シャチに会えるのは、国内では名古屋港水族館を含めて3か所だけです。1頭になったリンは、現在イルカたちと一緒に過ごしながら、飼育員との公開トレーニングに励んでいます。
トレーニングはショーとは違い、健康管理や生態を飼育員が解説しながら見せてくれるもので、信頼関係の伝わる時間になっています。実施は1日2回ほど、各回およそ15分が目安ですが、日によって回数や時間が変わり、リンの体調などで中止になることもあります。来館前には公式サイトのイベントカレンダーで当日のスケジュールを確認しておくと安心です。
シャチを近くで見るならスタジアム前方の席が向いている
公開トレーニングは、北館3階のスタジアムで観覧します。シャチプールでのトレーニングの様子を大型スクリーンを通して見るのが基本で、その日のコンディションによっては、目の前のメインプールにシャチが登場することもあります。どちらになるかは当日に決まるため、メインプールに出たときはラッキーと考えておくとよいでしょう。
迫力を間近で味わいたいなら、スタジアム前方の中央席がおすすめです。ただし、前のほうの席はシャチの動きによって水しぶきがかかることがあります。濡れたくない場合は後方の席を選ぶか、レインコートを用意しておくと快適に楽しめます。
また、北館2階の水中観覧席やシャチプール前からは、泳ぐリンの姿をガラス越しにゆっくり眺められるので、座って落ち着いて見たい方にも向いています。
イルカパフォーマンスやベルーガも見逃せない
シャチ以外にも、名古屋港水族館には見ごたえのある人気者がそろっています。なかでも北館3階のメインプールで行われるイルカパフォーマンスは必見で、約3,000席を備えた日本最大級のスタジアムで、ダイナミックなジャンプを楽しめます。スタンド席の真下にある水中観覧席からは、泳ぐイルカを間近で見上げる迫力も味わえます。
つぶらな瞳が愛らしいベルーガ(シロイルカ)も、北館「オーロラの海」で会える人気者です。さらに、国内では2か所でしか見られないコウテイペンギンや、ウミガメの回遊水槽、幻想的なクラゲの展示など、ゆっくり巡りたくなるスポットが館内に点在しています。ショーの時間を軸にしつつ、空いた時間でこうした展示を回ると、効率よく満喫できます。
チケットの種類・料金と購入方法

名古屋港水族館には、目的に合わせて選べるいくつかのチケットがあります。料金を事前に把握しておけば、当日の予算も立てやすく、お得な買い方も見つかります。
基本の入館料から、組み合わせ券や年間パスポート、購入方法までまとめて見ていきましょう。主な料金は下記の通りです。
| 区 分 | 水族館チケット | 4施設共通チケット | 年間パスポート |
|---|---|---|---|
| 大人・高校生 | 2,030円 | 2,440円 | 5,190円 |
| 小・中学生 | 1,010円 | 1,210円 | 2,540円 |
| 幼児(4歳以上) | 500円 | 500円 | 1,220円 |
※ゴールデンウィーク・夏休み期間の夜間営業日には、17:00以降に入館できるお得な夜間チケット(大人・高校生1,620円/小・中学生800円/幼児400円)もあります。
※年間パスポートには家族割引(大人・高校生4,680円ほか)が設定されています。
※2026年8月1日〜11月30日は、名古屋港ポートビル(展望室・海洋博物館)・南極観測船ふじ・ポートハウスが休館のため、4施設共通チケットの取り扱いが変わる場合があります。最新の料金・チケットは公式サイトでご確認ください。
通常入館料は大人2,030円・小中学生1,010円・幼児500円かかる
名古屋港水族館に入るだけなら、必要なのは「水族館チケット」です。区分ごとの料金は上記の表のとおりで、高校生は大人と同額、幼児は4歳以上から有料になります。当日であれば、手の甲に押すスタンプを使って何度でも再入館できるため、いったん外で食事をしてから戻ることも可能です。
お得に入りたい場合は、割引制度も覚えておくと便利です。名古屋市交通局の「一日乗車券」「ドニチエコきっぷ」などを提示すると、入館料が割引になります。また、愛知県内在住の65歳以上の方や、各種手帳をお持ちの方を対象とした減免制度もあります。料金は改定されることもあるので、来館前に公式サイトで最新の情報を確認しておくと確実です。
4施設共通チケットや年間パスポートを使うとお得になる
ガーデンふ頭をまるごと楽しみたいなら、水族館に加えてポートビル展望室・海洋博物館・南極観測船ふじに入れる「4施設共通チケット」がおすすめです。それぞれ個別に入るより割安に設定されているので、周辺施設もめぐる予定なら検討する価値があります。
ただし、2026年8月1日から11月30日までは、ポートビルや南極観測船ふじなどが休館となる予定です。この期間は共通チケットの取り扱いが変わる場合があるため、購入前に確認しておきましょう。












