旭川での食べ歩き計画の組み立て方

旭川の飲食店は市内に点在しているようでいて、実際にはいくつかのエリアにまとまっています。どこに何が集まっているかを先に把握しておくと、限られた滞在時間でも無駄なく回れます。
徒歩圏で完結させたい方も、車で郊外まで足を延ばしたい方も、ここで全体像をつかんでおきましょう。
旭川駅周辺は2026年のテナント入替で顔ぶれが変わった
JR旭川駅に直結するイオンモール旭川駅前は、2015年3月に開業した駅ビル型の商業施設です。ところが2026年1月に19店舗が退店する大規模な入れ替えがあり、これは全体の15パーセント近くにあたる規模でした。
フードコートのうどん店や丼専門店、シュークリーム店なども対象に含まれています。施設は同年3月20日にリニューアルオープンし、7月には書店が新たに入りました。駅直結という利便性は変わりませんが、飲食の顔ぶれは以前の情報と食い違う可能性があります。
過去の情報を見て店を決めていると空振りになりかねませんので、現地で確認するか、公式サイトで最新の店舗一覧をご覧ください。
5・7小路ふらりーとには18店が軒を連ねている
5条通7丁目にある5・7小路ふらりーとは、正式には中央市場という名前を持つ小路です。大正9年に魚菜市場として発足し、その後は焼き鳥店が増えて焼き鳥横丁の愛称で親しまれてきました。
現在は全長約100メートル、幅3メートルほどの通路の両側に、焼き鳥やラーメン、居酒屋、炉端焼きに加えて酒店や青果店まで、18店ほどが並んでいます。昭和初期の風景がそのまま残るような一角で、頭上には吊り提灯が揺れています。
冬になると各店の前にアイスキャンドルが灯り、夏には小路全体を会場にした祭りも開かれます。市内中心部のホテルから近く、名前の通りふらりと立ち寄れる雰囲気があるため、旅行者にとって入りやすい場所です。
さんろく街は夜に本領を発揮する
旭川駅から北へ歩いた3条通から6条通にかけての一帯は、さんろく街と呼ばれる歓楽街です。塩ホルモンの専門店や焼肉店が路地の奥まで密集しており、北海道でも有数の規模を持つ飲み屋街として知られています。
昼は静かな通りですが、日が暮れる頃から一気に人が増えていきます。このエリアの店は夜のみの営業が中心で、昼に訪ねても閉まっているケースがほとんどです。
塩ホルモンやトントロを目当てにするなら、夕食の時間帯をここに充てる前提で予定を組んでください。人気店は席が埋まりやすいので、確実に入りたい場合は事前に予約を入れておくと安心です。
永山や郊外は車移動が前提になる
市街地から東へ離れた永山エリアには、複数のラーメン店が一か所に集まるあさひかわラーメン村があります。JR南永山駅から歩いて10分ほどの距離ですが、列車の本数が限られるため、実際にはレンタカーやバスを使う人が大半です。
旭川空港から旭山動物園へ向かう動線上に組み込むと、移動の無駄が少なくなります。郊外にはこのほかにも、菓子店の旗艦店やカレーの人気店など、市街地から車で10分から20分ほどの場所に点在する目的地があります。
冬季は路面状況によって所要時間が延びますので、時間には余裕を持たせてください。駐車場の有無は店ごとに異なるため、事前の確認をおすすめします。
エリアごとの特徴を整理すると、下記の通りです。
| エリア | 旭川駅からの目安 | にぎわう時間帯 | 主に集まる店の種類と 向いている目的 |
|---|---|---|---|
| 旭川駅周辺 | 直結〜徒歩5分 | 昼と夕方 | 駅ビルの飲食店とフードコート、ホテル内レストラン。到着直後や出発前の食事、悪天候の日に向きます。 |
| 平和通買物公園 | 徒歩1〜10分 | 昼 | 老舗の洋食店や喫茶店、移転したラーメンの名店。歩行者天国のため、散策しながらの食べ歩きに向きます。 |
| 5・7小路 ふらりーと |
徒歩10分ほど | 夜 | 焼き鳥、ラーメン、居酒屋、炉端焼きなど18店ほど。新子焼きを味わいたい夜や、レトロな雰囲気を求める方に向きます。 |
| さんろく街 | 徒歩10〜15分 | 夜のみ | 塩ホルモンの専門店、焼肉店、居酒屋。腰を据えて飲みたい夜に向きますが、昼は休業の店が大半です。 |
| 永山・郊外 | 車で10〜20分 | 昼 | ラーメン店の集積施設、菓子店の旗艦店、カレーの人気店。旭山動物園や空港との移動をまとめたい方に向きます。 |
営業時間や定休日は店舗によって大きく異なりますので、訪問前に各店の公式情報をご確認ください。
食べマルシェで旭川の味をまとめて楽しむ

旭川の名物を一度に味わえる機会が、年に一度だけあります。市の中心部が丸ごと市場になる食のイベントで、市外から訪れる人も多い秋の恒例行事です。
旅程が9月にかかる方は、日程を合わせる価値があります。
2026年は9月19日から3日間開催される
北の恵み あさひかわ食べマルシェは、毎年9月の敬老の日を含む期間に開かれています。2026年の会期は9月19日の土曜日から21日の月曜日、祝日までの3日間です。時間は10時から18時までで、最終日のみ17時に終了します。












