色とりどりの傘が輝く、アンブレラスカイ 2026。Journal-ONE取材版がお届けする、ムーミンバレー完全攻略レポート【第一弾、第二弾、先行公開中!】

色とりどりの傘が輝く、アンブレラスカイ 2026。Journal-ONE取材版がお届けする、ムーミンバレー完全攻略レポート【第一弾、第二弾、先行公開中!】

侍ジャパン女子 W杯代表候補合宿で中島監督の話を聞く選手たち‐Journal-ONE撮影
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn
侍ジャパン女子 自チームで伝道師の役割を期待した中島監督-Journal-ONE撮影

自チームで伝道師の役割も期待した中島監督-Journal-ONE撮影

未来を担う若手と、返り咲きを狙うベテランの思い

名門出身・若手投手の挑戦と手応え

今回に選ばれた42名の選手は、女子高校野球の名門校出身者が多くいる。中でも、最も多い出身校が神戸弘陵学園高だ。

その神戸弘陵学園高のOGである阿部さくら(阪神タイガース)は、今回の代表候補では最年少。昨春の全国高等学校女子硬式野球選抜大会では、大会史上初の3連覇に貢献するなど、在校生が憧れる選手に一人。

その阿部に合宿の成果を聞くと、「紅白戦では打たれてしまったが、学ぶことが多い合宿だった。」と振り返る。

中島監督が求める、外国人に強気に攻める投球。そのことについて聞くと、「そのつもりで、自分のピッチングを磨いてきた。世界で戦う準備はできている。」と、力強く答えてくれた。

最年少で代表候補に選ばれた阿部-Journal-ONE撮影

最年少で代表候補に選ばれた阿部-Journal-ONE撮影

新興大学に“ジャパン魂”を継ぐ

同じ若手では、昨年のアジアカップに続き、侍ジャパン入りを目指す小川舞。「先輩たちに学ぶことが本当に多い合宿となった。」と、笑顔で3日間を振り返った。

その小川は、今回招集された6人しかいない大学生の一人。加えて小川が在籍する新潟医療福祉大学からは唯一の選出、同大学では初の侍ジャパンとなった。

その新潟医療福祉大学は、今春、高知で行われた全日本大学女子硬式野球選手権高知大会に出場。全国制覇を目標にした当大会であったが、惜しくも決勝トーナメント進出を逃した。

それでも、「私がこの合宿に向けた準備をする中、みんなが一緒に手伝ってくれた。この合宿で得たものをチームに持ち帰り、夏の全国では優勝したい。」と、ジャパン魂の注入で捲土重来を誓っていた。

新潟医療福祉大初の侍ジャパン・小川-Journal-ONE撮影

新潟医療福祉大初の侍ジャパン・小川-Journal-ONE撮影

世界を知るベテランの意地

一方、返り咲きを狙うベテラン勢にも期待が掛かる。これまで3大会連続でW杯ファイナルを経験。前回大会もグループステージで活躍した小島也弥(九州ハニーズ)だ。

アジアカップや前回のW杯グループラウンドで代表入りを果たした実力者。「全国から良い選手が集まり、ハイレベルな合宿だった。」と振り返る。

現在、九州で活動する小川は、東京のチームのレベルの高さに驚いたと話す。それでも、世界を知るベテラン内野手は、紅白戦でも複数安打を放ち、代表入りに向けてアピールしていた。

侍ジャパン女子 代表経験豊富なベテラン小島もアピール‐Journal-ONE撮影

代表経験豊富なベテラン小島もアピール‐Journal-ONE撮影

侍ジャパン女子が切り開く未来へ

侍ジャパン女子が迎えたこの合宿は、単なる代表選考の場ではなかった。

若手は未来を切り開くためのヒントをつかみ、ベテランは背中で示すことでチームの礎を築いた。中島監督が語った「見えない努力」の重要性は、42名それぞれの胸に確かに刻まれたはずだ。

侍ジャパン女子 候補合宿で得た経験がさらに日本を強くする‐Journal-ONE撮影

候補合宿で得た経験がさらに日本を強くする‐Journal-ONE撮影

W杯8連覇という重圧と誇りを背負いながら、侍ジャパン女子は新たなステージへ向かう。

この夏、台南で躍動する20名は、ここで生まれた“刺激”と“覚悟”を携えて世界に挑むことになる。日本女子野球の未来は、確実に前へ進んでいる。その一歩を踏み出したのが、この合宿だった。

 

■記者プロフィール
編集部-矢澤
1995年早大卒、JR東海で国内外からの観光誘客に関する企画・宣伝を主に、百貨店、レンタカー、旅行代理店、広告代理店でも働く。趣味はスポーツ観戦と旅行。メジャーリーグ(MLB)は28球団のBall Parkで観戦済み(全30球団)。
取材・文:
編集部-矢澤( 日本 )
この記事の関連記事
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn