黒岳ロープウェイの層雲峡駅には60台分の駐車場がある
黒岳ロープウェイの層雲峡駅には、60台を停められる無料駐車場が隣接しています。第1と第2に分かれており、公式サイトでは空車状況がリアルタイムで公開されています。
出発前にこの表示を見ておけば、到着してから空きを探し回る事態を避けられます。特に登山者が集中する早朝や、紅葉が見頃を迎える時期には役立つでしょう。
台数が60台と決して多くはないため、埋まっている場合は温泉街の立体駐車場に停めて歩くほうが結果的に早いこともあります。層雲峡駅は温泉街から徒歩圏内なので、無理に待たずに切り替える判断も持っておいてください。
銀河・流星の滝の駐車場は峡谷の旧道沿いにある
銀河の滝と流星の滝の駐車場は、国道39号の銀河トンネル入口の脇から旧道へ入った先にあります。かつて国道だった道がそのまま駐車場になっており、大型の観光バスも入れる広さが確保されています。
駐車場から2本の滝がどちらも見える立地なので、車を降りてすぐ景色を楽しめるのが利点です。敷地内には休憩舎「滝ミンタラ」があり、土産物や軽食のコーナー、トイレも備わっています。
一方で、観光バスの到着が重なると一気に人が増えます。静かに眺めたいなら、団体客が動き出す前の午前中の早い時間帯を狙うとよいでしょう。
大函の駐車場は観光バスが少なく落ち着いている
大函へは、層雲峡温泉から北見方面へ約6km進み、新大函トンネルを過ぎてすぐ左手の入口から入ります。50台ほど停められる無料駐車場があり、観光バスがあまり立ち寄らないぶん、ゆったりと峡谷美を眺められます。
駐車場の横に展望スペースがあり、柱状節理の巨大な岩壁が屏風のように並ぶ光景を正面から見渡せます。記念撮影やドライブ休憩の場所としても使いやすい場所です。
ただし、隣接する小函の遊歩道は落石の危険があるため通行禁止となっています。歩いて峡谷を巡ることはできないので、大函は「駐車場から眺めるスポット」と考えて計画を立ててください。
紅葉期の週末は午前中に満車になる
層雲峡の駐車場がもっとも逼迫するのは、9月中旬から10月上旬にかけての紅葉シーズンです。とりわけ土日祝は、午前中のうちにロープウェイ駐車場や滝の駐車場が埋まってしまいます。
この時期に車で訪れるなら、朝8時台までに現地入りする計画にしておくと安心です。あるいは、宿に前泊して朝いちばんに動き出すほうが、待ち時間のストレスを避けられるでしょう。
さらに、銀泉台や高原温泉といった山側のエリアには紅葉期にマイカー規制が入り、そもそも自家用車で乗り入れられません。詳しくは高原温泉沼めぐりと銀泉台の章で解説します。
主要な駐車場の情報は下記の通りです。いずれも無料ですが、収容台数と混み方に差があるため、行き先の順番を考えるときの参考にしてください。
| 駐車場 | 場 所 | 料金・台数 | 備 考 |
|---|---|---|---|
| 温泉街立体駐車場 | 層雲峡温泉街の入口 | 無料 | 温泉街散策・氷瀑まつり会場利用時の拠点 |
| 黒岳ロープウェイ 層雲峡駅 |
層雲峡温泉街から徒歩圏 | 無料/60台 | 第1・第2に分かれ、公式サイトで空車状況を公開 |
| 銀河・流星の滝 | 国道39号 銀河トンネル入口脇の旧道沿い | 無料 | 休憩舎「滝ミンタラ」・トイレあり。観光バスの発着あり |
| 大函 | 層雲峡温泉から北見方面へ約6km | 無料/約50台 | 駐車場横に展望スペース。小函遊歩道は通行禁止 |
銀河の滝・流星の滝と大函

層雲峡の景観を代表するのが、日本の滝百選に選ばれた2本の滝と、柱状節理が壁のようにそびえる大函です。どちらも駐車場から数分で到達でき、体力を使わずに峡谷のスケールを体感できます。それぞれの見どころと、歩ける範囲について整理しておきましょう。
日本の滝百選の2本が駐車場から間近に見られる
銀河の滝は落差およそ104m、崖の上から流れ落ちる水が幾筋にも分かれて広がり、細い糸を垂らしたような繊細な姿を見せます。その優美さから女滝とも呼ばれてきました。
対する流星の滝は落差およそ90mで、岩の間を一気に突き抜けるような太い一本の流れが特徴です。こちらは男滝と呼ばれ、水量の多い時期には音の迫力も加わります。
2本は数十mしか離れておらず、駐車場から歩いてすぐの位置で見上げられます。性格の異なる滝を並べて眺められる場所は多くないので、まずは下から2本を見比べてみてください。冬になると流れが凍りついて氷の彫刻のような姿に変わり、季節ごとの違いも大きい場所です。
双瀑台まで20分登ると2本の滝を同時に望める
2本の滝を1枚の風景として収めたいなら、休憩舎「滝ミンタラ」の裏手から続く遊歩道を登ります。20分ほど斜面を上がった先にあるのが、双瀑台と名づけられた展望台です。
ここからは銀河の滝と流星の滝、そして峡谷を挟む断崖を同時に見渡せます。下から見上げるのとはまったく違う構図になるため、写真を撮りたい人には登る価値があるでしょう。













