3連休にあたるため、道内各地からの日帰り客も集まります。始まりは2010年で、旭川市の開村120年記念事業のメイン事業として企画されました。初回は市内中心部の全長1.6キロメートルに約200の販売ブースが並び、3日間で約80万人を集めています。
北海道でも最大級の食のイベントとして定着し、旭川しょうゆ焼きそばやあったか旭川まんといった新しいご当地グルメも、この場から生まれました。
会場は駅前広場から買物公園まで続く
会場となるのはJR旭川駅の駅前広場と、そこから北へ延びる平和通買物公園です。買物公園はもともと全国で初めての恒久的な歩行者天国として整備された通りで、車道を気にせず端から端まで歩けます。
会期中はこの通り沿いにブースが並び、通り全体が巨大な市場に姿を変えます。出店するのは旭川市内の店だけではありません。北北海道各地から農産物や海産物、その加工品が集まり、地域ごとのご当地グルメも顔をそろえます。
市内の飲食店を回るだけでは出会えない道北の味を、一度にまとめて試せるのがこのイベントならではの利点です。出店者の顔ぶれは年によって変わりますので、公式サイトで最新の情報をご確認ください。
混雑を避けるなら初日の午前に動く
3日間のうち、人出が集中しやすいのは連休の中日から最終日にかけてです。人気の出店には行列ができ、通りの人の流れも遅くなります。ゆっくり見て回りたい方には、初日の開場直後を狙う組み立てをおすすめします。
会場は歩行者天国のため、車で乗り付けることはできません。中心部の有料駐車場に停めるか、公共交通機関で駅まで来る方法が現実的です。
また、設営は開催の10日ほど前から始まるため、その期間の買物公園は通常とは異なる状態になります。会期前後に訪れる予定がある方は、その点も頭に入れておくとよいでしょう。
持ち帰れる旭川の味

旅先で味わった一皿を、家に帰ってからもう一度楽しめると満足度が変わります。旭川には持ち帰りやすい形に加工された名物が多く、菓子だけでなく肉料理や麺も土産の対象になります。
買う場所によって品ぞろえが変わるので、そこも押さえておきましょう。
塩ホルモンはパック商品で持ち帰れる
さんろく街の専門店で味わった塩ホルモンは、家庭でも再現しやすい土産です。市内のスーパーではパウチ状に加工された商品が並び、通信販売に対応しているメーカーもあります。
老舗の炭やをはじめとする店の名を冠した商品もあり、店で食べた味に近いものを選べるのが利点です。調理も難しくありません。炭火がなくてもフライパンやホットプレートで作れますので、器具をそろえる必要はありません。
ただし、生鮮品にあたるため、保冷剤や保冷バッグの用意は必要です。夏場や長時間の移動を挟む場合は、購入のタイミングを旅程の最後に寄せると安心できます。
生ラーメンは名店の味を家庭で再現できる
旭川ラーメンは、名店が監修した生麺とスープのセットとして各所で販売されています。空港の売店でも複数の店の商品が扱われており、実際に食べた店の味を選んで持ち帰れます。生麺は日持ちが短い一方で、乾麺よりも店の食感に近づけやすいのが特徴です。
日持ちを優先するなら乾麺タイプという選択肢もあります。渡す相手や帰宅までの時間を考えて選び分けるとよいでしょう。
なお、スープに使われる焦がしラードは温度が下がると固まりますが、これは品質の問題ではありません。袋の表示に従って湯せんなどで温めれば、店で出てくる状態に近づきます。
駅と空港で買える品がそれぞれ異なる
旭川駅の周辺では、買物公園沿いの直営店や駅直結の商業施設で菓子や加工品を購入できます。菓子店の限定商品を狙う場合は郊外の旗艦店まで足を延ばす必要がありますが、定番商品なら市街地で十分そろいます。
荷物を増やしたくない方は、滞在中に見当をつけて最終日に買う流れが動きやすいでしょう。旭川空港には売店が8店舗あり、営業は7時55分から20時までが基本です。銘菓のき花や蔵生、旭豆といった定番に加え、名店の生ラーメンも並びます。
ただし、就航便に合わせて時間が変わる場合がありますので、早朝や夜の便を利用する方は事前に確認しておくと確実です。3階のレストラン街や2階の軽飲食コーナーもあり、搭乗前の食事にも対応しています。
旭川グルメを効率よく巡るコツ

旭川の名物は数が多い一方で、営業時間帯が料理ごとにはっきり分かれています。行き当たりばったりで動くと、目当ての店が閉まっていたということが起こりがちです。
ここでは限られた滞在で満足度を上げるための、実際に役立つ組み立て方をまとめます。
昼はラーメン夜はホルモンで動くと重ならない
旭川の飲食店は、昼に強い業態と夜に強い業態がきれいに分かれています。ラーメン店の多くは昼を中心に営業し、スープがなくなり次第閉める店も少なくありません。一方、塩ホルモンや新子焼きを出す店は夜のみの営業が中心で、昼に訪ねても扉が閉まっています。












