


IGアリーナ(愛知国際アリーナ)
名古屋に新ランドマークが開業
2025年に名古屋市北区にオープンした“愛知国際アリーナ(IGアリーナ)”。IGアリーナは、スポーツイベントやコンサート、展示会など、多目的用途に対応できる設計となっています。最大収容人数は15,000人で、地域の新たなランドマークとして注目を集めています。
アクセスと施設の特徴
IGアリーナは、名古屋市営地下鉄・名城公園駅から直結という便利な立地にあります。施設内には、最新の音響設備や大型ビジョンが完備されており、観客に臨場感あふれる体験を提供します。また、バリアフリー設計が施されており、すべての来場者が快適に過ごせるよう配慮されています。
スポーツイベントの開催
開業当初から、IGアリーナは多くのスポーツイベントの舞台となっています。
こけら落とし公演は2025年7月13日(日)、大相撲名古屋場所の初日を正式なお披露目としてグランドオープンしました。以降、大相撲名古屋場所はIGアリーナで行われることとなります。
2025年8月18日〜8月20日には、NBA(米プロバスケットボール)ロサンゼルス・レイカーズに所属する八村塁選手がIGアリーナに登場。日本から世界の舞台で活躍できる選手を輩出するため、中高生を対象としたバスケットボールキャンプ“BLACK SAMURAI 2025 THE CAMP”を開催しました。
さらに、2025年9月14日にはボクシングのスーパーバンタム級4団体統一チャンピオンである井上尚弥選手が防衛戦を開催。ムロジョン・アフマダリエフ選手と対戦して盛り上がりました。
Bリーグ・名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
スポーツの中でも特に、Bリーグの試合が行われることで話題となっており、地元チームの名古屋ダイヤモンドドルフィンズのホームアリーナとなりました。
開幕戦となった2025年10月4日のレバンガ北海道戦は、13,375人の観客が集まりました。レバンガ北海道では、今シーズンNBAの下部組織(Gリーグ)から加入した富永啓生選手も出場。地元・愛知ということもあり、母校・桜丘高校バスケットボール部など多くの縁ある人たちも応援に詰めかけました。
今後もBリーグはもちろん、国際的なバスケットボール大会の開催地となるなど、愛知県における存在感はますます大きくなると思われます。
コンサートや展示会の開催
IGアリーナはスポーツだけでなく、音楽コンサートや展示会の会場としても利用されています。国内外の有名アーティストが公演を行うほか、地域の文化イベントやビジネス展示会も頻繁に開催されています。これにより、地域経済の活性化にも寄与しています。
今後の展望
IGアリーナは、地域のコミュニティセンターとしての役割も果たしています。今後は、地元学校や団体との連携を強化し、地域に根ざしたイベントの開催を予定しています。また、環境に優しい施設運営を目指し、再生可能エネルギーの導入やゴミの削減にも取り組んでいます。
まとめ
名古屋に新たに誕生したIGアリーナは、スポーツやエンターテインメントの中心地として、今後ますます注目されるでしょう。アクセスの良さや最新の設備を活かし、さまざまなイベントで訪れる人々に感動を与え続けることが期待されています。
スポット基本情報
スポット情報
- 住所愛知県名古屋市北区名城1丁目2
- TEL
- アクセス東海道新幹線 名古屋駅 - 名古屋地下鉄桜通線(5分)- 久屋大通 - 名古屋地下鉄名城線(4分)-名城公園 - 徒歩3分
- その他

- 取材・文:
- Journal ONE( 編集部 )