6月14日の結果(タカギ北九州 2-0 NEC)
JDリーグ2026シーズンの第9節 北九州ラウンド。交流戦真っ只中のNECプラットフォームズレッドファルコンズは、北九州がホームゲームのタカギ北九州ウォーターウェーブとの一戦に臨んだ。
今節のNECプラットフォームズは土曜日に西地区首位のトヨタレッドテリアーズと対戦。序盤からトヨタの攻撃が止まらずに7点を失うも、最終7回に代打で出場した野田 愛紗がチームを活気づける2点本塁打を放って得点。土壇場で反撃したものの、後続が打ち取られて追加点とはならず。今季10勝目はお預けとなっていた。
そして迎えたタカギ北九州戦。先発マウンドはNECプラットフォームズからは前日に続いて二連投の大塲 亜莉菜。対するタカギ北九州からは上村 紗輝が送られる。前半戦も残り3試合。前半戦での成績がプレーオフ進出に大きく関わるということもあり、今日の戦いにも注目が集まった。
無死からいきなり一撃
今試合の先攻はNECプラットフォームズ。1回表、1死から2番・辻野 こころが右前安打で出塁。以前行われた戸田中央メディックス戦でチームを勝利に導く一打を放った辻野が好調さをキープし初回から走者を出した。しかしその後、辻野が盗塁を仕掛けてタッチアウト。ここは得点には繋がらなかった。
対するタカギ北九州は1回裏、無死から1番・加藤 詩音が中前安打で出塁。こちらも初回から走者を出してチャンスを作ると、続く2番・岡嵜 晴いきなり決めた。甘く入った球を見逃さずに鋭く振り抜いた岡嵜。
放った打球は良い高さで飛んでいき、右翼手の頭を越えて2点本塁打となった。無死の状態から2点のリードを奪ったタカギ北九州。その後も1死から長江 乃愛が中前安打で出塁し攻撃を仕掛けていくが、NECプラットフォームズの大塲が踏ん張る。なんとか後続を凡打で打ち取ってこの場を凌ぐと、今日も序盤から追いかける展開となって試合が進んでいった。
ここから投手戦が始まる
続く3回裏、タカギ北九州は無死から先頭・加藤が右前安打で出塁。すぐさま盗塁に成功し無死二塁とした。そして前の打席に本塁打を放っている2番・岡嵜に打順が回るがここは見逃し三振で大塲に軍配が上がる。さらにその後も得点圏に走者がいるものの、得点には繋げられずにこの回は無得点に終わった。
対するNECプラットフォームズは4回表、辻野が四球で出塁すると、3番・
長井 美侑の打球は中方向に大きく飛んでいった。しかし打球は伸びずにフェンス手前で中堅手が捕球。その後、辻野は盗塁に失敗しアウトに。NECプラットフォームズの反撃はまだ始まらない。
そして4回裏、NECプラットフォームズの投手が大塲から
山本すみれに交代。これまでもこの二人で継投しながら試合を進めていくことが多かった。そんな山本は立ち上がり、先頭打者を見逃し三振に抑えてスタート。その後も内野安打で一人に出塁を許すも以降の打者をしっかり打ち取り攻撃させず。しっかりリリーフの役割を果たした山本は、味方の援護を待った。
NECの反撃なるか?
迎えた5回表、相手野手の失策から4番・
竹内 みのりが出塁。さらに5番・
塩田 優和も遊撃手の失策で出塁すると、犠打でそれぞれ進塁。1死二、三塁とNECプラットフォームズがようやく攻撃のチャンスを掴んだ。相手のミスから掴んだこのチャンスをどうしても掴み切りたいという中で打席には
原 日菜海。
NECプラットフォームズの応援がこの試合1番の盛り上がりになっていたところ、タカギ北九州側になにやらトラブルが。なんとこのタイミングで先発・上村の足がつってしまった。急遽、鹿野 愛音がマウンドに上がると、1死二、三塁から試合が再開した。思わぬタイミングでの登板となった鹿野だったが、落ち着いた投球で原を内野飛球に打ち取って2死。
直後の
柴田 日菜乃が死球を受けて満塁とチャンスを広げたものの、9番・
柏木 みくが捕邪飛に打ち取られて得点ならず。この試合最大のチャンスで得点を奪うことができなかったNECプラットフォームズ。決定打に欠ける攻撃で、なかなか得点を奪えない。
再びチャンスが回ってきたのは6回表。無死から1番・
木村 友奏が左前安打で出塁。そして代走には足のスペシャリストである
別府柚良が入ると、続く辻野も四球を選び、無死一、二塁と得点のチャンスを作った。
しかし3番・長井は左飛、4番・竹内が空振り三振、5番・塩田は遊飛と連続で凡打に倒れてしまい得点を奪うことはできず。チャンスでクリーンナップに打席が回るも、快音は聞こえず。今日のNECプラットフォームズは本塁が遠い試合展開となっていた。
タカギの投手陣が力投
途中から登板した山本と鹿野は、それぞれスコアボードに0を並べながら試合は終盤へ。
迎えた7回表、NECプラットフォームズの最後の攻撃で8番・柴田が2死から死球で出塁。土壇場で柴田が繋ぐと、続く9番・柏木が左前安打を放ち、最後のチャンスを作った。ここで打順は先頭の木村へ。これまでも木村の一打がチームを救った場面は多かった。だからこそこの場面で全員が一打を願っていたが、この場でも快音は聞こえず。
木村は内野飛に倒れて試合終了。NECプラットフォームズは初回の失点以降、攻撃で決定打を出すことができずに2-0で敗戦。10勝目はまたもお預けとなり、今節連敗に終わった。
次節は前半戦最後の試合。NECプラットフォームズは二桁勝利に届くことはできるのか。プレーオフ進出に向けて、本格的な夏前最後の渾身の戦いに注目したい。