紅葉シーズンと氷瀑まつり期間は予約が集中します。特に9月中旬から10月上旬の週末は数カ月前に埋まることもあるため、日程が決まったら早めに押さえておきましょう。冬季は屋根付き駐車場の有無で朝の負担が変わるので、予約時に確認しておくと安心です。
2026年4月から北海道宿泊税が加算されている
2026年4月1日、北海道が宿泊税を導入しました。これにより、道内の宿に泊まると宿泊料金とは別に税額が上乗せされます。1人1泊あたりの税額は、宿泊料金が2万円未満なら100円、2万円以上5万円未満なら200円、5万円以上なら500円という区分です。
自治体によっては道税に加えて市町村独自の宿泊税を課すところもありますが、上川町は独自税を設けていません。そのため層雲峡温泉で加算されるのは道税のみとなり、負担は比較的軽く収まります。
金額そのものは小さいものの、家族4人で2泊すれば800円ほどの差が生じます。宿泊予約サイトの表示が税込かどうかは事業者によって扱いが分かれるため、精算時の内訳を確認しておきましょう。制度は開始からまだ日が浅く、旅行サイトの解説にも古い記述が残っています。詳細は北海道の公式サイトで最新をご確認ください。
層雲峡・上川のグルメ

層雲峡の食は、温泉街の中で完結する部分と、上川町の市街まで足を延ばして広がる部分に分かれます。宿泊なら夕食は宿で取ることが多いため、悩ましいのは日中の食事です。何が食べられるのか、そしていつ開いているのかを押さえておきましょう。
温泉街にはラーメン店が並んでいる
層雲峡温泉街には、ラーメンを出す店が数軒集まっています。旭川ラーメンとは麺の加水率やスープの方向性が少しずつ異なり、あっさりした醤油や味噌を出す店が中心です。
なかでも黒岳の湯の近くにある登山軒は、登山や温泉のあとに立ち寄る人が多い一軒として知られてきました。食事をすると黒岳の湯の割引券がもらえることもあり、湯上がりの一杯とセットで組み立てる人もいます。
黒岳ロープウェイの5合目駅にも食堂があり、地元産の舞茸をたっぷり使ったラーメンが名物です。標高1,300mの景色を眺めながら食べる一杯は、下界の店とはまた違う満足感があるでしょう。
上川町のブランド豚や地場野菜を出す店がある
層雲峡を含む上川町には、渓谷味豚というブランド豚があります。大雪山の伏流水で育った野菜や、清流で育つヤマメやニジマス、大雪高原牛とあわせて、地元食材を打ち出す店が温泉街にも点在しています。
温泉街のビアグリルキャニオンは、そうした地場食材を洋食やイタリアンに仕立てる一軒です。エゾシカを使った料理が並ぶこともあり、北海道らしさを求めるならのぞいてみる価値があります。
層雲峡から旭川方面へ30分ほど戻った上川町の市街地には、上川ラーメンと呼ばれる地元のラーメン文化や、上川大雪酒造の酒蔵、チーズ工房などが集まっています。層雲峡観光協会が飲食店マップを公開しているので、移動のついでに寄る店を探す際に役立つでしょう。
ロープウェイの駅や滝の休憩舎でも軽食を取れる
しっかり食事を取る時間がないときは、観光施設に併設された飲食スペースが選択肢になります。黒岳ロープウェイの山麓駅には、大きな窓から峡谷を見渡せる休憩所とカフェがあり、コーヒーを飲みながらゴンドラの待ち時間を過ごせます。
銀河・流星の滝の駐車場にある休憩舎「滝ミンタラ」にも、売店と軽食のコーナーが設けられています。ソフトクリームや土産物もそろうので、ドライブの休憩に組み込みやすい場所です。
ただし、これらは営業期間や時間が季節によって変わります。特に冬季や悪天候時は営業していないこともあるため、当てにしすぎない計画を立てておくと安心です。
温泉街の店は営業時間が短く昼を逃すと選択肢が減る
層雲峡でもっとも注意したいのが、飲食店の営業時間です。温泉街の店は昼の営業を14時前後で切り上げるところが多く、夜も早めに閉まります。近年は休業している店舗もあり、選べる範囲は年々狭まっているのが実情です。
滝や黒岳を回ってから食事を、と考えていると、店が閉まっていて何も食べられないという事態になりかねません。午前中に観光を始めるなら12時台には一度食事を済ませ、午後の行動に移るほうが確実でしょう。
コンビニについても同様です。温泉街を離れると次に店が現れるまで距離があるため、飲み物や行動食は市街地のうちに買っておくことをおすすめします。営業日や営業時間は変更されることがあるので、目当ての店がある場合は事前に電話でご確認ください。
層雲峡で行われるイベント

層雲峡では、夏と冬にそれぞれ大きな祭りが開かれます。どちらも峡谷という地形を生かした演出が持ち味で、断崖に音や光が反響する体験はここでしか味わえません。開催時期を知っておくと、旅程の組み立て方も変わってきます。













