旭川ラーメンの魅力を一度に味わえる「あさひかわラーメン村」。今回は旭川ビースターズの選手たちが名店を巡り、本場の味と街の魅力を紹介する。
そもそも、「旭川ラーメン」は北海道を代表するグルメのひとつである。そして、その魅力を一度に味わえる場所が、旭川市永山にある「あさひかわラーメン村」だ。1996年に誕生したこの施設には、旭川を代表する名店が集結し、それぞれ独自の味を競い合っている。
この旭川ラーメンに加えて、旭川の街を盛り上げているのが北海道ベースボールリーグ(HBL)に所属する旭川ビースターズ。NPBを目指す若手選手たちが集うだけではなく、地域イベントや青少年育成活動にも積極的に取り組む“地域密着型球団”として注目を集めている。
今回は、そんな旭川ビースターズの選手たちが旭川ラーメン村を訪問。実際に各店舗のラーメンを味わいながら、旭川観光でぜひ立ち寄ってほしい名店を紹介する。

天金さんの正油ラーメン-Journal-ONE撮影
あさひかわラーメン村とは
あさひかわラーメン村は、旭川ラーメンの名店が集まる“ラーメンのテーマパーク”だ。施設内には天金、梅光軒、いってつ庵をはじめとした人気店が軒を連ね、観光客はもちろん地元ファンも足繁く通う。店舗ごとの味の違いを楽しめるのが最大の魅力で、「食べ比べ」ができる全国でも珍しいスポットである。
旭川ラーメンの特徴は、豚骨や鶏ガラをベースに魚介の旨味を加えたスープと、中細縮れ麺の組み合わせ。寒冷地ならではの工夫としてラードで表面を覆い、最後まで熱々で食べられるのも魅力だ。

あさひかわラーメン村の外観-Journal-ONE撮影
カスンバ・デニス選手 × らーめんや天金
昔ながらの旭川ラーメンを味わう
最初に訪れたのは「らーめんや 天金」。
天金は、野菜や魚介を使わず、豚骨と鶏ガラをじっくり煮込んだシンプルなスープが特徴。そして、老舗として昔ながらの旭川ラーメンを守り続けるスタイルが、多くの地元ファンに愛されている。中太縮れ麺との相性も抜群で、どこか懐かしさを感じさせる一杯だ。
その天金を紹介するのは、旭川ビースターズの強肩捕手であるウガンダ出身のカスンバ・デニス選手だ。選んだのは、もちろん「正油ラーメン」。運ばれてきた一杯からは、醤油の香ばしい香りが立ち上る。
カスンバ選手は、MLBドラフトリーグでプレーした経験を持ち、現在は旭川ビースターズで捕手としてプレーしながらNPB入りを目指している。加えて、野球を通じて地域や子どもたちとの交流にも積極的に参加している人気選手だ。
また、カスンバ選手がタイヤやレンガなど身近な物を使って必死に練習に励む姿が話題となった。SNSに投稿されたその動画を観たMLB・ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、カスンバ選手のSNSをフォローしたのだ。

天金さんのラーメンを美味しそうに食べるカスンバ選手-Journal-ONE撮影
旭川出身のお笑い芸人も舌鼓
今回、カスンバ選手と共に旭川ラーメンを紹介するのが、お笑い芸人の鈴木メトロさん。
そもそも、鈴木メトロさんは地元・旭川実業高校の出身で、高校時代には甲子園を目指して汗を流していた。そして、時を経て旭川ビースターズの平亮代表と同年代の高校球児であったことが判明。その結果、鈴木メトロさんは旭川ビースターズを応援することとなった。
地元・旭川の味、天金の湯気立つラーメンを前に、鈴木メトロさんはこう笑った。
「高校時代もよく食べていました。やっぱり旭川ラーメンといえば天金さんですね」。
一方のカスンバ選手も、「とてもおいしい!」と笑顔。
長時間煮込まれた豚骨と鶏ガラの旨味が凝縮されたスープは、野球の練習後でも飲み干したくなる優しい味わいだ。
旭川ラーメンの原点を知りたいなら、まずは天金から始めてほしい。

天金さんの店先で鈴木メトロさんとカスンバ選手-Journal-ONE撮影
金井悠政選手 × 梅光軒
“進化する旭川ラーメン”の代表格
続いては、旭川ビースターズの4番打者としてNPB入りを目指す金井悠政選手が紹介するのは、旭川ラーメンを全国区へ押し上げた名店「梅光軒」だ。
星槎道都大学を経て旭川ビースターズでプレーする金井選手は、長打力を武器に活躍する右の大砲であり、地域とのつながりも大切にしている選手だ。













