永年選手功労賞を受賞
現在、日本の社会人女子ソフトボールには ”JDリーグと ”日本女子ソフトボールリーグ(以下、日本リーグ)” の2つ実業団リーグがあります。そんな両リーグで2026年度に在籍する選手のうち、JDリーグ及び日本リーグでの在籍年数が高校卒業後10年目。短大・専門学校卒業後8年目。そして大学卒業後6年目を迎える選手を対象に称えられる功績が永年選手功労賞です。
高校を卒業し、革ボールを使い始めて10年。そんなソフトボール選手として競技の発展に貢献してきた選手たち。今回は、栃木県芳賀郡を拠点にするホンダリヴェルタで永年選手功労賞を受賞した選手をご紹介します。

永年選手功労賞の選手に贈られる盾-Journal-ONE撮影
ホンダリヴェルタ
今年、永年選手功労賞を受賞したのは
・安山 涼香選手(中京大学卒業 6年目)
・渡邉 瑞貴選手(文徳高校卒業 10年目)
・秋豆 朱音選手(園田学園大学卒業 6年目)
です。
ここからは受賞された3名からのインタビューコメントをご紹介。
安山 涼香
Q:まず受賞された感想や思いを教えてください。
安山:毎年、永年表彰を受ける先輩方を見て、「長く続けられるのは凄いな」と漠然と思っていました。そんな私が表彰を受ける立場になったことに、自分自身が一番驚いています。レベルの差に悩んだり、手術をして試合に出られずもどかしい時間を過ごしたり。振り返ると学生時代よりも社会人になってからの方が、乗り越えるべきことが多かったように思います。それでも私がここまで続けてこられたのは、人との出会いに恵まれていたからです。特別な才能があるわけでもない私を見捨てることなく、沢山の方が信じて向き合い続けてくださり、成長させてくださいました。今回の表彰を少しだけ自分の誇りにしながら、これまで関わってくださった全ての方々に感謝したいと思います。

中京大学卒業から6年目の安山選手-JDリーグ撮影
Q:今年はJDリーグで22名の選手が受賞されました。同年代が同じ舞台で頑張る姿を見てどんな刺激を受けますか。
安山:週末リーグで会うのが楽しみでもあり、同年代の方々と今も同じ舞台で戦えていることを嬉しく思います。同年代の方が活躍する姿を見ると、自分も負けじと活躍してやる!と刺激になります。特に同じ大学の同期の存在はいつも私の支えになっており、活躍が心から嬉しいです。
Q:ここまでのJDリーグ人生を振り返ってみて、1番思い出に残ってることは何でしょうか。
安山:一番印象に残っているのは、JDリーグ史上初の延長引き分けとなった2023年5月のデンソーブライトペガサス戦です。ロースコアのままタイブレークまでもつれ込む緊張感のある試合でした。ですが、プレーをしながらワクワクしていたのを覚えています。勝ちはつきませんでしたが、アリー(・カーダ投手)と9回を戦い抜き、やり切ったという達成感。そして自分もこのレベルで勝負できるんだという自信を得られた、印象的な一戦です。
Q:この6年でどんなところが成長できたと思いますか。
安山:世界トップレベルを経験する選手と同じチームでプレーする中で、高い基準でソフトボール向き合う姿勢。そして勝ちへのこだわりを間近で感じ、技術やメンタル面は今でもまだまだ毎日が学びや成長の日々です。それでも周りを見る力や、自分の行動や言動に責任を持つこと。そして自分の役割を考えて行動することなど、“人間力” の部分も少しは成長できたのかなと思います。
Q:では、JDリーグを目指す子どもたちにアドバイスをお願いします。
安山:私は特別な才能やポテンシャルがあったわけではありません。ですが、とにかく続けてきたことが今に繋がっているのかなと思います。実は練習やトレーニングは、みんなより1回でも多くやることを密かに意識して今でも続けています!

捕手として投手陣を支えてきた安山選手ーJDリーグ撮影
Q:これまで支えてくれた人や、お世話になった人に伝えたい事はありますか。
安山:長くソフトボールを続けられていること、そして今も変わらずソフトボールが好きでいられるのは、私を根気強く育ててくださった指導者の方々とのご縁と、恵まれた環境があったからです。そして、「嫌になったらいつでも帰ってきたらいい」と背中を押して送り出し、全国どこへでも毎週のように応援に駆けつけてくれる両親の存在。それが、私が安心して挑戦し続けられる一番の支えです。いつもありがとう!!!















