「裏側へ回ると直接触れることができるんですよ」という譽田さんの案内に、目を輝かせるふたり。そっと表面に手をかざしてみると、大きな自然のエネルギーがグッと伝わってきます。「なんだかすごく安心感がある…!」と、思わず顔を見合わせてほほ笑む姿が印象的でした。
その後、石段を上がって拝殿へ。「拝殿では小声でも大丈夫なので、ぜひ声に出して願いを届けてみてくださいね。」と教えていただいた二人。その教えの通り、いつも以上に心を込めて声に出して願いを唱えます。

拝殿で手を合わせながら小声で願いを唱えます-Journal-ONE撮影
参拝後、拝殿の奥に佇む樹齢数百年の御神木「大杉」へ。なんと、高さ約30メートルにも及ぶというこの大杉。天に向かって真っ直ぐに伸びる姿は迫力満点!そんな大杉は、拝殿の左側に回って見ると、その真っ直ぐさがよく分かるとのこと。
横から見上げるとその真っ直ぐさがより際立ちます。そして、心地よい風が葉を揺らす音に包まれると、まるで神社全体が二人を歓迎してくれているかのよう。ここでも、最高のエネルギーをチャージすることができました。

大杉は近くで見ると、とても迫力がありました-Journal-ONE撮影
本宮で授かる特別な「福」
拝殿でのお参りを終え、次に向かったのは少し離れた山の上にある「本宮」。
実は櫻田選手。初めて参拝した際に拝殿の場所が分からず、いきなりこの本宮から参拝してしまったというお茶目な過去が判明。「えっ、いきなり本宮に!?」と驚く譽田さんに、櫻田選手も照れ笑い。そんな和やかな会話もしながら、次の本宮へ向かいます。
行き方としては、まず本殿と本宮の間を走る旧東海道(静岡県道415号線)の上に架かる赤い歩道橋を渡ります。そして、右へ30メートルほど進んだところに、本宮の入り口となる鳥居が見えてくるのです。さて、ここから本宮まではあと少し。しかし、約272段の険しい石段が待ち受けていたのでした。

せっかくなので杖を使って山道を登っていきます-Journal-ONE撮影
「よし、行こう!」と元気よく歩き出したふたり。すると、勢いよく鳥居をくぐると景色が一変。緑豊かな木々に囲まれた幻想的な空間が広がります。ここからマイナスイオンをたっぷりと浴びながら、リズム良く登っていきます。しかし、普段から鍛え上げているアスリートのふたりにとっても、なかなか走り甲斐のある階段。
すると、鳥居の脇に用意されている参拝用の杖を発見。思わず手に取り、杖についた鈴の音をシャランと響かせながら一歩一歩登っていきます。途中、【あと〇段!】という看板に「もう少し!」と励まされる一行。そして、ようやく頂上にたどり着く頃には心地よい汗が、額をつたります。
さて、本宮に到着したら、ここだけの特別なお参りを行っていきましょう。
石を磨いて福を授かる
それは、社務所でいただいた専用の紙「ふくのかみ」。これを手に取り、本宮の周りにある白い石を3つ選んで丁寧に磨いていきます。

ふくのかみを使って石を丁寧に磨きます-Journal-ONE撮影
3つの石にはそれぞれ意味があります。1つ目は神様のため、2つ目はみんなのため、3つ目は自分のため。二人はたくさんの石の中から「これだ!」と直感で石を選ぶと、感謝の気持ちを込めてキュッキュッと丁寧に磨いていきます。そして、そっと元の場所へ。心を込めて磨くことで、しっかりと福を授かることができたことでしょう。
(※ふくのかみがない場合は、手持ちのハンカチでも磨いて問題ありません。)
ここで譽田さんから、「本宮の石畳は亀の甲羅に見立てられているんですよ」と耳寄りな解説が。実は、主祭神の己等乃麻知比売命が亀の甲羅を使って占いを行ったという伝承があるそう。なので、亀は神様の使い(神使)として大切にされているのだそうです。歴史の深さに、二人も興味津々で耳を傾けていました。

亀の甲羅をイメージした石畳-Journal-ONE撮影
むすびの神と「くじら山」の不思議な伝説
本宮から戻り、続いて向かったのは「むすびの神」。歩道橋がら境内に戻り、足場の少し悪い左側の小道を進んでいきます。すると、カヤとアラガシという異なる2本の木が、根元でひとつの大きな石を強く抱きかかえるように立っているではありませんか。なんとも神秘的な光景。良縁や縁結びを願う人々が訪れるこの場所。そこで自然が織りなす力強い景色に見入ってしまいました。














