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この記事の目次

栃木県足利市のあしかがフラワーパークは、樹齢160年を超える大藤と、冬のイルミネーション「光の花の庭」で知られる花の楽園です。ただ、入園料がその日の開花状況で変わることや、季節によって開園時間が大きく動くことまで知って出かける方は多くありません。

この記事では、大藤の見頃と咲き分けの流れ、イルミネーションの期間と料金、チケットの買い方、アクセスと駐車場、園内で守りたいルールまでを公式情報にもとづいて整理しました。はじめての方にも、久しぶりに訪れる方にも役立つ内容にしています。

あしかがフラワーパークとは?

あしかがフラワーパークとは?

あしかがフラワーパークは藤の名所として全国に知られていますが、実は現在の場所に園が生まれてから30年ほどしか経っていません。

農園としての出発点があり、都市開発をきっかけとした移設があり、その過程には前例のない挑戦もありました。まずは園の規模と成り立ちを、順番に見ていきましょう。

10万平方メートルに8つの花の季節を並べた花のテーマパーク

園内の敷地面積は100,000平方メートルにおよび、数百種類の花木が植えられています。特徴は、1年を「早春」「春の花祭り」「ふじのはな物語」「レインボーガーデン」「ブルー&ホワイトガーデン」「水辺に浮かぶ花の妖精たち」「パープルガーデン」「光の花の庭」という8つのテーマに分けている点です。

テーマが切り替わるたびに主役の花が入れ替わるため、同じ場所を訪れても季節ごとにまったく違う景色に出会えます。運営は自治体ではなく民間企業が担っており、園内の演出や設備には独自の工夫が随所に見られます。

施設名 あしかがフラワーパーク
所在地 〒329-4216 栃木県足利市迫間町607
電話番号 0284-91-4939
開 園 1968年(早川農園として開園)/1997年に現在地へ移設
敷地面積 100,000平方メートル
開園時間 通常期 10:00〜17:00(季節・イベントにより変動)
休園日 定休日なし(2月第3水曜・木曜、12月31日は休園)
入園料 花の咲き具合により当日の早朝に決定(公式サイトで当日料金を掲示)
駐車場 無料(通常期 普通車300台・大型バス40台/繁忙期 臨時駐車場を含め約6,000台)
アクセス JR両毛線「あしかがフラワーパーク」駅から徒歩3分
運 営 民間企業による運営

1968年に早川農園として開園した

園の歴史は、1968年に足利市堀込町、現在の朝倉町にあたる場所で「早川農園」として開かれたところから始まります。当時から園の主役は藤で、250畳の大藤として長く愛されてきました。

250畳という広さは、現在の大藤棚と比べると半分に満たない規模です。今のような広大なテーマパークではなく、藤棚を中心にした農園という位置づけだったわけです。

現在のあしかがフラワーパークが持つ藤への強いこだわりは、この時代からすでに受け継がれています。開園から数えると、園としての歩みはすでに半世紀を大きく超えました。

1997年に迫間町へ移設された

転機となったのは都市開発でした。園のあった場所の開発が決まったことで、1997年に足利市迫間町へ園ごと移し、「あしかがフラワーパーク」として新たにオープンしています。移設先はもともと湿地帯だったため、そのままでは植物が育ちにくい土地でした。

そこで園内には250トンを超える量の炭が敷き詰められ、土壌の浄化と活性化が図られています。その後も拡張整備が進み、敷地は現在の100,000平方メートルまで広がりました。足元の土づくりから始まった園づくりが、今の景観を支えています。

大藤の移植は日本初の成功例となった

移設で最大の難関となったのが、園のシンボルである大藤の引っ越しです。作業を手がけたのは、日本で初めて女性の樹木医となった塚本こなみ氏でした。当時の大藤はすでに樹齢130年に達しており、これほどの巨木を移植した前例はありません。

常識を超えた移植プロジェクトとして全国から注目が集まり、結果として日本で初めての成功例となりました。移植から30年近くが経った今も、同じ大藤が変わらず花を咲かせています。

園を訪れたときは、この木が一度は根こそぎ運ばれてきたことを思い出すと、景色の見え方が少し変わるはずです。

樹齢160年の大藤の特徴

あしかがフラワーパーク 樹齢160年の大藤の特徴

大藤という言葉から、少し大きな藤棚を思い浮かべる方は多いはずです。

ただ、あしかがフラワーパークの大藤は、棚の規模も品種の希少さも、受けている指定の重みも、一般的な藤棚とは前提から異なります。園のシンボルがどこまで特別な存在なのか、順を追って見ていきましょう。

大藤棚は移植時の10倍以上にあたる1,000平方メートルまで広がった

現在の場所へ運ばれてきた当時、大藤の藤棚は72平方メートルの広さしかありませんでした。それが年月をかけて枝を伸ばし続け、今では1,000平方メートルにまで拡大しています。

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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
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