10月12日の結果(NEC 3-2 ミナモ)
序盤の攻防と先制点
まず試合の主導権を握ったのはNECプラットフォームズだった。2回裏、先頭の竹内みのりが死球を受けて出塁すると、すぐさま盗塁を成功させて進塁し、犠打で三塁へ。その後2死となるも、7番・柴田日菜乃が右前に適時打を放って先制点をもぎ取った。ここ2試合は本塁が遠かったNECプラットフォームズだが、ようやく欲しかった1点を奪い、序盤にリードを奪った。
しかし、追うミナモもすぐさま反撃に出る。3回表、先頭の鈴村二千花が左中間への二塁打で出塁し、犠打で三塁へ。そして続く代打・安東 彩渚がエンドランを仕掛けた。外角に外した大場・長井バッテリーに対し、打者は空振り。その際に飛び出した三塁走者を挟み込む激しい挟殺プレーが展開されるが、走者がこれをすり抜けて本塁に生還。ミナモがすぐさま1点を取り返し、試合を振り出しに戻した。
中盤の追加点と再びの同点劇
追いつかれたNECプラットフォームズは、その直後に再び反撃の狼煙を上げる。3回裏、木村友奏が死球で出塁。当たり所が悪く、治療も兼ねて代走・別府 柚良が送られた。すると1死後、3番・長井美侑が右中間を破る適時二塁打を放つ。一塁にいた別府は好スタートを切っており、その俊足を活かして一気に本塁まで生還。2-1と再びリードを奪い、試合を優位に進めていた。
粘るミナモも負けていない。6回表、先頭の山内 萌々華が右前安打で出塁し、犠打で二塁へ。1死二塁の場面で打席に入った近本和加子が、左中間を破る適時2塁打を放ち、終盤で再び試合を振り出しに戻した。
劇的な結末、サヨナラ弾で掴んだ11勝目
その後は両者譲らず、得点がないまま迎えた7回裏のNECプラットフォームズの攻撃。ここで得点できなければタイブレークに突入する緊迫した場面。第12節でいまだ勝ち星のないNECプラットフォームズは、なんとしてでも勝利を掴みたいところ。そんな中、ドラマチックな結末が待っていた。
先頭の6番・諏訪 いろはが打席に入ると、1ボールからの2球目。甘く入ったフォールトマンの球を振り抜いた打球は、左方向へ。あっという間に左翼守の頭を越え、フェンスの奥へと消えていった。
なんと今季第3号の諏訪の本塁打は、劇的なサヨナラ弾。3-2で見事に、勝利をもぎ取った。
取って取られてのシーソーゲームを制したのはNECプラットフォームズ。最後は今年「永年選手功労賞」を受賞したベテラン・諏訪の一撃で大きな1勝を手にした。
今節で東地区のプレーオフ進出権は消滅してしまったが、チームとして価値のある11勝目を挙げ、横浜ラウンドを締めくくった。残すは予備節を含めた3試合。選手たちの満面の笑みが見られるよう、これからも熱いエールを送りたい。















