静岡県掛川市を拠点に活動する女子ソフトボール・JDリーグの「NECプラットフォームズレッドファルコンズ」。地元のみならず全国から熱い声援を送るファンが駆けつける、人気チームです。
そんなレッドファルコンズは年に3回、地元掛川でホームゲームを実施。今回は、試合に来ただけではなく、共に掛川をより楽しんでもらうため。レッドファルコンズの選手たちが魅力あふれる名所をご案内します。

掛川を拠点に活動するNECプラットフォームズレッドファルコンズーJournal-ONE撮影
ファルコンズが届ける!掛川の魅力巡り
これまでもJournal-ONEの企画を通して、掛川のおすすめスポットをお届けしてきました。
前回の記事では、櫻田 采音選手と千葉 彩音選手が「事任八幡宮(ことのままはちまんぐう)」を参拝。「願いを言の葉にして神様に届ける」ということで、 ”願いが叶う” と地元では有名な神社です。ここでは、緑豊かな境内の自然を感じながら、特別なお参りをさせていただきました。

前回は事任八幡宮を紹介しましたーJournal-ONE撮影
さて、今回訪れたのは掛川城下町に佇む「掛川ステンドグラス美術館」です。ここは掛川駅から徒歩10分。19世紀の英国やフランスの貴重な作品を、間近で鑑賞できる隠れた名所です。
そんなおすすめスポットを紹介してくれるのは、レッドファルコンズの木村 友奏選手と辻野 こころ選手。実は掛川に住んで3〜4年目になる二人。しかし、ここを訪れるのは初めてとのこと。せっかくなので、今回はステンドグラス美術館の池田さんに館内を案内していただくことに。ここから、ステンドグラスの奥深い世界に触れていきたいと思います。
はるばる海を越えて、掛川へやってきた光の芸術

ステンドグラス美術館へやってきたのは木村選手(左)、辻野選手(右)-Journal-ONE撮影
和の情緒漂う城下町。その中にある、一風変わった洋風の美しい建物。ここがステンドグラス美術館です。
扉を開けると、そこはまるで別世界。朝の柔らかい日差しに照らされた、色鮮やかなステンドグラスが空間いっぱいに広がっていました。それは、思わず息をのむ美しさ。
これから、どんなお話を聞けるのか。ワクワクが止まりません。
それでは、さっそく作品がなぜ掛川の地に集まったのか。ここから池田さんに教えていただきましょう。
大事なコレクションを掛川市に
「ここにある作品は、掛川市出身の開業医・鈴木 政昭さんが長年かけて収集されたコレクションなんです」
最初に、そう教えてくれた池田さん。そう、これは約40年前に鈴木さんがフランスでステンドグラスに魅せられたことから始まりました。そして、「もっと多くの方にこの美しさを見てほしい」という温かい想いから、2014年に掛川市へ寄贈。その翌年の2015年6月6日に、このステンドグラス美術館が開館したのです。その後、地域に愛される存在となり、今年で開館12年目を迎えました。

約80点以上の作品が集まり、綺麗な世界観をつくり出すーJournal-ONE撮影
現在、展示されているのは、今から100〜130年前(日本の江戸時代末期頃)にイギリスやフランスで作られた本物の作品。この作品たちは1980年代、ヨーロッパで教会の取り壊しが進んだ際、幸運にも眼識のある収集家の目に留まったもの。その少数のステンドグラスだけが保護を受けて守り継がれ、やがて海を渡って鈴木さんのもとへやってきたのです。
「この美術館は大型連休や夏休みには、たくさんの子どもたちやご家族連れで賑わいます。」と語る池田さん。今では全国からファンが訪れる、掛川のあたたかな交流の場となっています。
物語を紡ぐ「光の紙芝居」
入り口から入ったすぐそばにたたずむ大きな作品。一体どんな物語が描かれているのか、木村選手と辻野選手は興味津々です。
「そもそもステンドグラスは、聖書の物語をモチーフにしています。昔は文字を読めない人も多かったため、絵を通して物語を伝える《紙芝居》のような役割を果たしていました。」

池田さんに説明していただきながら、館内を回っていきます-Journal-ONE撮影
















