関西大学ラグビーが花園で開幕。まずは、優勝候補の天理大学と京都産業大学が盤石の白星スタートを切った。
今年の関西大学春季トーナメントでは京都産業大学が28-24で天理大学を破って優勝。加えて、3位決定戦は近畿大学と関西大学が対戦し、31-31で引き分けている。昨年は関西学院大学が3位に入って大学選手権に出場。しかし、今年も3位争いは熾烈な戦いになりそうだ。
王者・天理大学が8トライで圧勝 ルーキーが鮮烈デビュー
天理大学は関西リーグ3連覇、そして日本一を狙って昨年8位の摂南大学と対戦した。セットプレーと高速アタックが信条の天理大学は「一手一つ」の精神のもと、『CONNECT』をスローガンに掲げた。キャプテンはHO(フッカー)/FL(フランカー)太安善明(4年)が務める。
一方、関西リーグ優勝を目標に掲げる摂南大学は「貫遂」を掲げた。キャプテンはHO三羽了(4年)が務めるが、この試合は控えだったため、副将のCTB(センター)川上凌空(4年)がゲームキャプテンを務めた。

LOオモロー(天理大学)‐斉藤健仁撮影
開始15秒で先制、オモロウが衝撃の2トライ
まずは、天理大学の開始15秒。ケニア代表5キャップを持つ注目のルーキー、LO(ロック)アンディー・オモロウ(1年、チャバカリ高校)が相手のボールを奪って先制トライ。つづいて、5分にも再びオモロウがトライを挙げる衝撃デビューを飾った。
その後、天理大学はSH(スクラムハーフ)山下蓮(3年)、SO(スタンドオフ)安川和志(2年)のハーフ団を中心に、ボールを継続するアタックを見せて相手を圧倒。加えて、FLアリスター・サウララ(3年)も2トライを挙げるなど、8トライを重ねて48-0で快勝した。
なお、POM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)は天理大学SO安川が選ばれた。

POMに選ばれたSO安川(天理大学)-斉藤健仁撮影
主力不在でも勝点5を獲得
天理大学はFL川越功喜(4年)、FB(フルバック)サイア・フィリモネ(4年)、WTB(ウィング)ルカス・フコフカ(2年)ら主力を欠いた。しかし、3トライ差のボーナスポイント付きの勝点5を挙げて好スタートを切った。
一方で、摂南大学はLOヴィリ・モアエテアウ(3年)、NO8(ナンバーエイト)大島優輝(4年)らが局面で対抗していた。しかし、フィジーからの留学生WTBテビタ・ラトゥ(1年、スヴァグラマースクール)がスペースで走るシーンを作ることができなかった。

摂南大学、互角に戦っていた場面もあった‐斉藤健仁撮影
京都産業大学がモールで圧倒 立命館大学に快勝
春の王者であり、昨季まで5年連続大学選手権ベスト4の京都産業大学。対するは、昨年7位と低迷した立命館大学だ。
今年もスクラム、モールをチームの柱とする京都産業大学。そして、関西制覇&日本一を目標とするはスローガン「GRIT」を掲げる。主将はFL石橋チューカ、副将はSH髙木城治、SH村田大和(いずれも4年)が務めている。
昨年の春、春季トーナメントを初めて制した立命館大学。しかし、秋は失速して7位。今年は、キャプテンにはFL吉川大智(4年)が就いた。そして、「やったる~勝つべくして勝つ」をスローガンに掲げる。上位に入って大学選手権出場を目標にしている。
前半4トライで主導権を掌握
試合は立命館大学がラインアウトに苦しんだ。その結果、序盤から京都産業大学のペースで試合が進んだ。しかし、立命館大学は身体を張ったタックル、スティール(ジャッカル)で気を吐く。そして、20分までスコアボードは動かなかった。
そかし、京都産業大学は25分、右展開から力強いランを見せたFB金侑雅(3年)が先制トライ。つづけて、得意のモールから1年生のHO角方温太(東海大大阪仰星)も2トライを挙げた。そして、4トライを奪い26-0で前半を折り返した。

≫「X」アカウント
https://twitter.com/saitoh_k
東大阪花園ラグビー場
-
住所〒578-0923 東大阪市松原南1-1-1
-
TEL072-961-3668
-
アクセス東海道新幹線・新大阪駅 - 御堂筋線 約15分 - なんば駅 - 徒歩 約3分 - 大阪難波駅 - 近鉄奈良線 約23分 - 東花園駅 - 徒歩 約8分
-
その他【その他】有料駐車場有り
- 取材・文:
- 斉藤 健仁( 日本 )












