それについて忸怩たる思いが滲んだ。
「CSどうこうじゃない。アウェイでも来てくださったたくさんのブースターの人たちに、どういうバスケットを見せるかっていうのはものすごく大事にしていることです」。
「大野さんも僕も4年目ですけど、そのことは最初からずっと言われていることです。CSはなくなりましたけど見に来てくださっている方々に戦う姿勢を見せないといけない……。それをわかってはいるけど、チーム全員に浸透していない。そういったところが最近、負けている原因の一つなのかなと思います」。

4年前から佐々木と共にプレーするメイテン‐永塚和志撮影
三遠ネオフェニックスは今シーズン、CSを逃した。それでも、故障者が多発し苦しい戦いを強いられる中で得られたものもあるはずだ。
21歳の湧川颯斗や23歳の根本大ら。今後、文化という根を地中に伸ばしていく作業を担う若手が出場時間や成績を伸ばした。それは前向きな要素となった。
彼らの2025-26はまもなく幕を閉じる。来シーズンはリーグが再編され、最上位カテゴリーは「Bプレミア」として新たな出発となる。
三遠ネオフェニックスには様々な変化が起こるであろう。それでも、「カルチャー」を築くという作業は変わらず行われてくだろう。

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