女子ソフトボール・JDリーグ2026シーズンも、いよいよクライマックスを迎える。まだ決まっていない地区優勝、そして待望のプレーオフ進出をかけた熱いドラマが繰り広げられているのだ。今シーズン、あなたの推しチームは歓喜の瞬間を迎えられるのか…。
両地区の最新情勢と、プレーオフ進出への運命の条件を紐解きます。
激闘必至!今シーズンからのルール変更点
まず今シーズンより、プレーオフへの出場権を手にする仕組みが新しくなった。進出できるのは両地区の上位4チームずつの計8チーム。
これまでは両地区合わせて7チームであり、両地区4位のうち勝ち数が多い1チームのみがポストシーズンへ進む形だった。そして、過去4年間はすべて東地区のチームがこの枠を獲得していたのだ。
今季は進出枠が均等に拡大したことで、特に西地区での順位争いが例年以上の熱を帯びている。そんななか、両地区とも最後の1枠まで目の離せない展開が続いているのだった。

今年はどのチームがポストシーズンに進んでくるのか必見だージャーナルワン撮影
一足早く「歓喜の切符」を掴んだ3チーム
熾烈なペナントレースの中、圧倒的な強さで早々と最終順位4位以内を確定させ、一足早くプレーオフ進出を決めた3チームがある。
まず、東地区の首位を並走するビックカメラ高崎ビークイーンと、戸田中央メディックス埼玉だ。ビックカメラ高崎は地区優勝の奪還と悲願の年間優勝を見据えている。そして、昨年初の地区優勝を果たした戸田中央も今シーズン変わらぬ強さを見せているのだ。
そんな2チームの勝敗は現在同じ。もし最終的に同じ勝ち数となれば、直接対決で2勝したビックカメラ高崎が優勝を掴むことになる。そのため、なんとしてでも戸田中央としては1勝でも差をつけたいところだ。

宇津木麗華監督率いるビックカメラ高崎が好調をキープし続けるのか-ジャーナルワン撮影
一方の西地区では、豊田自動織機シャイニングベガが早々と進出を決めた。今季、就任10年目を迎えた永吉監督のもと、チーム一丸となって悲願の「チーム初となる地区優勝」に向けて大きく前進している。そんな、永吉監督が前半戦21試合を振り返ったインタビュー記事をJournal-ONEでは公開中。チームへの想いや、これまでの戦いを踏まえて、今後の優勝争いに注目して欲しい。

豊田自動織機の初優勝も目の前まで来ている-ジャーナルワン撮影
[東地区]崖っぷちと自力確定の攻防
順延となった予備節を含め、残すところわずか2節となった東地区。現在15勝9敗で残り5試合のホンダリヴェルタは、あと2勝(最終17勝)を挙げれば自力でのプレーオフ進出が確定する。なぜかと言うと、2勝すれば、追撃する日立サンディーバや、NECプラットフォームズレッドファルコンズが残りを全勝(16勝13敗)したとしても勝率で上回るためだ。
そして、現在15勝10敗で残り4試合のデンソーブライトペガサス。こちらもホンダと同様で、残り試合で2勝を挙げれば自力での進出が確定(最終17勝12敗)となる。なので、一戦も落とせない緊張感の中で地力が試される局面を迎えているのだ。

昨年はプレーオフ進出を逃したデンソーがリベンジなるか-ジャーナルワン撮影
対して、10勝13敗で残り6試合の日立。そして、同成績のNECプラットフォームズの2チームには既に自力でのプレーオフ進出の権利がない。仮に、残りの試合で5勝以上を挙げたとしても、上位であるホンダやデンソーが残り1勝以下に留まるという「上位の失速」が絶対条件となるのだ。
崖っぷちに立たされた日立とNECプラットフォームズの2チーム。ここからどんな粘りを見せるか注目したい。

目標のプレーオフ進出を目指し、最後までNECらしく戦う-ジャーナルワン撮影
[西地区]混迷を極めるラストスパート
続いて、西地区。混迷を極める西地区で最も優位に立つのは、現在16勝8敗で残り5試合のSGホールディングス ギャラクシースターズだ。なんと、プレーオフ進出確定まであと1勝(最終17勝)と迫っている。説明すると、5位のSHIONOGIレインボーストークスが全勝しても16勝13敗を上回るのだ。そのため、圧倒的な強さで王手をかけている。
そして、昨年の年間女王であるトヨタレッドテリアーズ。現在の結果は、残り5試合で15勝9敗としていて3位につけている。JDリーグが始まってからの4年間は地区優勝を独占してきたトヨタ。ついに、今年はその記録が塗り替えられるかもしれないというところまで来ていた。しかし、あと2勝すればプレーオフ進出を確定できる。常勝軍団の誇りを胸に、ここからはプレーオフはもちろん、地区優勝も諦めずに狙っていく。

















