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太陽の塔とニフレルを象徴する写真コラージュ。万博記念公園とニフレルの魅力を紹介する連載のキービジュアル
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太陽の塔から55年。未来を見上げた万博の時代から、いのちを感じるニフレルへ。光と影の回廊(パッサージュ)

1970年の大阪万博から55年。 未来への憧れを象徴した「太陽の塔」は、今も万博記念公園の空を見上げ続けています。その足元に生まれた「生きているミュージアム」ニフレルは、巨大な未来像ではなく、生きもの一つひとつの個性や命の輝きに目を向ける場所です。

本連載では、千里ニュータウンから万博記念公園、EXPOCITY、そしてニフレルへと続く道のりを歩きながら、「感性にふれる」とは何かを探りました。 都市の記憶、建築の思想、生きものたちの個性、そして人と人との対話。光と影が重なり合う吹田の地で出会った、もうひとつの万博の物語です。

この連載について

本連載は、ニフレル館長・村上館長と広報担当・西前さんへの取材を軸に、「感性にふれる」とは何かを見つめ直した全5本のシリーズです。 かつて未来都市の建設に夢を託した千里の街。その記憶をたどりながら、現代の私たちが生きものや自然とどのように向き合うのかを記録しました。

未来を夢見た時代から、命を見つめる時代へ。 太陽の塔とニフレルを結ぶ一本の回廊を、どうぞご覧ください。

未来から感性へ ─ 本連載の流れ

太陽の塔が象徴した「未来」を起点に、ニフレルが見つめる「感性」へ。 本連載は吹田の街と生きものたちを巡りながら、55年の時間の流れをたどる物語です。

  • 第1回【都市の記憶編】 緑の回廊と、黄昏に灯る巨塔
  • 第2回【建築と歴史編】 白い曲面の鼓動と、束の間の情熱
  • 第3回【感性の小宇宙編(前編)】 光と影、八つの扉
  • 第3回【感性の小宇宙編(後編)】 光と影、八つの扉
  • 番外編 カフェの窓に映った、もうひとつの太陽の塔

連載一覧

第1回【都市の記憶編】

緑の回廊と、黄昏に灯る巨塔

千里ニュータウンの緑、竹見台マーケット、せんちゅうパル、そして夕暮れの太陽の塔。 未来都市を夢見た時代の痕跡を歩きながら、この土地に積み重なった時間の層をたどります。

▶ 第1回を読む

夕陽に照らされた太陽の塔。万博記念公園の深い緑の向こうに白い塔が浮かび上がる。

西日を受けた太陽の塔。1970年に描かれた未来の象徴は、半世紀を経た今も千里の森を見守っている。—Journal-ONE撮影

 

第2回【建築と歴史編】

白い曲面の鼓動と、束の間の情熱

「今までにない新しい施設をつくる」。 そのシンプルな一言から始まったニフレル。白い曲面の建築と、生きているミュージアム誕生の背景に迫ります。

▶ 第2回を読む

真昼の光を受けるニフレル外観。白い曲面の建築とダイヤ型の窓が特徴的。

真夏の強い陽射しを受けるニフレル。夜とは異なる、白い建築本来の表情が姿を現した。—Journal-ONE撮影

 

第3回【感性の小宇宙編(前編)】

光と影、八つの扉(前編)

「いろにふれる」「どくにふれる」「およぎにふれる」。 個性豊かな生きものたちと、それを表現するキュレーターたちの感性に出会う旅です。

▶ 前編を読む

ニフレルWONDER MOMENTS。巨大な球体と光の円環の中で来館者が体験を楽しんでいる。

頭上の球体と床面の光は連動している。来館者の動きによって空間そのものが変化していく。—Journal-ONE撮影

 

第3回【感性の小宇宙編(後編)】

光と影、八つの扉(後編)

「かくれる」「みずべ」「うごき」「つながり」。 生きものと人とが同じ空間を共有するニフレルで、“共に生きる”という感覚を体験します。

▶ 後編を読む

ニフレル「うごきにふれる」ゾーン。ワオキツネザルや鳥たちが暮らす空間で、人と生きものが同じ場所を共有している。

村上館長が「シェアハウス」と表現した「うごきにふれる」ゾーン。人と生きものが同じ空気を分け合う、ニフレルを象徴する空間だ。—Journal-ONE撮影

 

番外編ーー>編集部おすすめ、連載読者にもっとも読まれている記事

カフェの窓に映った、もうひとつの太陽の塔

取材を終えたはずの午後。 カフェ「EAT EAT EAT」で囲んだひとつのテーブルから見えてきた、誌面には収まりきらなかったニフレルの素顔。

村上館長と西前さん、それぞれの言葉から見えてきた「感性にふれる」の本質に迫ります。

▶ 番外編を読む

EAT EAT EATで向かい合い会話を交わす取材協力者。館内の緑豊かな空間が背景に広がる。

取材は終わったはずだった。しかし、EAT EAT EATでの昼食時間が、思いがけずもうひとつの対話の場になった。 —Journal-ONE撮影

 

感性にふれるということ

ニフレルで繰り返し聞いた言葉があります。 「感性にふれる」。

それは知識をたくさん覚えることでも、正解を教えてもらうことでもありません。 生きものの動きに驚くこと。予想外の発見に思わず声を上げること。誰かの視点を借りて、世界を少し違った角度から見てみること。

この連載で出会ったキュレーターや生きものたちは、そんな小さな「感性の震え」を私たちに与えてくれました。

そして、その気づきはきっとニフレルの中だけに留まりません。 吹田の街を歩くときも、太陽の塔を見上げるときも、あるいは日常の何気ない風景を見つめるときも。

あなた自身の感性が動く瞬間のヒントになれば幸いです。

 

■記者プロフィール
編集部-小谷
ナイトランが好きなインドア派。旅と朝カフェ、鮮魚コーナーを愛するJournal-ONE編集部員。メーカーでのアートディレクター・商品企画を経て、気づけばメディア運用側へ。
取材・文:
編集部- 小谷( 日本 )
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