今年も混戦!残り一枠はどこになる?
女子ソフトボール・JDリーグ2026シーズンは、いよいよクライマックス。すでにレギュラーシーズン29試合を終了したチームも多い中、西地区は今年も混戦となっている。
ここまで、天候不良により延期された試合が多く、勝負の行方は予備節に持ち越し。最大3試合を残したチームがプレーオフ進出の「残り一枠」をかけて激突する。
今回は逆転や逃げ切りをかけて、予備節に臨む3チームの現在の立ち位置を整理していこうと思う。
日本精工ブレイブベアリーズ

チーム初のプレーオフ進出へあと一歩のところ-JDリーグ撮影
まずは現在4位につけ、チーム初のプレーオフ進出に向けて最も有利な位置にいる日本精工ブレイブベアリーズ。現時点での成績は残り2試合を残して13勝14敗となっており、予備節で2連勝すれば自力でプレーオフ進出を決めることができる。
さらに、1勝1敗に終わった場合でも、SHIONOGIと並ぶ可能性が高い中で、今季の直接対決成績が2勝1敗と勝ち越している。そのため、日本精工が優位な状況に立っているのだ。
ただし、万が一2連敗してしまうと順位が入れ替わってしまうリスクもあるため、最後まで油断は一切できない。
外国人投手2人がチームを支える
そんなチームを支えているのが、強力な外国人投手2人。まず、ジョージナ・コリック投手は防御率1.56で西地区3位の好成績をマーク。チームの13勝のうち9勝を挙げるなど、プレーオフ進出に欠かせない大黒柱となっている。

ジョージナ・コリック投手が勝利に大きく貢献している-JDリーグ撮影
さらに、奪三振数でも97個で西地区4位につけ、打者を圧倒する投球で守備のリズムを作り上げていた。しかし、そのコリック投手をさらに上回る奪三振数をマークしているのが、マディソン・ペンタ投手。

強みの速球で三振を奪うマディソン・ペンタ投手ーJDリーグ撮影
ペンタ投手はここまで106奪三振を記録し、西地区2位にランクインしている。この頼もしい左右の外国人投手コンビによって堅実な守備を築いてきた日本精工。残り2試合でもその圧倒的な投球に大きな注目が集まっている。
SHIONOGIレインボーストークス
続いて、日本精工を猛追する5位のSHIONOGIレインボーストークス。現在の成績は13勝15敗で、残された試合はわずか1試合。次の試合に勝利して14勝に到達したとしても、日本精工が2勝を挙げた場合は1勝差で届かないため、自力での4位浮上の可能性はすでに消滅してしまう。

シオノギも2024年以来のプレーオフ進出を目指す-JDリーグ撮影
そのため、SHIONOGIがプレーオフ出場権を掴むための唯一の条件は、「SHIONOGI自身が勝利した上で、日本精工が2敗すること」のみ。
仮にSHIONOGIが勝利して日本精工が1敗した場合、14勝で並んだ際の直接対決成績がSHIONOGIの2敗となっている。なので、順位を逆転することはできないのだ。他力本願とはなるが、奇跡の逆転進出を信じて最終戦に臨む。
機動力と決定力の組み合わせ

出塁すればチャンスを自ら広げる小林選手ーJDリーグ撮影
そんな土壇場での逆転を狙うSHIONOGIのキーマンとなるのが、小林 美沙紀選手と中村 みなみ選手だ。まず、小林選手は持ち前の俊足を武器に今季も盗塁を重ね、11盗塁で単独1位となっている。この機動力を活かした攻撃でチームの真骨頂を発揮しているのだ。

安定した中村選手の打撃が今年のSHIONOGIを引き上げる-JDリーグ撮影
さらに、攻撃の決定力として名乗りを上げているのが中村選手。現在本塁打6本で西地区2位タイ。安定感のあるバッティングでチームの攻守をバランスよく支えている。この機動力と長打力を噛み合わせた総力で、最後の望みを繋いでいく。
伊予銀行ヴェールズ
最後に紹介するのが、現在6位の伊予銀行ヴェールズ。残り3試合を残して11勝15敗となっている伊予銀行。残り試合をすべて勝利すれば14勝となり、日本精工やSHIONOGIに並ぶ可能性がまだ残されているのだ。

















