色とりどりの傘が輝く、アンブレラスカイ 2026。Journal-ONE取材版がお届けする、ムーミンバレー完全攻略レポート【第一弾、第二弾、先行公開中!】

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登壇した6人のキャプテン‐斉藤健仁撮影
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勝敗を分けるリーグワン 注目選手と戦術

なお、ケインが自チームで活躍してほしい選手として挙げたのは、南アフリカ代表WTB(ウィング)/FB(フルバック)チェスリン・コルビ。加えて、SO(スタンドオフ)ケイレブ・トラスクの2人。一方、ペレナラは元オーストラリア代表FLリアム・ギルの名を挙げた。

初のプレーオフとなるブラックラムズ。今季ペナルティが最も少なかった規律を大事にしたい。加えて、相手をロースコアに抑え、SO中楠一期のゴールやトライで得点を重ねていきたい。

一方、リーグワン初制覇を狙うサンゴリアスも、リーグ戦の2試合のような戦いを狙う。SH流大のボールさばきや、キックを中心にアタックを仕掛けて、トライを量産したい。

トーナメント左の山 準々決勝の勝者が神戸と対戦‐斉藤健仁撮影

トーナメント左の山 準々決勝の勝者が神戸と対戦‐斉藤健仁撮影

圧倒的な攻撃力を誇るスティーラーズ

準決勝でサンゴリアスとブラックラムズの勝者と対戦するのが、スティーラーズだ。リーグ最多得点(750点)をマークする圧倒的な攻撃力を誇り、初めてリーグ戦1位となった。

カンファレンスには、出席したのはSO李。FWながら17トライを挙げて、トライ王になったLO(ロック)ブロディ・レタリックとともに、共同キャプテンを務めた。

日本代表でも中軸の李は、「自分たちは『神戸ラグビー』を掲げている。目の前の状況に対して、しっかりスペースを見つけてボールを運び続けることで、パス、キック、ラン、いろいろなバリエーションを持ちながらアタックしていくところが強み。」と話した。

そして、「例年よりディフェンスでもしっかりコネクションを取りながら、粘り強く守れている。アタック、ディフェンスの両方を強みとして持っている。」と、初優勝に向け意気込んだ。

神戸のSO李‐斉藤健仁撮影

神戸のSO李‐斉藤健仁撮影

リーグワン 王座奪還のスピアーズか、3連覇を目指すブレイブルーパスか

フィジカル勝負のリーグワン 注目対決

準々決勝の2試合目は、3シーズンぶりの優勝を目指すスピアーズ(3位)が、3連覇を目指すブレイブルーパス(6位)と対戦する。両者はリーグ戦で2度対戦し、1勝1敗だった。

スピアーズのキャプテンNO8マキシは「容赦なく、フィジカルでしっかりバトルしていきたいし、あとはセットプレーでどんどん自分たちの強みを出していきたい。」と話すとともに、注目してほしい選手に、「日本人で最強選手だと思うし、フィジカルでも通用する。」という理由でFL末永健雄を挙げた

3連覇のかかるブレイブルーパスのNO8リーチキャプテンは、「伝統的にはモール、セットプレー、コンタクトエリアが強みだったが、今シーズンはその強みをなかなか出せなかった。次の試合でかけているのは、自分たちの経験と一発勝負の強さ。この2つを合わせて勝負したい。」と前を向いた。

期待している選手を聞くと、大学の後輩でもあるCTB(センター)眞野泰地を挙げた。

「シーズン途中にケガをして4カ月いなかったが、彼が復帰してからチームの調子も上がった。そして、何よりもワークレートの高さ、タフさ、本当にCTBとして頼りになる」。

準々決勝2試合目 BL東京対東京ベイが激突。日本代表でチームメイトのリートとマキシ‐斉藤健仁撮影

準々決勝2試合目 BL東京対東京ベイが激突。日本代表でチームメイトのリートとマキシ‐斉藤健仁撮影

勝敗を左右する戦術ポイント

リーグ戦3位だったスピアーズは得失点差(352点)で1位と、攻守のバランスが取れている。やはり、フィジカルとセットプレーでプレッシャーをかけて、自分たちの土俵で戦いたいところ。

一方のブレイブルーパスは接点、セットプレーで互角に戦いたい。そして、SOリッチー・モウンガを軸に、スペースを広く使う攻撃ラグビーで対抗できるか。

BL東京のリーチ‐斉藤健仁撮影

BL東京のリーチ‐斉藤健仁撮影

リーグワン 最強ディフェンスを誇るワイルドナイツ

5月31日、スピアーズとブレイブルーパスの勝者と対戦するのが、リーグ戦2位のワイルドナイツだ。リーグ最少失点(336点)のディフェンスが武器であり、4シーズンぶりの優勝を狙う。

HO坂手キャプテンは「自分たちの強みはディフェンス。堅守速攻で、堅いディフェンスからターンオーバーで一気にアタックするのが伝統。それを今年も見せたい。」と話した。

プレーオフで活躍してほしい選手は「チームの基盤」というSH小山大輝、SO山沢拓也のハーフ団だ。2人のキック、ゲームコントロールが勝敗の鍵を握っており、坂手キャプテンも「アタックの部分では共通認識を持った、みんながつながり合っているようなアタックを見せたい。」と前を向いた。

■記者プロフィール
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。2012年から2015年までエディー・ジャパン全54試合を現地で取材。ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「ラグビー語辞典」(誠文堂新光社)、「今こそ行きたい 欧州サッカースタジアム巡礼」(エクスナレッジ)など著書多数。
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Journal-ONE投稿記者-斉藤 健仁
取材・文:
斉藤 健仁( 日本 )
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